阿蘇カルデラ

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阿蘇中岳火口

阿蘇カルデラ(あそカルデラ)は、熊本県にあるカルデラ地形。日本で最も有名なカルデラである。

目次

[編集] 概要

南北25km、東西18kmで、中心部に中央火口丘阿蘇山があり、カルデラ底を北部の阿蘇谷、南部の南郷谷に分断している。カルデラ内の阿蘇谷と南郷谷には湖底堆積物があり、阿蘇谷では比較的新しい湖底堆積物があることから、最近までカルデラ湖があったことがわかっている。

[編集] 形成史

阿蘇カルデラは、27万年前から9万年前に起きたAso-1・Aso-2・Aso-3・Aso-4の4つの火砕流に噴出によって形成された。特に大規模だったのはAso-4で、約600km3の火砕物を放出した。Aso-4の火砕流はを隔てた秋吉台山口県)まで流走した。その距離は160kmにもなる。Aso-4の噴火で、現在見られる広大な火砕流台地を形成した。その後の侵食でカルデラ縁は大きく広がり、現在の大きさにまで広がったと考えられている。

[編集] 阿蘇カルデラの大きさ

阿蘇カルデラはよく「世界一の大きさを誇るカルデラ」と言われるが、実際は世界一がインドネシアトバカルデラで、国内でも一位が屈斜路カルデラで、それに次ぐ第二位におさまっている。その理由は、阿蘇カルデラがじょうご型カルデラだからである。じょうご型は大きくなっても30kmなのに対し、海外にはバイアス型カルデラというのがあり、大きさが7~80kmになることも珍しくないので、その大きさを超えることができないのである。

しかし、じょうご型カルデラの内側に安定した集落を形成し、広く農地開墾が行なわれ、国道鉄道まで敷設されている阿蘇のような例は、世界的にも類を見ないものである。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年4月13日 (月) 21:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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