馬車鉄道

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2006年5月撮影。北海道札幌市にある北海道開拓の村に再現された、馬車鉄道。
馬車鉄道など車輪を用いた様々な輸送機関が描かれた1889年(明治22年)の浮世絵

馬車鉄道(ばしゃてつどう)とは、線路の上を走るを引く鉄道である。19世紀イギリスで誕生し、ただの馬車に比べて乗り心地もよく輸送力も大きいことから広く使われていた。蒸気機関車よりも馬を動力に使った鉄道のほうが歴史は古いといえる。

日本では、1882年(明治15年)に「東京馬車鉄道」が最初の馬車鉄道として運行を開始し、南は沖縄から北は北海道までの全国にも広まっていくが、電車が登場すると糞尿や餌の問題がない事もあって、急速に取って代わられる形で馬車鉄道は衰退していった。東京馬車鉄道も1903年(明治36年)には電化され「東京電車鉄道」となった。なお、電車でなく蒸気鉄道に生まれ変わったものや、馬車鉄道のまま廃止になったものも存在する。日本で最後まで営業していた民営の馬車鉄道は、1949年(昭和24年)に廃止された宮崎県銀鏡軌道であるが、北海道殖民軌道などでは昭和30年代まで存続したものもある。

現在日本では、北海道にある野幌森林公園内の「北海道開拓の村」にて馬車鉄道が夏季に限りかつての再現という形で運行されている。また、岩手県の「小岩井農場」内にある「まきば園」でも同様に観光向けで馬車鉄道が運行されている。

神津康人によれば、1936年2月の鉄道省調査によれば、軌間 0.762m のものは軽石軌道(北海道) 8.4km 、甲来軌道(北海道) 18.6km 、田名部軌道(青森県) 4km 、勿来軌道(福島県) 6km 、日向軌道(宮崎県) 2.3km 、軌間 0.666m のものは本郷軌道(福井県) 5.2km 、軌間 0.914m のものは博多湾鉄道汽船軌道(福岡県) 3.9km であった。

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最終更新 2009年10月9日 (金) 22:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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