魔法省
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魔法省(まほうしょう、Ministry of Magic)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の機関である。
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[編集] 登場巻
名前自体は1巻から登場するが、舞台として登場するのは5巻から。
[編集] 概要
各国にはそれぞれの国の魔法省があることが知られているが、この項目では主にイギリスの魔法省について記述する。
- 「魔法使い評議会」を前身とする公的機関で、その主な仕事は、国内に魔法使いや魔女がいることを秘密にすること。
- 省のトップは魔法大臣。議会がなく、裁判所も省の一機関であるなど権力分立はされておらず、恣意的な法令・判決が出ることもある。
- 地上に出ていてはマグルに見つかってしまうので、ロンドンの地下に設置されている(地下9階建て)。地下にあるにもかかわらず、魔法によって自在に景色を変えられる窓が存在する。
- 外来者用の入り口は赤い電話ボックスになっており、6,2,4,4,2をダイヤルすると女性が用件を尋ねる。そして用件を言うと、電話のコインが出てくる所から名前と用件が書かれたバッチが出てくる。そのバッチをつけると床が落ちて魔法省に着く。なお在勤の者以外は守衛室に行って杖を預けなければならない。
- エントランスホールには「魔法族の和の泉」があり、泉に投げ入れられたコインは全て聖マンゴ魔法疾患傷害病院に寄付される。
- 異なる部署同士の連絡には魔法のかかった紙飛行機を使っている。昔はふくろうを使っていたが、建物が糞だらけになるので止めたらしい。
[編集] 機構(推定)
[編集] 魔法大臣室
魔法大臣の事務室。地下1階にある。
- 魔法大臣
- アルテミシア・ラフキン(1798年~1811年)
- グローガン・スタンプ(1811年~1819年)
- ファリス・スパーヴィン(1865年~1903年)
- ノビー・リーチ(1962年~1968年)
- ミリセント・バグノールド(1980年~1990年)
- コーネリウス・ファッジ(1990年~1996年、1巻~5巻)
- ルーファス・スクリムジョール(1996年~1997年、6巻~7巻初期)
- パイアス・シックネス(1997年~1998年、7巻初期~7巻終盤)
- キングズリー・シャックルボルト(1998年~、7巻終盤~)
[編集] 次官室
魔法大臣付の次官の事務室。地下1階にある。
- ドローレス・アンブリッジ(上級次官)
[編集] 魔法法執行部
魔法界の警察。地下2階にある。
- 部長
- バーテミウス・クラウチ・シニア(元部長)
- アメリア・ボーンズ(~1996年、5巻以前)
- パイアス・シックネス(1996年~1997年、6巻~7巻初期)
- ヤックスリー(1997年~1998年、7巻初期~7巻終盤)
- 魔法警察部隊 - 魔法界の一般的な警察。
- 闇祓い本部/闇祓い局 - 闇の魔法使いの逮捕・公的施設や人物の護衛を主とする。闇祓い(「オーラー」ラテン語で「光」の意)はここに勤務する。
- ルーファス・スクリムジョール(~1996年、5巻以前-局長)
- ガウェイン・ロバーズ(1996年~、6巻以後-局長)
- ハリー・ポッター(2008年~、局長)
- キングズリー・シャックルボルト(~1998年、~7巻終盤-局員)
- ニンファドーラ・トンクス(局員)
- ドーリッシュ(局員)
- アラスター・ムーディ(元局員)
- 魔法不適正使用取締局 - 不適正な魔法の使用を取り締まる。2巻でハリーはこの局から公式警告状を受け取った。
- マファルダ・ホップカーク(局次長)
- マグル製品不正使用取締局 - 魔法のかかったマグル製品を取り締まる。局員は2人だけだったが、6巻で局長が昇進しており、現在この局がどうなっているかは不明。
- アーサー・ウィーズリー(~1996年、5巻以前-局長)
- パーキンス(局員)
- 偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局 - ヴォルデモートや死喰い人への恐怖につけ込んで売られている怪しげな物品の没収、及び売人の逮捕を行う。スクリムジョールが6巻で新設。局員を11人ほど抱える。
- アーサー・ウィーズリー(1996年~、6巻以後-局長)
- 実験的呪文委員会 - 新しい魔法を取り締まる。
- ギルバート・ウィンプル(委員)
- ウィゼンガモット最高裁事務局 - 魔法界の裁判所の事務全般を管轄。
- マグル生まれ登録委員会 - ヴォルデモートが魔法界を掌握してから、新設された委員会。マグル生まれの魔法使いや魔女を取り締まる。
- ドローレス・アンブリッジ(1997年~、7巻以後-委員長)
[編集] 魔法事故惨事部
魔法界・マグルの世界にまたがる事故・惨事を管轄する。地下3階にある。
- 忘却術士本部 - マグルの都合の悪い情報を忘れさせる。
- コーネリウス・ファッジ(元次官)
- アーニー・アーノルド・ピーズグッド(部員)
- 魔法事故リセット部隊/魔法事故巻き戻し局 - 魔法による事故を消去する。
- マグル対策口実委員会 - 事故の口実を作る。
- 誤報室/誤報局 - 魔法界の事故が顕著すぎる場合、マグルの首相に連絡を取ってマグルに対して納得のいく説明を作り上げる。
- マグル連絡室 - マグルの世界についての状況の把握を担当か。
[編集] 魔法生物規制管理部
魔法生物の管理・保護を行う。地下4階にある。エイモス・ディゴリーはここの職員だったが、息子の死のショックのため辞職。
- 存在課 - ヒト及びヒトたる存在(小鬼・鬼婆・吸血鬼など)を管轄。
- 狼人間援助室 - 狼人間の生活援助。
- 小鬼連絡室 - 小鬼関係を管轄。
- カスバード・モックリッジ(元局長)
- ダーク・クレスウェル(~1997年、6巻以前-局長)
- 屋敷しもべ妖精転勤室 - 屋敷しもべ妖精関係を管轄。
- 霊魂課 - ゴーストを管轄。
- 動物課 - その他一般の魔法生物を管轄。
- 狼人間登録室 - 狼人間を登録。
- 狼人間捕獲部隊 - 狼人間の捕獲。
- ドラゴンの研究および制御室 - ドラゴンを管轄・研究か。
- ケンタウルス担当室 - ケンタウルス関係を管轄。ケンタウルスが実際に使ったことはなく、「ケンタウルス担当室に送られる=解雇」というブラックジョークに使われるほどである。
- 危険生物処理委員会 - 危険な生物の処刑。
- ワルデン・マクネア(処刑執行人)
- 害虫相談室/害虫班 - 害虫の退治。
- 害獣班 - 害獣の退治。
- グール機動隊 - 魔法使いからマグルに渡った住居に棲みついたグールお化けを除去する。
[編集] 国際魔法協力部
国際的な魔法界の親善・外交を管轄。地下5階にある。
- バーテミウス・クラウチ・シニア(~1995年、4巻以前-部長)
- 国際魔法貿易基準機構 - 魔法の品の貿易を管轄。
- 国際魔法法務局 - 国際的な規模での魔法に関する法律の管轄か。
- 国際魔法使い連盟イギリス支部
[編集] 魔法運輸部
魔法使いの移動手段関係を管轄。地下6階にある。
- 箒規制管理課 - 箒類一般を管轄。
- 移動キー局 - 移動キーの規制。
- 姿現しテストセンター - 姿現しの試験を行う。ホグワーツ魔法魔術学校で行われる練習には本センターからスタッフが出向する。
- 煙突ネットワーク庁/煙突飛行規制委員会/煙突ネットワーク管理室 - 煙突飛行を管理。
- エッジコム夫人(委員)
[編集] 魔法ゲーム・スポーツ部
魔法界のスポーツやゲームを管轄。地下7階にある。
- ルード・バグマン(~1995年、4巻以前-部長)
- 奇抜な特許庁 - 変わった製品の特許を管轄か。
- 公式ゴブストーン・クラブ - ゴブストーンの公式団体。
- イギリス・アイルランド・クィディッチ連盟本部 - クィディッチの本部。
[編集] 魔法ビル管理部
魔法省のビルの管理を行う。魔法省のビルの窓の景色を変えるのもこの部の仕事。地下8階にあると思われる。
- レジナルド・カターモール(部員)
[編集] 神秘部
時や死後の世界などの研究、逆転時計と予言の管理を行う。地下9階にある。
- 無言者(部員)
- オーガスタス・ルックウッド(元部員)
- ブロデリック・ボード(部員)
- クローカー(部員)
- 死のアーチ
- 予言の間 - 予言の保管。
- 時の間 - 逆転時計の保管。
- 脳みその水槽がある間
- 開かずの間 - アルバス・ダンブルドアによると、この部屋には「愛」が入っている。
[編集] ウィゼンガモット法廷/魔法法律評議会
魔法界の裁判所。裁判長は主席魔法戦士(=ダンブルドア)であると考えられる(ダンブルドアは6巻で死亡しており、後任は不明)。5巻ではハリーの懲戒尋問を行ったが、この時はファッジ、アンブリッジ、アメリア・ボーンズが尋問を担当した。
[編集] 魔法試験局
「O.W.L.(ふくろう)」試験や「N.E.W.T(いもり)」試験を実施・監督。
- グリゼルダ・マーチバンクス(局長)
- ホグワーツ高等尋問官 - ホグワーツの統制。
- ドローレス・アンブリッジ(1995年~1996年、5巻-尋問官)
- 尋問官親衛隊 - 尋問官の非公式な下部組織。尋問官の手先として校内を検察する。スリザリン寮の学生が隊員となった。アンブリッジ追放時に解体。
- ドローレス・アンブリッジ(1995年~1996年、5巻-尋問官)
[編集] 大臣顧問
マグルの首相(イギリス)との連絡役。魔法大臣に就任したスクリムジョールが多忙の為、6巻で新設された。
- コーネリウス・ファッジ(1996年~、6巻以後-顧問)
[編集] 戦闘
5巻にて、神秘部で「予言」をめぐってハリー・ポッターをはじめとするダンブルドア軍団の一部メンバー、アルバス・ダンブルドアをはじめとする不死鳥の騎士団のメンバーと、ルシウス・マルフォイ率いる死喰い人及びヴォルデモートが戦闘を繰り広げた。
[編集] 結果
本戦闘に参加した死喰い人はベラトリックス・レストレンジ以外全員捕らえられ、ハリー、ダンブルドア、ヴォルデモートを除く全員が何らかの負傷。シリウス・ブラックは戦闘の最中にベラトリックスの呪いを受けてベールの彼方に消え、死亡。
[編集] 被害・損害
(人的被害を除く)
- 予言…多数破壊
- 逆転時計…全て破壊
- 「魔法族の和の泉」の像…大半が破損または損壊
- その他、棚など
[編集] 法律
- 実験飼育禁止令 - 危険生物の飼育や雑種の創造の禁止などの法律
- ワーロック法 - ドラゴンの規制に関する法律
- 国際魔法戦士条約
- 国際機密保持法
- 国際魔法使い機密保持法
- 反人狼法 - アンブリッジが起草した法律。リーマス・ルーピンはこの法律で実質的に就職不可能に陥った
- 教育令
- マグル保護法 - アーサー・ウィーズリーが制定した法律
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