須藤秀澤

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須藤 秀澤(Sudo Hidesawa、すどう ひでさわ、1973年 - )は、日本の写真家大阪府大阪市生野区出身。桃山学院高等学校卒業。追手門学院大学経済学部卒業。独学で写真を学ぶ。

マグナム・フォト(Magnum Photos)のワークショップでクリス・スティール=パーキンスにインスパイアされる。主に関西を中心に、国内及び海外の展覧会やメディアを通して作品を発表している。

2004年イギリスで初の個展を行い、「他の人間が見えない生命の様相を発見する能力を持つ天才的芸術家」(英国オックスフォード・ガジェット紙)として高い評価を獲得する。

第一回(2005年)アラード国際現代芸術ビエンナーレ(ルーマニア)写真部門に出品。第148回(2005年)英国王立写真協会国際写真プリント展に入選。その後、同展覧会は約一年間かけて英国各地を巡回し、記念写真集もコダックとの共同で出版され、好評を博している。

また、2007年にはオーストラリア最大の芸術都市の一つであるメルボルンで、日本の現代美術家たちと展覧会を開催し、大成功を収める。(この時に展示された作品は、現地の人道支援団体であるメンズライン・オーストラリアへコレクションされる)

2008年からは、出身校である大阪府茨木市の追手門学院大学内に新設された「オーストラリア・ライブラリー」に作品が常設展示されるようになる。

近年は、アジアアメリカ以外にも、イギリスやドイツなどのヨーロッパ、そしてオセアニアへも積極的に活動の場を広げている。

現在、英国王立写真協会(RPS)会員。カナダ写真芸術協会会員。


[編集] 来歴・人物・エピソード

報道写真家のロバート・キャパ沢田教一に憧れて本格的に写真の世界へ入ったが、初めの頃はどんなに報道写真のスタイルで撮ってみても、作風がファインアートのようだと言われ続けていた。当時は、そのことに対して強い不満を感じていたものの、次第に自分自身の作風やスタイルに目覚め、それを受け入れるようになっていった。

海外生活の経験があるため、英語韓国語の二カ国語に堪能であり、簡単なフランス語も少し話すことができるマルチリンガルである。学生時代には、欧米やアジアの若者たちを相手に日本語を教えたり、通訳のボランティアなどもしていた。

武道系の格闘技が好きで、韓国に住んでいた頃は地元のテコンドー道場に通っていた。写真建築というジャンルの違いはあるものの、独学で学んだ芸術家として、同じ大阪出身の元プロボクサーで建築家の安藤忠雄に傾倒しており、安藤の建築作品を訪ねまわることを大きな楽しみの一つにしている。

京都奈良の街をこよなく愛しており、これまでに撮影などで頻繁に訪れている。学生時代は、京都の東本願寺の本堂で昼寝をするのが好きだったため、住職にホウキで叩き起こされたというエピソードもある。

どちらかと言えば、日本よりも海外の方が評価や知名度が高い。[1]

また、モダンアートの世界へも深い共感をおぼえるため、同じ写真家だけではなく、現代美術出身の作家たちとも一緒に展覧会などをすることがある。

近年は写真史の研究にも力を入れており、これまでに世界中から集めた写真関係の本や資料は相当な数にのぼる。

特に好きな写真家はアンドレ・ケルテスハリー・キャラハンヨゼフ・スデク桑原甲子雄、そして植田正治などである。

撮影のための使用機材は、フィルムとデジタルを問わず国産一眼レフカメラ中判カメラ、そしてコンパクトカメラを使っている。他にも、レンジファインダーカメラのM型ライカなどを愛用する若きライカ使いでもある。

[編集] 外部リンク

[編集] 参考文献・出典

  • 『現代日本の写真 vol.7』 (p136~137) ART BOX インターナショナル社 ISBN 4872987594
  • 『NEW PHOTOGRAPHERS FILE vol.1』 (p107) ART BOX インターナショナル社 ISBN 4872986806
  1. ^ Capturing Fascinating Life Images; (Publisher: The Oxford Gazette, 2004) by Helen Peacocke (Author)

最終更新 2009年10月18日 (日) 13:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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