電子制御ブレーキシステム

電子制御ブレーキシステムの最新ニュースをまとめて検索!

電子制御ブレーキシステムとは、自動車において前後輪のブレーキバランスを自動的に制御するシステムで、EBD(Electronic Brake force Distribution)と呼ばれる。実際には、前輪のブレーキ力は変えずに後輪のブレーキ力を調整するものになっている。

[編集] 概要

自動車において、ブレーキを踏むと重量が車両前方に移動する荷重移動が発生する。この重量が前輪に加わり、前輪タイヤの前後方向のグリップ力を使って速度を落とすことになる。自動車の積載重量は、運転手一人だけが乗っているのか、乗客も貨物も満載しているのかにより大きく異なるが、より重いほど前輪タイヤに加わる重量も大きくなる。

一方、タイヤのグリップ力はタイヤの構造や接地面積などによってその絶対値は様々であるが、グリップ力を前後方向に使ってしまうと左右方向、つまり操舵力に振り向けられるグリップ力は相対的に減少することになる。これは、積載重量が大きいほど荷重移動により前輪に加わる重量が大きくなり操舵力が乏しくなる=アンダーステアになることを意味する。また、荷重移動が大きいと車両の前後の揺れ(ピッチング)も大きくなり、乗員に不快感を与えることにもなる。

そこで、ブレーキング時、積載重量が大きい場合には後輪のブレーキ力を強めて前輪への荷重移動を緩めアンダーステアを軽減し操舵力を確保するとともに、ピッチングを緩和するシステムがEBDである。

[編集] 原理

基本的にはアンチロック・ブレーキ・システムに付け加えられるものであり、ブレーキを踏むと前後輪の回転数を比較し後輪のほうが回転数が高い場合には後輪のブレーキ力を強めるものである。

最終更新 2009年10月31日 (土) 04:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【電子制御ブレーキシステム】変更履歴

ご利用上の注意