静岡新聞

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静岡新聞放送会館

静岡新聞しずおかしんぶん)は、静岡新聞社(本社:静岡市駿河区)が発行する地方新聞の一つ。略称は「静新(しずしん)」。

目次

[編集] 概要

発行部数は2008年4月現在、朝夕刊セットで約71万7千部で県紙としては発行部数がトップである。静岡県内のシェアは朝刊59%・夕刊80%。

発行エリアは静岡県全域と愛知県豊橋市周辺。専売店を持たずに全国紙の販売店が同時に配達している。全国紙に比べて価格が安いのが特徴のひとつである(月ぎめ朝夕刊セット2,900円)。

2007年5月1日付から一部売りの価格を値上げした(朝刊80円→100円、夕刊30円→50円)。

静岡放送 (SBS) とともに「静新SBSグループ」を構成している。かつては、朝・夕刊1面の題字下にその日の発行部数が掲載されていた(2006年7月頃から非掲載になった)。

論調は保守的であり、その特色は独自記事や社説や論壇(来栖弘臣屋山太郎等)によく表れている(社説の掲載は2000年9月から)。

茶の産地である静岡ということから、夕刊に毎日掲載される「茶況」欄を持ち、茶の相場取材を担当する専門記者がいるのも極めて珍しい。また、以前には「平成茶考」というユニークな企画も存在していた。

地方紙としては数少ない、別刷りの「日曜版」を発行している。内容は一週間のテレビ欄、連載グラフ企画、クロスワードパズルなど。

山梨県の山日(さんにち)YBSグループ山梨日日新聞(やまなしにちにちしんぶん)、山梨放送など)とは友好関係にある。理由は、静岡新聞オーナーの大石家は、山日YBSグループオーナーの野口家と姻戚関係にあるためである。

静岡県は東海地震の想定される地域であり、そのため普段から地震を特集した記事がよく掲載される。また震災被害による印刷不可能な状態を想定して、山梨日日新聞や信濃毎日新聞と非常時の提携を取り交わしており、印刷原盤をヘリコプター輸送し印刷してもらえるように体制を整えている。

[編集] 沿革

  • 1941年12月1日 「静岡民友新聞」を中心に静岡県の新聞6紙が合併して「静岡新聞」創刊
  • 1961年 カラー印刷を開始
  • 1970年3月 静岡市登呂の新社屋に移転
  • 1997年3月 制作センター完成

[編集] テレビ・ラジオ欄

静岡新聞の朝刊テレビ欄は、最終面ではなく中面に見開きで掲載。左側のページ(メインテレビ面)は、NHKと静岡の民放4局、右側のページ(第2テレビ面)は、衛星放送と中・東部(静岡市沼津市など)は東京・神奈川の民放6局、西部(浜松市など)は愛知県の民放5局が掲載。番組解説の記事では、系列のSBSテレビ制作のローカル番組のみ、番組スポンサーが表示されている。

テレビ欄
掲載地域 メインテレビ面(左側)のページ
(フルサイズ)
第2テレビ面(右側)のページ
(原則ハーフサイズ)
東中版 NHK総合テレビ
NHK教育テレビ
SBSテレビTBS系
だいいちテレビ日本テレビ系
あさひテレビテレビ朝日系
テレビ静岡フジテレビ系

西部版 NHK総合テレビ
NHK教育テレビ
SBSテレビ
だいいちテレビ
あさひテレビ
テレビ静岡
東海テレビ(フジテレビ系)
CBCテレビ(TBS系)
メ~テレ(テレビ朝日系)
テレビ愛知テレビ東京系
中京テレビ(日本テレビ系)
※衛星放送は東中版と同じ
ラジオ欄(全県共通)

[編集] 地域面

静岡新聞では、地域の実情に合わせて3つの地域面を編集し、配布地域ごとに差し替えている。また、紙面の広告はさらに細かく7地域に区分されている(太字は紙面の肩に表記される区分)。

  • 東部版…
    • 沼津・三島版(伊豆地方含む)…
    • 岳南版…
  • 中部版…
    • 静岡版(静岡市葵区・駿河区)…
    • 清水版(静岡市清水区)…
    • 志太・榛原版…
  • 西部版…西
    • 磐田・掛川版…
    • 浜松版…

[編集] 四コママンガ

[編集] 朝刊

現在

過去

  • チッちゃん
  • アラ・マー子さん
  • コッ平くん
  • おとぼけ坊や
  • タイコさん
  • らくてんさん
  • おぉ!エル子さん
  • キラキラおやじ
  • ユックリくん
  • 雑草社員
  • ドレミファ家族
  • フルーツさん
  • こつぶちゃん(吉本どんど) - 山梨日日新聞にも連載されていた。登場するキャラクターの名前に静岡・山梨の名前を連想するものが多かった。

[編集] 夕刊

現在

過去

このほか、日曜版に長編漫画が連載されていた時期もあった。

[編集] 本社

本社ビル(新聞放送会館)は、戦後の建築界を代表する丹下健三が設計。東京支社ビルも丹下が設計した。
余談だが、東京支社のビルはトイレの場所がオフィスから離れており、不便であるという意見も過去にあったようである[1]

本社構内の印刷工場(制作センター)で県内向け紙面すべての印刷を行っている。特に夕刊中部版の締切は遅く、株式市況欄は13時30分時点の情報が掲載される(東部版・西部版は午前の終値)また、日本経済新聞の静岡県内向け紙面についても印刷を受託している。

静岡新聞は他紙に比べると紙の質が良く、またカラー印刷の能力は以前から業界内で評価が高い。1959年(昭和34年)、新聞界の先陣を切ってカラー新聞を発行している。1992年(平成4年)、輪転機1台で新聞最大8ページ分のカラー印刷ができる画期的な輪転機を、静岡新聞社の印刷局技術陣と輪転機メーカーの東京機械製作所とで共同開発した。カラー印刷の大きなズレが発生すると印刷済み紙面を廃棄処分にしていたとも言われている。インキ調整の実績を反映したインキ変換カーブの割り出しの開発に対し、2003年(平成15年)度新聞技術委員会賞を受賞。2006年(平成18年)には「国際新聞カラー品質コンテスト」で国内唯一の受賞を果たした。

[編集] 不祥事

  • 2007年6月29日朝刊のコラム「大自在」で、宮澤喜一元首相に関する内容が、ウィキペディア日本語版の記事に酷似しているという指摘を受け、社内調査の結果、執筆した記者が出典を明記しないまま引用したとして、2007年7月5日にお詫びの記事を掲載した[2][3]


[編集] 支社・総局

静岡新聞・静岡放送東京支社ビル

全ての支社・総局が静岡新聞社と静岡放送の事業を兼務する。

[編集] 関連放送局

[編集] 関連新聞社

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月17日 (土) 10:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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