陸軍航空技術研究所

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陸軍航空技術研究所(りくぐんこうくうぎじゅつけんきゅうじょ)は、陸軍航空関係の器材・燃料の考案・審査、航空技術の調査研究・試験を行う日本陸軍の機関である。

目次

[編集] 概要

「陸軍航空技術研究所令」(昭和10年7月30日勅令第222号)により、1935年(昭和10年)8月、陸軍航空本部隷下の機関として陸軍立川飛行場に設置された。

1937年(昭和12年)8月、組織変更があり総務部、第1部、第2部が設置された。1940年(昭和15年)8月、さらに組織を拡充し、第3から第8部までを設置し、航空衛生・被服・糧食の研究も行うこととなった。

1942年(昭和17年)10月、全面改正となった「陸軍航空技術研究所令」(昭和17年10月10日勅令第680号)により、研究所の各部は航空本部隷下の第1から第8陸軍航空技術研究所として独立した。

[編集] 歴代所長

  • 伊藤周次郎 少将:1935年8月1日 -
  • 香積見弼 少将:1937年8月2日 -
  • 安田武雄 少将:1938年12月10日 -
  • 阪口芳太郎 中将:1942年6月1日 - 10月15日

[編集] 各研究所概要

第1陸軍航空技術研究所
  • 所在地:福生
  • 担当:飛行機・プロペラ
  • 所長:緒方辰義 少将 1942年10月15日 -
第2陸軍航空技術研究所
  • 所在地:立川
  • 担当:航空原動機
  • 所長:絵野沢静一 少将 1942年10月15日 -
第3陸軍航空技術研究所
  • 所在地:福生
  • 担当:航空用武器・弾薬・化学兵器
  • 所長:正木博 少将 1942年10月15日 -
第4陸軍航空技術研究所
  • 所在地:八王子
  • 担当:航空通信・電波兵器
  • 所長:山崎武夫 少将 1942年10月15日 -
  • 1943年6月、電波兵器部門を多摩陸軍技術研究所へ移管。
第5陸軍航空技術研究所
  • 所在地:立川
  • 担当:航空用光学兵器・計測器
  • 所長:坂戸直孝 少将 1942年10月15日 -
第6陸軍航空技術研究所
  • 所在地:立川
  • 担当:航空兵器材料・燃料・脂油
  • 所長
    • 牧野演 少将 1942年10月15日 -
    • 仁井辰造 少将 1943年6月10日 -
第7陸軍航空技術研究所
  • 所在地:青梅
  • 担当:航空被服・糧食・特殊施設・建築土木器具
  • 所長:川島四郎 主計大佐 1942年10月15日 -
第8陸軍航空技術研究所
  • 所在地:立川
  • 担当:航空衛生・心理・航空衛生用兵器・航空勤務者の身体検査
  • 所長
    • 四十宮龍蔵 軍医少将 1942年10月15日 -
    • 渡辺甲一 軍医少将 1943年7月20日 -

[編集] 参考文献

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 原剛・安岡昭男編『日本陸海軍事典コンパクト版(上)』新人物往来社、2003年。

最終更新 2009年10月17日 (土) 01:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【陸軍航空技術研究所】変更履歴

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