高隈山地
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高隈山地(たかくまさんち)は、大隅半島中央部の鹿児島湾沿いに連なる山地である。一般には鹿児島県鹿屋市と垂水市との境界付近に横たわる南北約25キロメートル、東西約15キロメートルの山地を指し、その中心部にそびえる大篦柄岳や御岳などを含む標高1000メートル以上の山岳群を総称して高隈山(たかくまやま)と呼ぶ。
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[編集] 地理
日本におけるブナ林の南限があり、「森林生物遺伝資源保存林」に指定されている。また、高峠、大隅湖、猿ヶ城渓谷などの景勝地は「高隈山県立自然公園」に指定されている。
- 山岳
- 高隈山
- 大篦柄岳(おおのがらだけ)- 最高峰、標高1237メートル
- 小篦柄岳
- 御岳
- 妻岳
- 横岳
- 高峠
- 鵃岳(びしゃごだけ)
- 白鹿岳
[編集] 歴史
古くから山岳信仰の対象とされており、江戸時代末期の毎年3月から4月にかけて盆山、大篦柄岳、小篦柄岳、妻岳、権現岳、中岳、近戸宮を巡る七岳参詣が行われていた。盆山、大篦柄岳、小篦柄岳、妻岳は樹木を御神体としていた。[1]
[編集] 地質
地質学における高隈山地は高隈山付近から霧島山の南東付近まで連なる南北約60キロメートルの山地を指す。白亜紀に堆積した四万十層群と呼ばれる地層が隆起したものを基盤とし、阿多カルデラ、姶良カルデラ、加久藤カルデラなどの火山活動による噴出物が積み重なっている。
大篦柄岳の西側斜面には第三紀に形成された直径約7キロメートルの花崗岩ドーム「高隈花崗岩体」があり、その周辺部にタングステン、モリブデン、金、ビスマス、ウランなどの鉱脈が存在する。大篦柄岳や御岳などの山塊は、花崗岩の形成に伴い周辺の地層が加熱され緻密なホルンフェルスとなったため侵食から取り残されたものである。
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- 町田洋他編 『日本の地形 7 九州・南西諸島』 東京大学出版会、2001年、ISBN 4-13-064717-2
- 松本達郎ほか 『日本地方地質誌 九州地方』 朝倉書店、1973年
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最終更新 2009年2月7日 (土) 22:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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