魔探偵ロキ
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『魔探偵ロキ』(またんていロキ)は木下さくら作のファンタジー漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ。
目次 |
[編集] 概要
『月刊少年ガンガン』に連載され単行本が7巻まで出ている。その後、『魔探偵ロキRAGNAROK』とタイトルを変更して、掲載雑誌も『月刊コミックブレイド』に変更されたが、2004年10月号で完結した。また、タイトル変更後にアニメ化もされた。
北欧神話をベースに作られているが、厳密には神話と異なる点も多く(ヘイムダルの目をロキがえぐった、フレイヤがロキのことを好きだった、ウドガルドロキとロキが同一人物であるなど)、ストーリーとしては北欧神話自体と直接の関係は無いといえる。しかし、当時連載されていた雑誌のためか読者層の大半が小中学生であったため(作者が単行本内で北欧神話を元にした作品と言ったためでもあるが)、この話が北欧神話に忠実であると思ったファンと、原典に基づく北欧神話サイト間で、衝突が起きるなどのトラブルも発生した。
2009年9月25日よりウェブコミック誌『ブレイドコミックアーカイブ』にて、第1話から無料配信が開始された。
[編集] あらすじ
少年探偵ロキは北欧神話の邪神ロキの化身である。戯れが過ぎた為、最高神オーディンによって神界から人間界に落とされた。主神の命令で人間界の魔を落とし、魔を集めている。魔を集めやすいように燕雀探偵社(えんじゃくたんていしゃ)で探偵をしている。
ロキと闇野竜介(ロキの子であるミドガルズオルム)が住む大屋敷に、ミステリーマニアの高校生、大堂寺繭良がロキの助手と自称して入り浸り、ロキを殺すように神界から命じられているが、貧乏な為に飯をたかりにロキ宅へやって来る鳴神(雷神トール)などが登場して、様々な事件が巻き起こる。
その他にもヘイムダル、ノルン三姉妹(ウルド、ヴェルダンディー、スクルド)、フレイとフレイヤ、ウトガルドロキ、ヘル、フェンリルなどが出てくる。 また、RAGNAROKではロキの愛人アングルボダも少女スピカとして登場している。
魔探偵ロキ初期~中期にかけては探偵としての物語が主なものとなっているが、後期~魔探偵ロキRAGNAROKにかけて徐々に神や神界に関係する話が多くなり、探偵としての物語は減少していく(ただし、RAGNAROKにおいても探偵としての活動はしていると思われる節はある)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
※声優名は テレビアニメ版およびコミックブレイドドラマCDシリーズ/少年ガンガンコミックCDコレクション『魔探偵ロキ ヘイムダルの逆襲』の順(書かれていない場合は同じ声優、もしくはアニメ版のみ出演)。
- ロキ
- 声:渕崎ゆり子
- 本作の主人公。燕雀探偵社という怪しい探偵事務所の少年。その正体は、悪戯と欺瞞を司る北欧の邪神ロキ。悪ふざけが過ぎて最高神オーディンにより、神界から人間界へと落とされてしまった上に子供の姿にさせられ、魔力も制限されている。その為、魔法を使用する際は「レイヴァテイン」という杖を使う(物語後半で登場)。探偵業をこなす中、オーディンの命令で人間の魔落としをしている(アニメでは人間の邪気集め)。探偵社を経営しているのは、その魔を探し集める為でもある。神界でも頭が良く美形で有名だった。
- フェンリル、ヘル、ミドガルズオルムの三人の子供がいる。幼い子供は苦手らしく、鳴神が一時期バイトをしていた剣道道場で知り合った子供達と一緒に居ることすら大変だった。しかし、玲也は別らしい(北欧の神だからという理由ではないらしい)。
- 弱点は、音痴であること(自覚はない)、自動車に乗れない、走ること、子供の相手をすること、ハイテク器械関係のほとんどが苦手であること、などのように多い。さらに、北欧の神々の間で有名である弱点が「水」。つまりはカナヅチである。
- オーディンとは血を分け合った義兄弟であり、互いに信頼は厚かった。バルドルとの戦いの後には、北欧の神ではなくなり、繭良、フェンリル、闇野(いずれもただの犬と蛇になっている)と共に小さな探偵社を営む。
- ロキ(覚醒)
- 声:櫻井孝宏
- ロキの本来の姿。魔を落とすことによってたまった魔力を使うことで、一時的にこの姿へ戻ることができる。ルーン魔法の使い手で、ネクロマンサーの異名を誇る。相当なプレイボーイであるが、人間界、神界ともに多くの女性にモテる。魔力が回復しているため、ルーン魔法のほかに変身魔法も使用できる。
- 原作では覚醒前のロキの髪にはトーンが貼られているが、覚醒時は貼られていない。但し、原作のカラーイラスト、アニメなどから見て髪の色はほとんど変化していない。
- 大堂寺繭良(だいどうじ まゆら)
- 声:堀江由衣/坂本真綾
- ミステリーマニアの女子高生。学校からの下校の際、偶然燕雀探偵社の前を通り、二刀流の死神事件解決の日から探偵社にミステリー経験目当てで入り浸ることになる。アニメでは喋る西洋人形のことを相談する為に探偵社に入る。
- ロキの助手を自称する割には役に立った例はないに等しいが、天然ボケなためその事には気付いてない。
- 鳴神のクラスメイトでミステリー研究会唯一の部員であり部長だが、アニメでは一時期、フレイが入部していた時があった。親の遺伝でお酒に酔いやすい。
- テレビアニメ版により髪の色はピンクに統一されたが、それ以前の原作カラーイラストでは緑髪など他の色のイラストも存在する。
- 女子高生らしく情報ネットワークは半端ではないらしい。
- 闇野竜介(やみの りゅうすけ)
- 声:三木眞一郎/関俊彦
- ロキの身の周りの世話をする青年。実はロキの息子で、三匹のモンスターの一人で末っ子。見た目は人間だが、その正体は巨大な蛇ミドガルズオルムである。ファザコンであり、食事の面でもロキの健康にはかなり気を遣っていて、栄養バランスの悪いレトルト食品などをみると怒りに震えることも。
- 神界では、トールになぜか悪と認識され何度も成敗されそうになったことがある。そのためトール神である鳴神を極端に恐れている(ただし、当の鳴神自身は闇野の正体に気付いていない)。
- 普段、父であるロキのことは「ロキ様」と呼び、真の姿の時には「父上」と呼ぶ。探偵社では父であるロキと立場が逆にとられる場面もしばしばある(そのため繭良は、ボランティアの人と勘違いしていた)。
- 母であるスピカを拘束していた時もあった[要出典]。
- 家事全般が得意で特に料理は自他共に認めるほどの腕前である。通販が趣味でよく注文する。原作では通信教育でトンファー、アニメではしめじ、はしご等、その他にも様々なものを注文して、楽しんでいる(ちなみに食材は産地直送)。
- フェンリル
- 声:野島裕史
- 見た目は普通の黒い犬だが、正体はロキの息子。三匹のモンスターの一人で長男、魔狼フェンリルである。
- ロキのいる時と、いない時では態度や姿形が極端に違う。闇野同様(もしくは、それ以上)、かなりのファザコンである。兄弟である闇野にもそっけない態度を取っているが、鳴神とは馬が合ったらしく、意気投合する。ちなみに鳴神には「チャーハン」とあだ名で呼ばれている。
- オーディンにより雪山に繋がれていたが、何者かによって(アニメ版ではヘルによる)解放される。その後、ウルドに導かれて人間界にやって来た。繋がれていた間にすっかり性格がひねくれてしまったらしい。
- ロキのことは本人の前では「ダディ」、ロキがいない時は「オヤジ」と呼ぶ。ロキが神界の王になるだろうと信じている。
- フェンリルの言葉は普通の人間には『ほとばしる旋律』のように聴こえる。そのため一度ペットショップの店長に、珍しい犬として誘拐されたことも。
- ヘル
- 声:南央美
- ロキの娘。三匹のモンスターの一人で長女、地獄の番人ヘル。フェンリルの妹で、ミドガルズオルムの姉。ファザコンである。
- 原作では、生まれつき半身が腐食しており、人間界の空気には耐えられないため、ロキは人間界に行く際に、闇野だけを連れて行った。そのため、ヘルはロキに捨てられたと思いこみ、そこをオーディンに付け入られ、オーディンの刺客となる。図書館を自らの領域へ変幻させ、ロキと戦った。その特異な体質を克服するために、ありとあらゆる世界の本を読んできたため、かなり博識でロキとの知恵比べも互角だった。
- 途中でロキの想いに気付く。体が朽ち果ててしまわぬよう、ロキは帰るよう促したが、それを実行に移す前に限界が来てしまい、滅んでしまう。今では冥界の王として仕事をこなしている。
- アニメではヘイムダルを助け、かわりに彼の協力を得る。闇野、フェンリル、えっちゃん、繭良をさらい、ロキを抹殺する計画を実行しようとした。
- ロキのことは、「お父様」と呼ぶ。ヘルが眼鏡っ娘だったので、ロキ一家メガネ説のきっかけとなった(しかし、メガネをつけているのは他に闇野だけである)。
- ラグナロクではスピカと共に冥界より現れ、ウルドに殺されたウトガルドロキの力をロキに与える(その時の手法が『キス』であったため、ロキはかなり動揺していた)。
- スピカ
- ロキが神界から落とされる前に、付き合っていた巨人族の女アングルボダ。『嘆きの前兆』とも呼ばれる。
- 闇野竜介(ミドガルズオルム)・フェンリル・ヘルの母親である。典型的なドジっ娘で、何もない所でこけたり掃除をしていてロキの椅子の足を折ったりしてしまっている。またかなりの大食いでもある。強い霊媒体質でもあり、一度とある婦人の霊に身体を乗っ取られたことがある。
- オーディンから取り引きを持ちかけられ、神界からオーディンの呪いとともにやって来る。食い逃げ犯として逃げていたところをロキに拾われ、燕雀社探偵社でメイドとして居候の身となる。その後、無事に呪いは解け、家族と共に暮らし始める。しかし、ウトガルドロキが人間界に降臨した時に彼と接触し、昏睡状態に陥る。眠りが覚めたのも束の間で、彼女は既にこの世にはおらず、霊魂のみの存在であったため、消えてしまった。
- アニメでは、26話(最終話)のラストカットに声無しで登場。しかしその登場シーンは、「終わり」ではなく、「新たな始まり」を連想させるようなものだった。
- コミックスでは、ラグナロク編第1話にて初登場。
- えっちゃん
- 声:福圓美里/佐久間紅美
- ロキが降霊術を使い失敗したことで、現れた式神、自分より小さいものに自在に変化できる。
- 魔を吸収でき、その魔をロキに送る為に、体の一部を使って、ヴェンダルディーがドラウプニルの腕輪を作った。その後、ドラウプニルはロキによってレイヴァテイン(杖)に加工された。単行本のカバー下ではお菓子にも加工されていたが味の方は美味しいとは言えないようだ。
- まゆらなどの普通の人間には見えずロキや、その家族、神々や一部の霊感が強い人間にのみ見える。登場当初は1体ではなく複数登場していた。
- 名前の由来は、ロキ曰く「偉いからえっちゃん」。なお、えっちゃんと呼ぶのはロキのみで、その他の人物には「ぷにゃん」「プニャラ」「ぷにゃお」などと呼ばれる。
- 鳴神(なるがみ)
- 声:森久保祥太郎
- まゆらの同級生である貧乏学生だが、その正体は北欧の神、雷神トールである。
- 鉄腕アルバイターですっかり人間界になじみ、神としての威厳を忘れている為、北欧の神々からは赤貧神と呼ばれることもある。元々、ロキを抹殺するために送り込まれたオーディンの刺客だった。最初は何故そんなことをしなければいけないのか、ロキが殺されるまでの罪を犯したのかなど、いろいろと考え観察した結果、長い付き合いだから殺さないという結果に至った。
- 最高神オーディンの息子で王位第二継承者だが、自覚は無い。ロキとは昔からの腐れ縁で、本来ならばロキは鳴神の義叔父にあたる。
- 一度思いついたらその考えに固執する性格で、たびたびロキを困らせることも。しかし、ロキにとって鳴神はもっとも信頼できるパートナーでもある。
- いつも持っている木刀は、ただの木刀に「ミョルニル」と名前をつけた物。作中ではバルドルに操られてロキを襲った時に一度ロキに破壊されているため、2本の木刀が存在する。ただし新しい方は闇野のお土産。
- 自宅は想像を絶するほど散らかっているが、どこに何があるかは覚えているらしい。ただしナマモノなども放置しているため、腐らせてしまうことも珍しくない。
- 木刀を持っていないと、しなびた葱のように干からびてしまう。ただし木刀を持つとみるみるうちに復活する。
- 下の名前は不明。ロキからは雷神であることから、「ナルカミ君」と呼ばれている。一度下の名前がないことを作者に抗議する彼の姿が巻末付録に描かれており、そこでは「鳴神うさぎ」とされてしまった。
- バルドルによって木刀に本物のミョルニルを憑依させられ、さらに精神を支配される。ロキを襲うが失敗し、最後はオーディンに扮したバルドルの手によって塵とされてしまった。
- オーディン/バルドル
- 全知全能の神で、ロキを神界から追放した張本人。ロキの義兄弟。
- コミックスではラグナロク編3巻にて初めて姿が明らかになる。作者としては、とにかく白髪にしたかったらしい。
- 鳴神の前にはホログラムとして登場。鳴神が五日前に買って放置していた肉まんの上に座ってしまうなどなかなかユニークな一面もある。
- オーディンだと思われていたものの正体はオーディンの息子、王位継承者と云われた鳴神の兄であるバルドルだった。
- 自らの肉体を滅ぼしたロキに復讐する為、バルドルはオーディンの体を乗っ取った。
- 主神であるオーディンの体なので、ラグナロク時のロキとの戦いに圧勝。しかし、そのあとノルンに捕らえられ、ロキに止めを刺された。
- ヘイムダル/東山和実(ひがしやまかずみ)
- 声:朴璐美/小林優子
- 普段は東山和実を名乗り小学生の少年の姿をしているが、正体は真実や未来を見通す千里眼を持つ北欧神、光の神ヘイムダルである。ロキに右目を取られ、激しくロキのことを憎んでいる。そのため、ロキが私怨ではなくオーディンの命令だったと本人に言っても信じてもらえていない。鳴神には「ヘム」と呼ばれる。
- 原作での一人称は僕だが、アニメ版では俺。原作では、はじめは真面目であったが、徐々にギャグキャラ化していく。タレ目である。アニメ版では、出ているシーンのほとんどがシリアスなシーンで、ギャグシーンはほとんど無い。(一度だけチビキャラになっていたが。)いつも鷹を連れている。
- 本来、光の神でロキに魔を吸い取られた時は、一時的に異常に爽やかな性格になったが、すぐに復活した。度重なる失敗でオーディンにより神格を剥奪された。平凡な小学生になっても、フレイと組んでロキにありとあらゆる策略(いやがらせ)を練っているが、成功したことはなくフレイとはしょっちゅう別行動となってしまう。何故か塾に通っており、鳴神に神様が塾に行くなよと突っ込まれていたが、「それならバイトは?」とロキに突っ込まれて、それ以来鳴神は塾のことには触れなくなった。勉強はしているが、学校には通っておらず、家庭教師に見てもらっている節もある。
- 基本的に陰険で、鳴神に嫌われている。また、パソコンでしょっちゅうロキに対する嫌がらせを考えていられるが、全てを試しているわけではなく、成功した例も無い。
- 人間の世界では常識を持ち合わせているような行動をとることも多い。
- 鳴神に代わって右目を返された代償にバルドルに身体を乗っ取られ、ロキを殺害する。その後、霊魂となって神界でロキの前にフレイとともに立ちふさがる。
- フレイ
- 声:子安武人
- 怪盗フレイと名乗り世間を騒がせているが、その正体は豊穣を司る北欧神フレイ。フレイヤの兄で、性格はそっくり。かなりのシスコンである。
- ルーン魔法の使い手で、本気になればその力はロキを上回る。ロキや鳴神やヘイムダルと異なり人間界でも常に本来の姿で行動している。科学などに興味があり、様々なものをルーンを使い発明している。ただし、それらは機械仕掛けで動いているわけではなく、自信作グリンブルスティ改にいたっては中身が空っぽである。最も巨大なものはヴラドスキルニルという巨大な戦艦(後にロキに破壊された)。ロキを人間界に呪縛する為に人間界に来たが、作者の趣向からイケメンでありながら、ギャグキャラクターとして扱われている。
- ロキが探偵をやっているからと言う理由で怪盗になったり、犯行予告をポケットティッシュで配ったりと、人間界に住むうちにオーディンの刺客であるという本来の目的を忘れている。
- まゆら(フレイは「大和撫子」と呼ぶ)に惚れていて、彼女を振り向かせるために度々作戦をたてては失敗している。自称「神界の平賀源内」、「フレイヤちゃんの白馬の王子」。語尾は、「~なのだ」「~ぞい」などという口調で話す。
- アニメでは繭良が所属しているミステリー研究会を救うため繭良の学校に転校してきたことがある(その時の名前は海藤浮霊)。
- 刺客でありながら、誰よりも早くオーディンの異変に気づいていたなど、シリアスな内面も持っている。
- 原作終盤ではロキを殺したバルドルを滅ぼす為にフェンリルと闇野に覚醒を促すなど、ロキの味方をする一面も見せるが、神界では再びヘイムダルと共にビル4階分ほどの高さのロボを使ってロキを襲う。死んでいないはずのフレイがロキを襲った理由は「最後の最後でいい人だと思われるのもどうかと思って」とのこと。すべてが終わった後玉座にふんぞり返るものの、すぐにフレイヤに蹴落とされてしまう。
- グリンブルスティ
- 声:浅井清己
- フレイの発明品。後にグリンブルスティ改も造られた。原作では何度か登場するのみだが、アニメではフレイの移動手段としてよく登場する。改造されたバージョンは食事や排泄、マーキングもする。
- 原作では動物としてのグリンブルスティは登場していないが、一度スクルドがグリンブルスティの子供に乗って地上にやってきたことがある。子供のグリンブルスティはその後行方不明となるが、街の動物園で「金色の猪」として注目を集めていた。
- 大島玲也(おおしま れいや)
- 声:小松里賀/高野直子
- 富豪の令嬢である少女。しかし、その正体は北欧の愛と豊穣の女神フレイヤである。
- 予知夢を見ることができ、ロキのこれからの運命を予想していた。
- オーディンに命じられ、亡くなったはずの少女、大島玲也になりすましロキを殺しに来た。ブリーシング(首飾り)を付けるとフレイヤに覚醒する。しかし玲也にフレイヤの時の記憶は残らない。徐々に、ロキの事が好きになっていく。
- ロキに対する嫉妬に似た感情が強まるとフレイヤに変身する。
- フレイヤがロキに神界に帰されたことにより、玲也の存在は完全に消え去った。作中ではスピカやヘルと並び悲劇的なヒロインとして描かれる。
- 従兄の手によって屋敷が燃やされた後は、執事とともにロキの家の近くへと引っ越した。出かけるときはいつも財布の中に20万円以上の大金を持っている。
- フレイヤ
- 声:麻見順子
- フレイの妹で、ロキを殺すために神界からやって来るが、オーディンの命により操られていた。
- 普段は大島玲也として生活しているが、感情が高ぶると、ブリーシング無しでも覚醒する。ブラコンで、兄と美的感覚が似通っている。
- ルーン魔法でロキと自分の二人だけの世界の設定を、貧乏暮らしにするなど、何も無い暮らしに憧れていた。
- 原作では初登場時から露出度の多い姿で描かれるなど、かなりのお色気キャラクター的なイメージを醸し出していた。
[編集] ノルン
元はウルドの泉に住まう過去・現在・未来を司るウルドという白鳥であったが、オーディンに人間にして欲しいと頼み、ウルド、ヴェルダンディー、スクルド3人に分裂し、三大女神となった。
- ウルド
- 声:鈴木麻里子
- 運命を司る三大女神の一人ウルド。ノルン達の人柱、三姉妹の長女である。
- 過去を司る神。クールで、姉妹の二人とはよく別行動をしている。ロキと似て非なるウトガルドロキに近づき、その力を統合してラグナロクを招こうと企んだが、ウトガルドロキが自らに興味を無くしたことを知ると剣で刺し殺した。
- ラグナロクの訪れを楽しみにする。性格は少々ひねくれている。
- 元は白鳥の姿を持ち、ウルドの泉で生活していたが、ロキに好意を抱く。後にオーディンによって人間の姿にしてもらうが、改めて会った時のロキは白鳥の姿のウルドに興味を持っていた。
- ヴェルダンディー
- 声:能登麻美子
- 運命を司る三大女神の一人ヴェルダンディーはノルンたちの人柱、三姉妹の次女である。
- 現在を司る神。原作ではマッドサイエンティストで、変な趣味とは似合わず、性格はおっとりとしている。不気味な薬を作り、それをしばしばロキで実験(つまりモルモット代わり)をするというコミカルな場面がある。そのため、ロキは歯医者での変な夢を見てしまった。子供好きで、小さい方のロキを好む。
- コスプレをすることが多く、セーラー服には憧れをもっていたらしい。
- スクルド
- 声:中原麻衣
- 運命を司る三大女神の一人スクルドはノルン達の人柱、三姉妹の三女である。
- 未来を司る神。ロキに惚れていて、そのアタックはとても激しい。覚醒状態のロキを好む。フレイヤとロキの取り合いをしたこともある(ドラマCDにて)。ウルドの行動がよく分からず、ヴェルダンディーとよく一緒に行動している。
- 感情表現がストレートで姉二人とは正反対とも言える性格。その場をにぎやかにさせる人物。
[編集] その他の登場人物
- 大堂寺操(だいどうじ みさお)
- 声:園部啓一
- 繭良の父親。職業は神主だが、霊や怪奇現象といった非科学的なものは信じておらず「インチキ」だと言い切っている。だが、実はそのようなものが大の苦手。また、霊感が強い。繭良が探偵じみたことに首を突っ込むことに反対しているが、実は繭良が探偵になろうと思ったキッカケを作った人物でもある。
- 昔酒に酔った勢いで新山警部に「繭良がおっきくなったらおまえにやる」というメモを渡してしまったことがある。後に自分で焼き捨てた。
- 繭良の母(まゆらのはは)
- 声:深水由美
- 繭良が生まれてしばらくした後、病で他界。アニメの第4話の回想シーンでのみ登場する。
- 新山真澄(にいやま ますみ)
- 声:志村知幸
- 警部をやっており、事情は不明だが操に世話になったこともあり、繭良とも知り合いで、よく事件に首を突っ込む繭良をたしなめている。ロキからは「真澄ちゃん」と呼ばれている。鳴神と同じアパートに住んでおり、ハードボイルド刑事を自称。人遣いは荒い。ロリコン説あり。
- 山田康之(やまだ やすゆき)/ヤス
- 新山警部の部下。将来は部下からヤマさんと呼ばれるのが夢らしい。新山警部とは対照的な性格で、繭良やロキによく事件の手がかりを提供したりする。
- 垣ノ内光太郎(かきのうち こうたろう)
- 声:遠近孝一/緑川光
- まゆらの同級生で、垣ノ内財閥の御曹司。勘が鋭く、覚醒したロキの姿を見て、探偵のロキじゃないかと突っ込んだ時があった(実は、冗談で言ったらしいが)(ロキは「あなどりがたし垣ノ内の血」と言った)。綾菜という女性が親戚にいる(原作では叔母、アニメでは従姉妹。)。ロキと同類のプレイボーイで、女の子とよく遊んでいる。ロキからは「こーちゃん」と呼ばれる。繭良より探偵助手としては向いている。
- ウトガルドロキ
- 巨人族の王。ロキの前世の姿で、そのため容姿はロキと瓜二つだが性格は正反対。アニメでは登場しない。
- 原作では初登場時巨人族の国に迷い込んだロキと鳴神に謎かけ対決を挑んだ。これは北欧神話にも同じような記述がみられる。フレイには、銀髪であるため「銀ロキ」と呼ばれる。スピカに惚れ、ロキと統合してスピカを手に入れようとしたが、失敗する。これは、スピカがすでにこの世に存在していない魂だったため。後にウルドに殺される。
- ココ
- ウトガルドロキの世話をする女の子。自称「ウトガルド国のアイドル」。天真爛漫な性格。
[編集] テレビアニメ
テレビ東京系で2003年4月5日から同年9月26日まで『魔探偵ロキ RAGNAROK』の題名で放送。全26話。
[編集] スタッフ
- 原作:木下さくら(マッグガーデン『ブレイドコミックス』刊)
- 監督:わたなべひろし
- シリーズ構成:金巻兼一
- キャラクターデザイン:岡真里子
- メカニックデザイン:友杉達也
- アートデザイン:赤堀隆一
- プロダクションデザイン:佐藤和巳
- 美術監督:小山俊久
- 色彩設計:松本真司
- 撮影監督:近藤慎与
- 音楽:羽岡佳、アイジ(ex.PIERROT)
- 音響監督:菊田浩巳
- プロデューサー:東不可止、山川正樹、浦崎宣光
- アニメーション制作:スタジオディーン
- 製作:テレビ東京、テレビ東京メディアネット
[編集] 主題歌
[編集] オープニングテーマ
[編集] エンディングテーマ
- 「Believe In Heaven」
- 作詞:六ツ見純代、作曲・編曲:UZA、歌:三木眞一郎
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 魔探偵登場! | 金巻兼一 | わたなべひろし | 岡真里子 | |
| 2 | 正義の味方は超ビンボー!? | 山田健一 | 齋藤哲人 | 橋本昌和 | 奈良崎早苗 |
| 3 | 舞い降りた刺客! | 花田十輝 | 西村純二 | 古川政美 | 清水博明 |
| 4 | パパは名探偵!? | 高山カツヒコ | 新留俊哉 | 林有紀 | 関崎高明 |
| 5 | 怪盗フレイの挑戦! | 鈴木雅詞 | 松下ユキヒロ | 古川政美 | 徳田夢之介 |
| 6 | ねらわれた少女 | 橋本昌和 | 奈良崎早苗 | ||
| 7 | 女神フレイヤ、覚醒! | 金巻兼一 | 林有紀 | 門上洋子 | |
| 8 | 進め!!闇野探偵社!? | 高山カツヒコ | 新留俊哉 | 江森真理子 | |
| 9 | 繭良式テスト必勝法!? | 花田十輝 | 西村純二 | 古川政美 | 河南正昭 |
| 10 | 夕暮珈琲館 | 山田健一 | 山本秀世 | わたなべひろし | 岡真里子 |
| 11 | 恋する転校生 | 花田十輝 | 松下ユキヒロ | 奈良崎早苗 | |
| 12 | ドラキュラ城の罠 | 鈴木雅詞 | 林有紀 | 関崎高明 | |
| 13 | 夢幻の花 | 金巻兼一 | 西村純二 | 古川政美 | 河南正昭 |
| 14 | 光と闇と黒い犬 | 高山カツヒコ | 林有紀 | 江森真理子 | |
| 15 | 美しき刺客たち | 金巻兼一 | 松下ユキヒロ | 岡真里子 | |
| 16 | 魔性の鈴 | 鈴木雅詞 | 新留俊哉 | 奈良崎早苗 | |
| 17 | 激突!!料理の聖域(キッチンサンクチュアリ) | 林有紀 | 関崎高明 | ||
| 18 | 七色探偵現る!? | 高山カツヒコ | 西村純二 | 古川政美 | 河南正昭 |
| 19 | 鳴神君純情物語 | 鈴木雅詞 | 橋本昌和 | 江森真理子 | |
| 20 | 赤い靴 | 高山カツヒコ | わたなべひろし | 岡真里子 | |
| 21 | 暁のヘイムダル | 鈴木雅詞 | 松下ユキヒロ | 奈良崎早苗 | |
| 22 | 女神たちの真実 | 金巻兼一 | 林有紀 | 関崎高明 | |
| 23 | 湖畔の夏少女 | 高山カツヒコ | 西村純二 | 橋本昌和 | 河南正昭 |
| 24 | 孤独の陰影(かげ) | 金巻兼一 | 新留俊哉 | 塩川貴史 | |
| 25 | 夢の終着駅 | 鈴木雅詞 | わたなべひろし | 岡真里子 | |
| 26 | 神々の旅立ち | 金巻兼一 | 松下ユキヒロ | 奈良崎早苗 | |
[編集] ネット局
[編集] ゲーム
魔探偵ロキ 魔妖画 失われた微笑(PS2) オリジナルストーリーのアドヴェンチャーゲーム。フルボイス。
魔探偵ロキ(GBA) RPG。こちらは声は出ない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| テレビ東京 土曜9:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
魔探偵ロキRAGNAROK
|
||
最終更新 2009年11月8日 (日) 12:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【魔探偵ロキ】変更履歴



