馬具
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馬具(ばぐ)とは、人間がウマを制御するためにウマに装着させる道具のことをいう。
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[編集] 馬具
[編集] 競走馬用の馬具
競馬においては、競走馬を制御するためのさまざまな馬具がある。
[編集] メンコ
競走馬の頭部につける覆面。本来は周囲の音に対して敏感な競走馬につけて音を聞こえにくくするためのもの(耳を覆う部分を耳覆いという)であるが、装飾として装着されることもある。なお、耳覆いのないメンコのことを鼻頭という。デザインは勝負服に合わせたり、厩舎オリジナルの物があったり多種多様である。また障害競走に出走する馬のメンコは、障害飛越時の衝撃でメンコがずれて前が見えなくならないように目の部分が大きくなっている。日本では目にする機会の多い馬具であるが、海外における使用頻度はそれほど高くない。
周囲の音が聞き取りづらくなるため、馬によっては却って不安を高めてしまう可能性もある。元JRA騎手の岡部幸雄は現役時代、これを理由にメンコの着用に否定的だった。反面、現役のJRA騎手である武豊はメンコの効果を認める発言をしている。
[編集] ブリンカー
競走馬の目を覆う馬具で遮眼革(しゃがんかく)とも呼ぶ。後方の視野を奪い、競走馬の意識を前方へ集中させることが目的。ブリンカーつきのメンコもある。なおブリンカーを装着する馬は出馬表にBと表記される。これを装着することによって前走から一変する馬も少なくない。出馬表に表記される馬具は基本的にブリンカーのみである。障害競走では、飛越の際に目測を誤る危険性が高いことから装着を禁じられている。 主にメンコとセットで使用するものである。詳しくはブリンカーを参照。
[編集] パシファイアー
語源は英語の"pacifier"(なだめる人、調停者の意)。ホライゾネットともいう。網目状のブリンカー。馬の気性を緩和させるために用いられる。パドックなどでは装着していても、レース中に装着する馬はそこまで多くない。
[編集] チークピース
目の外側につけ、横および後方の視覚を奪うための馬具。見える範囲はシャドーロールとほぼ同じ。通常左右2つ付けるため複数形でチークピーシズと呼ぶ。オーストラリアンブリンカー、サイドバーンズ(もみあげの意)とも呼ばれる。
[編集] シャドーロール
競走馬の鼻梁に装着し、下方の視界を遮るために使用する矯正用の馬具。詳細についてはシャドーロールを参照。
[編集] ブロウバンド
馬の額につけるシャドーロール。上方の視界を遮るために使用する。
[編集] バンテージ
包帯状のテープ。競走馬の脚部に巻き、外傷から保護するために用いられる。
[編集] その他
- 哲学者カントは馬具屋の倅であった。
- 現在服飾ブランドとして有名なグッチやエルメスの前身は馬具メーカーであった。エルメスは現在でも高級馬具を受注生産している。
- 日本の早口言葉として「武具馬具武具馬具三武具馬具、合せて武具馬具六武具馬具」というものがある。



