霊芝

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レイシ

レイシ Ganoderma lucidum
分類
: 菌界
: 担子菌門
: 真正担子菌綱
: タマチョレイタケ目
: マンネンタケ科
: マンネンタケ属
: レイシ
学名
Ganoderma lucidum (Leyss. ex. Fr.) Karst
和名
マンネンタケ

霊芝(レイシ)(Ganoderma lucidum (Leyss. ex. Fr.) Karst)はマンネンタケ科の一年生のキノコで、形態は系統により様々に変化する。肉質はコルク質様で表面はニスがかけられた様な光沢がある。別名マンネンタケ。これ以外に、近縁種やただ霊妙な働きを行うとされる他のキノコを指して言う場合もある。

今日では栽培法が確立されており、民間薬あるいは健康食品としてさまざまな目的に用いられる。飾り物としても利用されてきた。古代中国では霊芝の効能を特に誇大に信じられ、発見者はこれを採取して皇帝に献上することが義務付けられており、また官吏などへの賄賂としても使われてきたという。なお本種は食用には適さない。


目次

[編集] 概要

霊芝は一般的にマンネンタケ科の万年茸(マンネンタケ)を指し、他に門出茸、仙草、吉祥茸、赤芝、紫芝、黒芝、青芝、白芝、黄芝などの呼称で呼ばれている。成長し乾燥させたものを霊芝として用いるが、子実体は木質で食用には適さない。後漢の時代(25-220)にまとめられた『神農本草経』に命を養う延命の霊薬として記載されて以来、中国ではさまざまな目的で薬用に用いられてきた。子実体を適当な大きさに切り、熱水で煎じて抽出液を服用する。日本でも民間で同様に用いられてきたが、漢方には霊芝を含む処方は無い。子実体はさまざまな多糖類(β-グルカンなど)やテルペノイドを含む。他のきのこのβ-グルカン同様、抗腫瘍作用の報告は多いが、ほとんどは試験管や動物実験で、ヒトでの臨床報告はきわめて限られている。

[編集] 霊芝の有用性

上述の通り、中国や日本では霊芝には幅広い薬能があるものと信じられ、さまざまな目的に用いられてきた。その効能を裏付けようとさまざまな基礎研究が世界で行われており、培養細胞や実験動物を用いた研究では抗癌作用、免疫賦活作用、血小板抗凝固作用などが報告されている。しかしヒトでの臨床試験はまだ限られており、結論を得るには至っていない。

[編集] 霊芝の安全性

『神農本草経』では上品に分類され、無毒で長期連用でき、命を養うとされている。これまでの報告でも、適切に経口で摂取するなら安全性は高いことが示唆されている。副作用はあっても軽微で、めまい、口・喉の渇き、鼻水、鼻血、かゆみ、胃のむかつき、血便などであるが、これらの症状も、3-6ヶ月の長期間にわたり連続的に摂取した場合に観察された例である。

[編集] 医薬品等との相互作用

霊芝は抗血液凝固作用をもつので、理論的には抗血小板・抗血液凝固作用のあるハーブや医薬品を用いている人では出血傾向が高まることがある。血圧低下作用のあるハーブや医薬品とともに用いると、その作用を強め低血圧を引き起こすことがある。

[編集] 参考文献

  • 中薬大事典
  • サプリメント事典
  • 厚生労働省「健康食品」の安全性・有効性情報

[編集] 栽培

栽培特性[1]
菌糸体の生育温度範囲は10~40℃、約30℃でよく成長、子実体の発生は20~30℃、最適温度は25~28℃。

広葉樹の「クヌギ」、「コナラ」等を使用し「原木栽培」と「菌床栽培」が行われる。原木栽培の場合、「殺菌」を行う場合と「非殺菌」の場合があり、天然環境または空調管理されたで、天然の周期にあわせ収穫が行われる。 菌床栽培の場合、「ビン」または「袋」、「平箱」に菌床を詰めて行う。殺菌、接種後、空調管理した施設で約2ヶ月培養した後、小砂利や鹿沼土を菌床面に覆土し子実体の発生を促す。時に、空調管理を行わず、自然にまかせる方法もある。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ きのこ栽培方法 マンネンタケ特許庁

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月18日 (金) 01:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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