離線

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離線(りせん)とは、鉄道車両パンタグラフ架線から離れること。

[編集] 架線に対する影響

離線した際、架線と集電装置の間に生じるアークによって架線を損傷させることがある。

[編集] 車載機器に対する影響

離線すると室内の蛍光灯や空調機器が止まることがある。これは補助電源装置に静止形インバータ(SIV)を使用している車両の場合が多く、電動発電機(MG)では、慣性のため回転数が急激に落ちることは無いため、あまり見られない。

空調機器などの制御器も補助電源装置からの電源で動作しており、通常の制御器では直流100Vで動作するため、バッテリーでバックアップされているので離線しても問題ない。しかし一部の制御器では交流の電源も必要とするために、電動発電機を静止形インバータに乗せ替えた際に制御器用のインバータが必要になる場合がある。

特にJR西日本223系電車1000番台の運用開始直後に消灯・空調が止まることが頻発したため、関西では新聞記事で取り上げられるなど問題となった。その後JR西日本が架線を強化するなど対策を施したことにより以前と比べ減ったものの、今でもごく稀に発生することがある。223系には予備灯兼用の蛍光灯が1両に3箇所あり、離線した場合は再び点灯するまで、バッテリーによる給電でそれを点灯させている。

[編集] 回生失効

また、回生ブレーキ装備車の場合は離線による回生失効が問題になる。これを回避するために1編成当たり集電装置を2基以上装備することが一般によく行われる。京王6000系電車の2両編成のクハ6750形が、自車が電動車でないにもかかわらずパンタグラフを搭載しているのはその一例である。

最終更新 2008年12月15日 (月) 10:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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