青春鉄道

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青春鉄道』(あおはるてつどう)は、青春による日本漫画作品。鉄道擬人化を題材としている。

目次

[編集] 概要

作品中では、「架線が弱い」「ダイヤが乱れる」「振り替えを頼む」などの発言からわかるように、従来のような車両の擬人化ではなく、鉄道路線の擬人化が行われている。

当初同人作品として発表された。メディアファクトリーより、同人作品のよりぬきに書き下ろしを加えて単行本化。また、同社『コミックフラッパー』に2009年11月号より連載が開始された。

[編集] 登場する路線

作品中には、JR各社在来線新幹線東武鉄道西武鉄道東京地下鉄(東京メトロ)、他私鉄3社の路線が登場する。新幹線以外はほとんどが首都圏の路線である。

ここでは、あくまで漫画に登場するキャラクターについて記述する。各路線についてはリンク先を参照。

[編集] JR在来線

襟、前合わせ、袖口に白い縁取りの入った各ラインカラーの詰襟を着用している。スラックスも同色で裾は折り返し。新幹線を上官とする。山手線と山手線の駅に乗り入れている路線は同じ部屋に詰めている。

山手線
短髪の青年。内回りと外回りそれぞれが存在するが、内回りは人形。外回りがそれを利用して腹話術で会話する。
やかましい内回りに対して外回りは寡黙で陰鬱、他の路線のような接続も乗り入れもないことをぼやく寂しがりやである。
同じところをぐるぐる回っているため、終点で時々止まらないと自分が何をしているのかわからなくなる。
宇都宮線
黒髪の青年。前髪を(本人から見て)右側で分けており、この点以外は高崎線と外見がそっくりである。
一見にこやかなので騙されそうになるが、高崎線が「歪んだ性格」と評するほど性格は悪い。だが、上官である新幹線の前ではいたって優等生で、模範的な応答をする。趣味は私鉄いじめ。
本数と乗客で高崎線に負けてるのを気にしてないようで気にしている。
高崎線
黒髪の青年。目つきが鋭く、宇都宮線とは逆に左側で前髪を分けている。
目付きが悪く言葉もきついので誤解を受けやすいが、面倒見がいい上に宇都宮線よりもはるかに人が好い。
路線としては全体的に宇都宮線よりも上にいるが、何故か下っ端のような存在。
京浜東北線
茶髪の青年。メガネをかけている。
最初から最後まで乗る人はいないと言われる、本命になれない二次路線。JR在来線のまとめ役的存在だが、個々の個性が強過ぎてまとめ切れていない。
自らの誇りである209系に別れを告げ、車両を全交換した。だが、それでも事故ゼロは目指せない。
埼京線
ふわふわの金髪に童顔の青年。
事故、痴漢被害、ラッシュ、どれを取っても最強(埼京だけに)。湘南新宿ラインが出来てからは、架線接続の関係で宇都宮線や高崎線にも被害を及ぼしている。そのため、彼らからしばしば小馬鹿にされる。
宇都宮線にいじめられた(手厳しく非難された)際に優しくしてくれたりんかい線と直通運転をすることにした。
武蔵野線
茶髪の青年。
雨が降ったら遅延し、風が吹いたら運休するやる気の無い路線。遅延しても「人は振り替えで行けるが貨物は回せない」と貨物を優先して走らせる。
西武池袋線いわく「ハメハメハ大王の再来」。
中央線
金髪マッシュルームカットの穏やかそうな青年。
かつての某ワースト1位。
総武線
外はねの金髪の青年。目つきが悪い。
ヤンキー揃いのJR千葉支社を束ねる千葉の番長。千葉の路線達からは「パネェ」と崇められている。
八高線
灰色のセミロングウェーブを後ろで束ね、丸いサングラスをしている。
基本的に陽気で、「HA HA HA HA」という笑い方と語尾の「☆」が特徴。
東海道本線
黒髪の青年で、東海道新幹線の弟。通称ジュニア。前髪を左側で分けている。
兄のことで文句を言いつつも途中から褒め言葉に変わっていく辺り、ややブラコンの気がある。
京葉線
赤茶色のセミロングヘアーの青年。
自称セレブで魔法使い。京浜東北線から209系を貰い受けるが、余計なことを言ってケンカになる。「JRナンバーワン根性無し路線」と武蔵野線にすら言われるほどすぐ止まり、独特の物腰でイラつかせることもある。
常磐線
薄紫色の髪をしたおかっぱの青年。

[編集] JR新幹線

袖口および前合わせに金色のラインの入った濃い緑色の制服を着用している。JR在来線達の上官。九州新幹線以外の路線は、1つの部屋に詰めている。

秋田新幹線
長い髪をアップにしてまとめている。女性的な外見だが、れっきとした男性。
大食漢で、自分の路線で撥ねた熊を軽々かつげる程の力持ち。
山形新幹線
オールバックでショートカットの青年。
冬になり、路線に落ち葉が積もると山から下りてこられなくなる。方言がきつい。
東北新幹線
短髪の男性。
基本的に無口で、自分に関係ないことには無関心な節がある。
上越新幹線
ショートカットの物腰が柔らかい青年。長身で、左側で前髪を分けている。
進んで在来線の振り替えに動く。回される車両がお古ばかりでイライラしており、そのせいかキレると止まらないほうである。
長野新幹線
北陸新幹線の計画路線の一部で、まだ子供である。将来は先輩である東海道新幹線のようになりたいと思っている。
東海道新幹線
黒髪の青年。東海道本線の兄。弟と対称の髪型で、違いは頭頂部にアホ毛が生えている点。
自分が高速鉄道であることに誇りを持っており、それがいきすぎてややヒステリック。1兆円を稼ぐ新幹線の大黒柱ゆえに金にうるさく、「航空に負ける」ことを気にしている。在来線の振り替えをする気はまったく無い。
九州新幹線とは過去に因縁があり、未だに根に持っている。そのため、自分の路線につばめが乗り入れるのを頑なに拒んでいる。
山陽新幹線
茶髪で背が高く、気さくな雰囲気の青年。
プライドの高い東海道新幹線と、見下し目線の九州新幹線との板ばさみで苦労している。
500系のことが忘れられない。
九州新幹線
七三分けで目付きの鋭いメガネの男性。
打倒本州を掲げている。直通させない東海道新幹線への嫌がらせのために、新型車両の内装を新幹線とは思えないほど豪華にして、九州への航空利用者を増やそうと企んだりしている。
かつては東海道で「つばめ」と呼ばれていた特急であり、同じく「はと」と呼ばれていた東海道新幹線とは姉妹特急だった。

[編集] 東武鉄道

色違いのツナギを着用し、左腕に路線名を記した腕章を巻いている。

東武伊勢崎線
ターコイズブルーのツナギを着た小柄な青年。童顔。
可愛い顔に似合わず、叩き上げの体育会系で男らしい性格。
東武日光線
赤いツナギを着た黒髪の青年。
東武大師線
伊勢崎線とお揃いのツナギを着ている幼い子供。
「伊勢崎(いせさき)」が発音できず、「いささき」になってしまう。
東武東上線
オレンジのツナギを着た黒髪真ん中分けの青年。ツナギの中には左胸に「東上」と書かれた白いTシャツを着ている。
過去に乗り入れを打ち切られた秩父鉄道には未だ未練があり、彼の前では途端に大人しくなる。逆に、自分に代わって秩父鉄道との相互乗り入れを続ける西武を嫌っている。また、本線とも仲が悪い。
東武越生線
目付きの悪い子供。東上線の腰あたりまでしか身長がない。
東上線のフォローをしているはずの発言が痛いほどに核心を突いて、逆に東上線を落ち込ませる。「ある意味核弾頭」と評される。

[編集] 西武鉄道

白い縁取りの入ったブルーのコートを着用している。数名が登場するが、路線名がわかっているのは下記1路線のみ。そろって愛社精神が過剰で、西武グループの会長を神のごとく崇拝している。さらに、「JRも所詮は国鉄」「13号線がメトロの墓標」などと他社路線を見下している。

西武池袋線
金髪の青年。前髪で常に左目を隠している。
日本の首都は所沢だと言って憚らない。

[編集] 東京地下鉄(東京メトロ)

白いワイシャツと黒のスラックス、各ラインカラーのネクタイを着用している。元・帝都高速度交通営団であるため、しばしば営団と呼ばれることがある。

銀座線
ゆるいウェーブのかかった茶髪の青年。茶色のベストタイプのセーターを着用している。
常に優雅なメトロの重鎮。他のメトロの路線が全部止まったときに、「楽しそう」という理由で止まろうと考えたりする。
丸ノ内線
黒髪のビジネスマン風の青年。外見に反して性格は能天気。
日比谷線
真ん中分けの茶髪で、丸いメガネをかけている。冷静なツッコミ役。
東西線
黒髪をオールバックにした青年。顔にそばかすがある。
メトロ1の混雑度で頑張っているが、気苦労が多い。長い地上区間に加えて陸橋があるため、地下鉄なのに気象の影響を受けやすく、副都心線や南北線に嫌味を言われたりする。
有楽町線
金髪の青年。東京メトロのまとめ役にして、メトロ1の苦労性。
西武池袋線に東武東上線、武蔵野線や副都心線など個性的過ぎる接続先のせいで、胃の痛い毎日を過ごす。副都心線の教育係だったが、新人教育を間違えてしまった。副都心線の失態を一番尻拭いした路線。
半蔵門線
長めの金髪で、軽い性格の青年。ワイシャツではなくTシャツにネクタイを巻いていることもある。
空気を読まない。直通先双方から直通運転を切られたりしても、気にするつもりはない。
南北線
スラックスにサスペンダーを付け、頭にアイマスクを乗せている。平成生まれで言動が子供っぽい。
副都心線
短く刈り込んだ金髪で、耳にピアスをしている。開業前は紙袋を被っていた。元有楽町新線。
一番新しい路線で、ダイヤ通りの練習を一回もせずに開通を迎えて大混乱を招くなど、先輩の有楽町線に迷惑をかけっ放しである。慇懃な口調で空気を読まない発言ばかりしては有楽町線につっこまれている。

[編集] 他私鉄

秩父鉄道
無精ヒゲで頭にタオルを巻いた、ガテン系の男性。
利益重視の西武池袋線に「鉄道は心で走るもの」と言い放つ。
りんかい線
黒髪、黒シャツの細身の青年。傷心の埼京線を慰めて、直通運転にこぎつけた。
ゆりかもめ
水色のツインテール、ミニスカートにニーソックスのコスプレ風衣装を着ている。性別不詳。

[編集] コミックス

2009年6月23発売 ISBN 978-4-8401-2579-6

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月24日 (火) 14:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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