高炉メーカー
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高炉メーカー(こうろ - )とは、製鉄所の設備に高炉を所有している鉄鋼メーカーのことである。
目次 |
[編集] 概要
高炉メーカーとは、高炉で鉄鉱石を原料として銑鉄を生産するところから、転炉工程、造塊(鋳造)工程や連続鋳造工程を経て最終製品の製造までを一つの敷地内で行う銑鋼一貫製鉄所を所有する大規模な鉄鋼メーカーのことである。製品力・資本力・社会的影響力・研究開発力なども電気炉メーカー、特殊鋼メーカーや鋳鍛鋼メーカーを凌駕している。日本では、日本鉄鋼連盟の要職も高炉メーカー出身者が占めるなど、日本の鉄鋼業界をリードしており、鉄鋼業界トップの地位に君臨している。
しかし、高炉での鉄鉱石還元は環境負荷がきわめて大きいため、銑鉄を減らして転炉工程でのスクラップ投入量を大きくする、電気炉での生産量を大きくするなど、鉄リサイクルを中心とした業態への変更を迫られている。
[編集] 日本の高炉メーカー
日本の高炉メーカーは巨大な装置産業のため、大手5社の寡占状態になっている。そして、
の2つのグループに分かれている。
[編集] 世界の高炉メーカー粗鋼生産ランキング
[編集] 2008年
| 順位 | 企業名 | 国名 | 粗鋼生産量 |
|---|---|---|---|
| 1位 | アルセロール・ミッタル | ルクセンブルク | 1億330万トン |
| 2位 | 新日本製鉄 | 日本 | 3,688万トン |
| 3位 | 宝鋼集団 | 中国 | |
| 4位 | ポスコ | 韓国 | |
| 5位 | JFEスチール | 日本 | 3,380万トン |
| 6位 | 河北鋼鉄集団 | 中国 | |
| 7位 | 武漢鋼鉄 | 中国 | |
| 8位 | タタ製鉄 | インド | |
| 9位 | 江蘇沙鋼集団 | 中国 |
2008年の参考資料 [1]
[編集] 2006年
| 順位 | 企業名 | 国名 | 粗鋼生産量 |
|---|---|---|---|
| 1 | ミッタル・スチール | オランダ | 6,366万トン |
| 2 | アルセロール | ルクセンブルク | 5,432万トン |
| 3 | 新日本製鉄 | 日本 | 3,370万トン |
| 4 | JFEスチール | 日本 | 3,202万トン |
| 5 | ポスコ | 韓国 | 3,120万トン |
| 6 | 宝鋼集団 | 中国 | 2,253万トン |
| 7 | USスチール | アメリカ | 2,125万トン |
| 8 | ニューコア | アメリカ | 2,031万トン |
| 9 | 唐山鋼鉄 | 中国 | 1,906万トン |
| 10 | コーラス | イギリス | 1,830万トン |
2006年の参考資料[2]
[編集] 日本の高炉メーカーの製鉄所別粗鋼生産ランキング
- 2006年の粗鋼生産ランキング
| 順位 | 製鉄所名 | 生産量 |
|---|---|---|
| 1 | 西日本製鉄所(JFEスチール) | 約2,046万トン |
| 2 | 君津製鐵所(新日本製鐵) | 約1,000万トン |
| 3 | 大分製鐵所(新日本製鐵) | 約912万トン |
| 4 | 東日本製鉄所(JFEスチール) | 約857万トン |
| 5 | 鹿島製鉄所(住友金属工業) | 約800万トン |
| 6 | 加古川製鉄所(神戸製鋼所) | 約630万トン |
| 7 | 名古屋製鐵所(新日本製鐵) | 約600万トン |
| 8 | 和歌山製鉄所(住友金属工業) | 約400万トン |
| 9 | 八幡製鐵所(新日本製鐵) | 約369万トン (2005年度) |
| 10 | 呉製鉄所(日新製鋼) | 約338万トン |
| 11 | 神戸製鉄所(神戸製鋼所) | 約160万トン |
| 12 | 室蘭製鐵所(新日本製鐵) | 約155万トン |
| 13 | 小倉製鉄所(住友金属工業) | 約140万トン |
注:JFEスチールは両製鉄所とも合算。
[編集] 日本の高炉の詳細
| 会社 | 製鉄所 | 高炉番号 | 炉容積 (m³) |
最近の火入れ |
| 新 日 鐵 |
新日鉄君津 | 第1高炉 | (1976年2月-休止中) | |
| 新日鉄君津 | 第2高炉 | 3,273 | 1994年11月7日、2009年2月バンキング | |
| 新日鉄君津 | 第3高炉 | 4,822 | 2001年5月19日 | |
| 新日鉄君津 | 第4高炉 | 5,555 | 2003年5月8日 | |
| 新日鉄大分 | 第1高炉 | 5,775 | 2009年8月2日(世界最大) | |
| 新日鉄大分 | 第2高炉 | 5,775 | 2004年5月(世界最大) | |
| 新日鉄名古屋 | 第1高炉 | 5,443 | 2007年4月25日 | |
| 新日鉄名古屋 | 第2高炉 | (1979年4月13日休止、後に解体) | ||
| 新日鉄名古屋 | 第3高炉 | 4,300 | 2000年4月 | |
| 新日鉄八幡 | 戸畑第1高炉 | (1998年休止、解体中) | ||
| 新日鉄八幡 | 戸畑第4高炉 | 4,250 | 1998年2月 | |
| 新日鉄室蘭 | 第2高炉 | 2,902 | 2001年11月(北海製鐵) | |
| 日新 | 日新製鋼呉 | 第1高炉 | 2,650 | |
| 日新製鋼呉 | 第2高炉 | 2,080 | 2003年11月 | |
| 住金 | 住金鹿島 | 第1高炉 | 5,370 | 2004年9月 |
| 住金鹿島 | 第2高炉 | (1973年3月、2007年5月-休止) | ||
| 住金鹿島 | 第3高炉 | 2007年5月 | ||
| 住金和歌山 | 第4高炉 | 2,700 | 1967年3月(2009年7月11日吹き止め) | |
| 住金和歌山 | 第5高炉 | 1969年2月(2012年休止予定) | ||
| 住金和歌山 | 新第1高炉 | 3,700 | 2009年7月17日 | |
| 住金和歌山 | 新第2高炉 | 3,700 | 建設中・2012年度後半火入れ予定 | |
| 住金小倉 | 高炉 | 2002年 | ||
| 神鋼 | 神戸製鋼加古川 | 1号高炉 | 4,550 | (2007年休止) |
| 神戸製鋼加古川 | 2号高炉 | 5,400 | 2007年5月29日 | |
| 神戸製鋼加古川 | 3号高炉 | 4,500 | 2007年 | |
| 神戸製鋼神戸 | 新第3高炉 | 2,112 | 2007年12月16日 | |
| J F E |
JFE千葉 | 第6高炉 | 5,153 | 1998年5月 |
| JFE京浜 | 第1高炉 | 4,907 | (2004年3月23日-休止中) | |
| JFE京浜 | 第2高炉 | 5,000 | 2004年3月24日 | |
| JFE倉敷 | 第1高炉 | 2,564 | (休止中) | |
| JFE倉敷 | 第2高炉 | 4,100 | 2003年11月(4次 | |
| JFE倉敷 | 第3高炉 | 4,359 | (2009年1月14日-休止) | |
| JFE倉敷 | 第4高炉 | 5,005 | 2002年1月(3次 | |
| JFE福山 | 第1高炉 | (休止中)解体済? | ||
| JFE福山 | 第2高炉 | 2,828 | 1998年9月(4次 | |
| JFE福山 | 第3高炉 | 3,223 | 1994年8月(3次)2009年2月-休止 | |
| JFE福山 | 第4高炉 | 5,000 | 2006年5月(4次 | |
| JFE福山 | 第5高炉 | 5,500 | 2005年3月(3次 |
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- 世界鉄鋼協会
- 日本鉄鋼連盟
- メタルブリテン(en:Metal Bulletin)
- 日本の企業一覧 (鉄鋼)
[編集] 外部リンク
| 日本の銑鋼一貫製鉄所 |
|---|
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新日鐵君津 | 新日鐵大分 | 新日鐵名古屋 | 新日鐵八幡 | 新日鐵室蘭 |
| 日本の製鉄所 |
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最終更新 2009年11月22日 (日) 06:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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