鳥人戦隊ジェットマン

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鳥人戦隊ジェットマン』(ちょうじんせんたいジェットマン)は、1991年(平成3年)2月15日から1992年(平成4年)2月14日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全51話が放送された東映制作の特撮テレビドラマと、作中で主人公たちが変身するヒーローの名称である。『スーパー戦隊シリーズ』第15作にあたる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


スーパー戦隊シリーズ
第14作 地球戦隊
ファイブマン
1990年3月
- 1991年2月
第15作 鳥人戦隊
ジェットマン
1991年2月
- 1992年2月
第16作 恐竜戦隊
ジュウレンジャー
1992年2月
- 1993年2月

目次

[編集] あらすじ

西暦199X年、地球は衛星軌道上に24時間体制で世界中を監視している「アース・シップ」を配備する世界規模の防衛組織・地球防衛軍スカイフォースによって平和が守られていた。そのスカイフォースでは、ある鉱石より人間の身体能力を強化することの出来る"バードニックウェーブ"が開発され、それを元に人間の力では対応できないような脅威にも対抗できる超人戦士を作り出そうという「Jプロジェクト」が極秘に進行していた。

プロジェクト責任者の小田切綾は、犯罪や災害が起こると派遣される地上の隊員「スカイフォーサー」の中から5名の優秀な人物を選抜。その一人である天堂竜はアース・シップでバードニックウェーブを浴び、強化人間「ジェットマン」第一号・レッドホークへの変身能力を身に着けた。

しかしその直後、さまざまな次元の世界を侵略してきた次元戦団バイラムの襲撃により、アース・シップは破壊されてしまい、残り4人分のバードニックウェーブは地球へ4条の稲妻となって飛散。辛くもアース・シップより脱出した小田切と竜は、バードニックウェーブを浴びてしまった4名を捜し出し、「鳥人戦隊ジェットマン」としてバイラムに立ち向かわせようとしたが、その4人はいずれも一筋縄ではいかない曲者揃い。彼らは戦いの中で時には反目し、時には恋心に芽生えながら、バイラムとの戦いに青春を燃やしていく。

[編集] 概要

戦隊のモチーフとなっているのは鳥である。また、『科学忍者隊ガッチャマン』の作風を随所に取り入れた. スーツカラー・ジェットホークを含む5機の戦闘機・5人が翼を使って飛ぶ描写・主人公とサブリーダーのライバル関係等、『ガッチャマン』と似ている点が多数見受けられ、5種の鳥のモチーフもほぼ『ガッチャマン』と同じである。ただし、「鷲」が「鷹(ホーク)」、「みみずく」が「ふくろう」に変更されている(ただし英語のowlに両者の区別はない)。

タイトルも決定までには度重なる変更がなされており、オーディション当時の仮題はもっとストレートな『超人戦隊バードマン』とされていたことが、ブラックコンドル / 結城凱を演じた若松俊秀の回想の中で語られている[1]。またメイン監督の雨宮慶太は、放映開始前のニュータイプ誌上で「現在、戦隊シリーズ新作『ジャンプマン(仮題)』の準備をしている」と語っている。

前作『地球戦隊ファイブマン』では、後半こそ持ち直したものの一時は著しい視聴率不振に陥り、スポンサーの反対の省みずにシリーズそのものの打ち切りが危惧されていた。この主因を「長期シリーズには避けられないマンネリ」にあるとみた東映プロデューサー鈴木武幸は、本作品で「戦隊」の革新を試みた。

[編集] 特徴

『ファイブマン』後半において視聴率上の危機を脱却出来た要因に、高年齢層向けの様々な策があったことを踏まえ、本作品では設定や世界観の構築においても革新的な要素が多く取り込まれた。

設定面

「あらすじ」にもあるように、人間の身体能力を強化する"バードニックウェーブ"を浴びた者がジェットマンに変身することができるという設定である。当初から正規メンバーなのはレッドホークの天堂竜のみで、他の4人はバイラム襲撃による事故で偶然バードニックウェーブを浴びた民間人であり、最初の3話分はまず竜以外の4人を捜すところから始まる。そのため、本作は戦隊シリーズとしては初めて「第1話に変身後のメンバーが全員登場しない」作品となっている。

スーツカラーはレッド、ブラック、イエロー、ホワイト、ブルー。5人編成の戦隊としては初のピンクがいない戦隊と言える。ただしホワイトスワンのスーツは、他の4人のスーツの白い部分にピンクが使われている。

また、前2作に登場した要塞型ロボに代わる新要素として「サポートロボ」が新たに導入されたのも本作からである。同時に、既存のロボの武装として運用されるロボとしてもシリーズ初で、後の戦隊ロボのあり方に大きな影響を与えている。

作劇面

作品を語る上で欠かせないものとしては、「変身後も本名で呼び合う行為」を全編を通して行ったことが挙げられる。『地球戦隊ファイブマン』後半から取り入れられてはいたが、あくまで彼ら5人が「兄妹」だったためと推測される。当作品も脚本段階では以前のように「変身後はコードネームで呼び合う」予定だった。しかし、田中弘太郎若松俊秀をはじめとする出演者達が「これでは不自然」と変更させたという。これはシリーズそのものにも大きな影響を与え、変身後も本名で呼ぶ作品がこれ以後シリーズの主流へと変わっていった。ただ先に挙げたような複雑な人間模様を戦闘シーンでは必ずしも再現できたとは言いがたく、後続の作品ではこの反省を元にした演出が模索されていく。

ドラマ性を重視したため、メインライターの井上が周囲に根回しした上で「全員が一度も変身せずに終わるシナリオ」を書いたが、スポンサーの反対により結局不採用になり、戦闘シーンを急遽付け加えた回(第22話)もある。「全員が一度も変身せずに終わる話」はその後、『五星戦隊ダイレンジャー』などで実現している。ただし、これらの作品では「自分の意思で変身しない」のではなく「変身したくてもできない」状況の上で成立しているものとなっている。また、敵との戦闘シーンを急遽付け加えた回は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にも存在する。

「戦うトレンディドラマ」

本作品では、これまで戦隊シリーズの中でほとんど排除されていた「男女混合チームの中での恋愛模様」を描いただけでなく、それを物語の中心に持ってきたことが大きな特徴である。鈴木武幸によると、これはかつて彼が手がけた『闘将ダイモス』での経験を生かして、恋愛で高年齢層を取り込む狙いだったようである[2]

具体的にはホワイトスワン・鹿鳴館香に対し、ブラックコンドル・結城凱とイエローオウル・大石雷太が恋愛感情を抱く→しかし、香はレッドホーク・天堂竜に好感情→だが、竜は洗脳されて敵組織「次元戦団バイラム」の幹部マリアとなったかつての同僚にして恋人・藍リエが忘れられない、という四角関係がストーリーの重要な部分を占めていた。これによってそれまでの戦隊に見られなかったメンバー間の崩壊寸前劇が度々描かれるようになり、ファンからは節題にもあるように「戦うトレンディドラマ」と呼ばれた。その一方で保護者の一部からは「子ども向けの内容ではない」という批判もあった。

その恋愛模様の中心人物である凱は、「タバコも吸えば酒も飲み、女性が大好きな不良っぽい遊び人」という子ども向け番組のヒーローの類型からおよそかけ離れた設定と、若松の熱演により魅力的なキャラクターとして人気を博した。

その一方で恋愛絡み以外の回では『秘密戦隊ゴレンジャー』を彷彿とさせるコメディものが大半を占めていた。

敵組織の内部抗争

敵役であるバイラムにおいても、それまでのシリーズとは違い、圧倒的な力を持つボスが存在せず四幹部が個々に競合しながら組織内での支配権の優越を得ようと画策する組織となっており、本来ならばそれにあたるはずの女帝ジューザは、中盤で登場して僅か2話で倒される形となっている。また中盤より、自ら支配者と名乗ったトランザに対しても、他の幹部達は表面上では従う様に見せかけ、本心は敵対していて、あくまで互いが対等の立場と云った展開が採られている。

組織内での対立はこれまでの作品でも何度か見られたものだが、本作では年間を通して幹部達の対立構造を引っ張っており、結果的にジューザとトランザとの決戦に際し、「ヒーローと悪役の協力攻撃」という、これまでのシリーズではあまり見られなかった展開を生むこととなる。また、後者については、最終的にトランザがラディゲに屈する場面は戦隊シリーズの中でも群を抜いた、言い換えると子ども向けの枠を完全に超越した壮絶さを含んだものとなった。

演出面

ドラマ性を重視した演出が目立つ作品であるが、工事中のビル内を飛行するジェットホークや模型と着ぐるみを一瞬で入れ替えるジェットイカロスの合体シーンなど斬新な特撮も多く、特に従来の戦隊よりも巨大ロボットの活躍に比重が置かれたことで玩具の売り上げも高い結果を残し、後続作品に登場する守護獣や気伝獣等の演出に大きな影響を与えている。

また、ドラマ性の重視からか、必ずしも毎回全員が変身するわけではなく、戦闘時に何人かが欠けていることが度々あったのも特徴である。例えば、ブラックコンドルとブルースワローが第1話ではバードニックウェーブを浴びるシーンがあるのみで登場すらしなかったのをはじめ、第27話、第49話など、戦闘力で劣るホワイトスワンが後方支援に回る回も多かった。これについては戦隊シリーズで常に中心的存在のレッドホークも例外ではなく(第49話では1度も変身していない)、最終的に全話で変身したのは実はイエローオウルのみとなっている。メカニックも最初の巨大メカのイカロスハーケンが登場するのは第5話であり、ロボットのジェットイカロスは第6話からの登場になる(ロボットが第6話からの理由は着ぐるみの制作が遅れていたという説もある)。毎回のように巨大ロボ戦にならないと言うのも特徴の一つと言える。

その他

シリーズ初となる女性司令官の登場や、現行戦隊に取って代わろうとする新組織が身内から現れるといった展開、正邪のレギュラーのドラマが前面に出たこと、前後篇など連続したストーリーが多数見られたことなどから、一般怪人が30体程しかいないという点も特筆すべき点に挙げられる。怪人が少ないという傾向は翌々年まで続いた。

最終回は、戦いのシーンはAパートのみで、Bパート部分では戦いが終わって3年後の元ジェットマン達を描いている。そして、視聴者に用意されていた衝撃的なラストに関しては賛否両論があり、番組終了後も長く語り継がれ、当時はパロディとして使われることも多かった。

[編集] キャスティング

制作サイドの中で、戦隊を革新するという気風が高まっていたことはこれまでにも述べられた通りだが、キャストについても例外ではなく、「変身後も本名で呼び合う行為」などといった要素など、主演の田中弘太郎らを始めとするキャストからの意見や提案が採用されたものも少なくはない。とりわけ、結城凱を演じた若松俊秀から出されたアイディアは凱のキャラクターのみならず、作品構成や最終回のストーリーなどといった重要な部分に多く活かされており、その存在が作品に与えた影響の大きさが窺える。

また、凱の因縁のライバルであるグレイは、日下秀昭がスーツアクターのみならず声も兼任。それまでにも『地球戦隊ファイブマン』などで顔出しでの出演経験のある日下だが、本作品でも寡黙で理知的なロボットという役柄を演じきっている。

当時はカメラテストとして、翌年の作品に出演する俳優がゲスト出演するというケースがいくつか見られるが、本作品でも裏次元戦士のダン役を演じた藤原秀樹とネオジェットマンのJ1役を演じた望月祐多の2人が、翌年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で主役として出演を果たしている。

かつて舞台俳優として活動し、その後声優に転向した垂木勉がナレーターを担当。放映開始当時32歳で、小野田英一(フラッシュマン)、宮田浩徳(ダイレンジャー)と並ぶ戦隊担当ナレーターの最年少である。

本作で監督を務めた東條昭平やスーツアクターの新堀和男、大藤直樹が最終回でカメオ出演している。

[編集] スタッフ

メイン監督には、キャラクターデザイナーとしても有名な映画監督・雨宮慶太を起用。雨宮は東映の鈴木武幸プロデューサーから「戦隊シリーズはこれ(ジェットマン)が最後になるかもしれないから」と言われ、シリーズ参加を決意したという。また矢島信男に代わり、『地球戦隊ファイブマン』から特撮監督に就いた佛田洋や、当時チーフ助監督として参加し、本作品の終盤にて非公式ながら監督を代行した渡辺勝也などと合わせ世代交代が図られた。第30話からは後に『平成仮面ライダーシリーズ』を多く手掛けることとなる白倉伸一郎プロデューサーがプロデューサー補として参加。

世代交代は脚本面にも及んでおり、メインライターは前作まで9年連続担当の曽田博久に代わり、若手の実力派として台頭してきた井上敏樹が起用されている。鈴木プロデューサーによれば、井上敏樹をメインライターに据えることに対し、当初テレビ朝日のプロデューサーより「あんな生意気なやつに」と難色を示されたという。これに対して鈴木は「酒を飲んで話せば彼も悪い人間じゃない」と「井上君を囲む会」を設け、調整を図ったという。この他荒川稔久荒木憲一をはじめとするサブライター陣にも、当時若手の脚本家が多数起用された。

このように若手スタッフの起用が目立つ一方で、これまでシリーズに携わってきたスタッフも一部は前作より続投しており、監督の東條昭平蓑輪雅夫、脚本の藤井邦夫、撮影技師のいのくままさおなどは引き続き本作品を支えることとなった。さらにこれまで長くシリーズを離れていた金田治がパイロット作品にアクションコーディネーターとして携わっていたり、デザイナーの野口竜が10年ぶりに復帰し次元獣をはじめとする個性豊かな敵デザインを手掛けるなどバラエティに富んだスタッフ編成となっている。

劇中音楽は外山和彦(KAZZ TOYAMA)が担当。後に28話に理髪師役で本編へのゲスト出演も果たしている。

[編集] 評価

以上に見られるような多数のチャレンジは、これまでにない高年齢層からの反響を生む結果となった。放送中はもとより放送終了後にも、キー局のテレビ朝日や準キー局の朝日放送などANN各局、ANNと協力関係にある朝日新聞を初めとした新聞各社には好感・批判含めて数多くの投書が寄せられ、関係者は驚愕したという逸話が残っている。

また当時のトレンディドラマブームに合わせた恋愛要素を多く取り入れた作風は、これまで予想されていなかった主婦層を新たなる視聴者層として取り込む結果となり、戦隊シリーズの集客性に新たな方向性をもたらした。

視聴率面では裏番組である『らんま1/2(熱闘編)』(フジテレビ系)に依然として押され気味ではあったものの、前作『地球戦隊ファイブマン』後半からの復調傾向を維持しており、これらの要因はその後の戦隊シリーズの建て直しに繋がる布石となった。

玩具売り上げは前年を大きく上回り、特に3号ロボのテトラボーイは劇中の活躍頻度もあってか年末には在庫が無くなるほどだったと言われている。

戦隊シリーズの作品の中でも名作として挙げるファンも多く、バンダイの情報誌『B-CLUB』で行われた人気投票では第1位となる。また、東映の『スーパー戦隊シリーズ リクエスト大会』でも第1位に輝いた。

ドラゴンボールZに登場したギニュー特戦隊は前作「ファイブマン」と本作を鳥山明に子供が見ていたことから生まれた。

[編集] 備考

放送から1年半以上後に、レッドホーク・天堂竜こと田中とホワイトスワン・鹿鳴館香こと岸田が出演した総集編のビデオが発売されている。詳細はこちらを参照。

著名人のファンも多く、タレントの中川翔子もそのひとりである。彼女のブログ『しょこたん☆ぶろぐ』でも紹介されており、彼女自身先の本作品のDVDを全巻購入し絶賛している。

東映チャンネルでは、1998年7月から1999年5月まで「GO!GO!ヒーローズ」、2007年11月から2008年5月まで「スーパー戦隊ワールド」で再放送された。

[編集] 登場人物

鳥人戦隊はスカイフォースの特殊部隊として編成されたが、バイラムの襲撃を受け、本来任命されていた竜以外の隊員は全滅。これ以降一部の話数を除き組織についての描写が殆ど見られず、竜や小田切を「元スカイフォース隊員」「元スカイフォース幹部」と記述している資料も存在する。

天堂 竜(てんどう りゅう) / レッドホーク
ジェットマンのリーダー。スカイフォース隊員スカイフォーサーの青年。25歳、第13話で26歳になる(1965年5月10日生まれ)。
偶然バードニックウェーブを浴びた他の四人と異なり、ジェットマンに成るべくして成った、唯一の人物。作業ロボットの暴走事件を藍リエと協力して解決した功績からジェットマンに任命された。エリート軍人として訓練を積んだゆえに戦闘力は高く、また戦闘現場でも卓越した判断力を示すなど、戦闘集団の行動隊長としては申し分のない人材。だがプロ意識が強く、公私を混同しない事を己の信条とする故、初期は己の意志に反して戦士となった仲間たちと衝突することも多かった。リーダーとしての責任感と平和を守る使命感は強いが、それが災いして他のメンバー(特に凱)の反感を買うことも多い。酒は飲まず、代わりに砂糖抜きのホットミルクを愛飲する。しかし、その冷静な性格の裏側には人間らしさが隠れており、敵であるマリアの正体が死んだ筈の恋人の藍リエだったと知った時は、現実から逃避してしまうという一面ものぞかせた。実は地方出身で田舎には祖母がおり、本人も怪しい方言で会話する場面もあった。
変身後は数多くの技を身につけており、特にブリンガーソードによる戦法は抜群の腕前である。走力は9.0秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「怠け者」。
戦士としての実力も第一級だが、自身の影武者アンドロイド(グレイのセンサーでも見破れなかった)を製作したり、テトラボーイの技術を応用して異次元との通信を可能にしたり、ファイヤーバズーカを自動操縦に改造したりするなど、実は技術者としても超一流。
鹿鳴館 香(ろくめいかん かおり) / ホワイトスワン
偶然バードニックウェーブを浴びた容姿端麗なお嬢様で、名門「鹿鳴館財閥」の一人娘。22歳。
バードニックウェーブを浴びてしまったことを契機に、虚ろで鬱屈したお嬢様人生から別れを告げジェットマンに加入。果てしなく激しい戦い、そして竜や凱との恋の中で何度も挫折を味わうものの、世間知らずの我侭娘だった彼女自身も精神的に大きな成長を遂げていった。お嬢様育ちゆえかかなり浮世離れした性格をしているが、怒ると怖く、口調も普段のおしとやかなものから乱暴になる。当初はジェットマンを「ジェントルマン」と勘違いしていた。
教育係のじいやから教えられた剣道が得意で、ジェットマン加入後の特訓におけるガンアクションでも、抜群の腕前を見せるようになった。中盤までメカが苦手な様子だったが(第4話、第30話)、後には分析やナビゲーション役も担当するまでになっており、この面でも努力家としての面がうかがえる。変身後の走力は10.2秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「金持ち根性丸出しの嫌味女」。1度だけ両親が登場したこともある。敵が飛び掛ってきた時に抱きかかえた事がある。
大石 雷太(おおいし らいた) / イエローオウル
偶然バードニックウェーブを浴びた自然をこよなく愛する農村青年。22歳。
大人しく優しい性格でやはり最初はジェットマンへの誘いを迷惑がっていたが、バイラムにより自分の育てた野菜を荒らされたことにより戦いに身を投じた。香に憧れに近い気持ちを持っているが、告白する勇気は無かった。もともと相当な大食漢だが、ストレスが貯まるとさらに大食いに走る傾向がある。変身後は持ち前の怪力を存分に生かした戦いを得意とする。走力は11.4秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「キザ」。
イエローのイメージとは裏腹にスーパー戦隊シリーズで数少ない「太ったイエロー」の一人であり、2009年現在、彼以降の太った戦士は登場していない。また、戦隊シリーズで歴代唯一眼鏡をかけた戦士である。人物設定は『秘密戦隊ゴレンジャー』の初代キレンジャー大岩 大太(おおいわ だいた)に倣ったものだが、演じた成瀬によるとこの設定は子どものころの成瀬そのものだったという。
早坂 アコ(はやさか あこ) / ブルースワロー
偶然バードニックウェーブを浴びたスポーツ万能の高校生で18歳。
ジェットマンには当初バイト感覚で加わる。ちょっと短気でお調子者で御転婆だが、世話好きなしっかり者。他のメンバーの恋愛話には加わらず(でも茶化す)、人間関係を巧みに取り持ったりする等、ジェットマンの潤滑油的存在。ただ遠慮知らずで、小田切長官のことを“オバン”と呼ぶ(後半からは長官と呼んでいた)など馴れ馴れしくしていた。
隊内恋愛とは一切無縁でキスは未経験で処女という事もあり「色気より欲」と言うイメージもあるが、裏次元人ディメンシアの戦士ダンに積極的に求愛され、最終的には本人もまんざらでは無かった。
変身後は低空飛行やアクロバットを流用した戦法で華麗に戦う。走力は9.8秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「乙女チック」。メンバー内の恋愛にはほぼ無縁だったが、変身前にも変身後にもスカートをめくられるなど、セクハラ被害は一番多く受けている。また、変身後に敵に抱きつかれた事もある。
結城 凱(ゆうき がい) / ブラックコンドル
偶然バードニックウェーブを浴びた遊び人の青年。25歳。
何事にも束縛されぬ自由人で、所謂不良少年気質であるが、一匹狼ゆえの真面目さも併せ持つ。趣味はオートバイサックス演奏・賭け事(イカサマも得意)と女の子と遊ぶこと。タバコも吸い、酒(マッカランのストレート)もよく飲む。男と納豆が嫌い。口癖は「これだけは言っておく」。また語尾を軽く伸ばす癖もあるようだ(「だからこそ、自由だぁー!」「まぁ、いいじゃねえかぁー!」「惚れるんなら、俺に惚れろーっ!」など)。登場当初は一向にジェットマンに入ろうともせず、「滅びれば勝手に滅びればいい。」と言い捨て竜の怒りを買う。根は正義感が強いためか竜の熱意に負けて入隊は承諾したものの、以降も集団行動を嫌い竜に対しては事あるごとに反発。ついには香を巡っての恋敵にまで発展してしまう。だが、戦士としての信念を貫く竜のことは当初から認めていたようであり、互いのピンチを助け合うこともあった。第31-32話の戦隊解散の危機を経て互いを親友として認め合うようになり、竜が不在の時は残りのメンバーを纏めて戦うリーダーシップぶりを発揮するようになった。
変身後は剣による戦いが得意で喧嘩の応用とも取れる戦いをする。走力は9.5秒 / 100m。深層心理に隠された性格は「真面目で寂しがり屋の良い子」。

[編集] 支援者

小田切 綾(おだぎり あや)
ジェットマンの長官でスカイキャンプの責任者。ジェットマンたちを温かく、時に厳しく見守る、心強い最大の理解者。スカイフォースの幹部。指揮官としての能力は言うまでもなく、軍人としても一廉の技量の持ち主で、ロボや新兵器の開発にも携わるなど工学にも造詣が深い。部下たちの命を最優先し、時として単身で最前線に赴いて銃やロボを用いて戦う、強くクールな女性。一見度々起こる戦隊内部のいざこざにもただ沈毅で通してるように見えるが、戦いが続く竜たちを休暇のために旅行へ連れて行ったりと、思いやりある性格が垣間見える。変身する事無く単身ロボに乗り、敵怪人を倒したこともある戦隊シリーズ随一の女傑。キャリア志向のエリート女性である一方、結婚願望も持っているようである。飛行服を着たこともあるが、基本的には常に制服姿である。
ネオジェットマン
終盤に登場した第2の鳥人戦隊。メンバーはそれぞれJ1~5と呼ばれており、J1をリーダーとする正規の訓練を受けたサイボーグ戦士によって構成される。ネオジェットマンを演じた5人はいずれも当時のJACのメンバー。
竜たち5人と違い、体内に埋め込まれたバードニック反応炉のおかげでエネルギー切れを心配することなく戦える。標準装備として光線銃のネオシューターと手榴弾のネオマインを持つ他、個人武器としてJ1は剣のネオソード、J2は鎖鎌のネオスティンガー、J4はブーメランのネオスライサーを持つ。J3とJ5は個人武器を持っていない模様で、J3は徒手空拳、J5はネオシューターで戦う。必殺武器はフレアーバスター。
なお、ネオスティンガーは『高速戦隊ターボレンジャー』に登場したヤミマルの武器であるヤミガマの改造で、ネオスライサーは『超獣戦隊ライブマン』に登場したグリーンサイのサイカッターの流用である。その他、手甲パーツは前作『地球戦隊ファイブマン』のファイブテクターの流用である。
スカイフォースの幹部・一条総司令の指揮の下、バイオ次元獣(隕石べム)によって変身能力を失ったジェットマンを追放し、自分達が取って代わろうとしたが、部下達を捨て石扱いする一条総司令への失望と変身能力を失ってもなお戦おうとする竜達の姿を目の当たりにし、竜達に反応炉の全エネルギーを与えて変身能力を復活させた。
竜以外は民間人出身のジェットマンと違い正規の訓練を受けた軍人たちだが、実戦経験に乏しいため、結局は戦闘のうえでも後れをとった。ジェットイカロスの操縦をこなしきれず竜たちに危機を救われ、同じバードニックウェーブで戦いながら、彼らが歯が立たなかった隕石ベムはジェットマンが倒した。
後に刊行されたコミック版では、ジェットマンの後を継いで戦っている姿が描写されている。
一条総司令
スカイフォースの幹部、スカイキャンプの新司令官としてネオジェットマンと共にやってきた人物。悪い意味の軍人気質の塊であり、民間人をハナから馬鹿にしたり、部下のネオジェットマンをただの道具としてしか見ていなかったり、プライドに囚われて他の人間の意見を聞かなかったりと、指揮官としての資質には多大な問題点が見られる。
自分を差し置いて鳥人戦隊長官に小田切が任命されたことを根に持っており、復讐として綾の部下のジェットマンの追放を画策し、竜たちをスカイキャンプから追放するも、危機に陥るとすぐ呼び戻そうとするなど情けない一面もある。
度重なる横暴にネオジェットマンたちにも見限られた上、本部に突入してきた隕石ベムの襲撃を受け、一命はとりとめたものの再起不能になり退場(心身いずれの意味でかは定かではない)。

[編集] 次元戦団バイラム

裏次元を滅亡させたのち、表次元に相当する地球を掌中に治めんと次元を超えて攻めて来た武装集団。地球人を愚かな者達と言い放つなど、彼らを侮辱している。巨大魔城バイロックを拠点に、地球人征服の計画を企てる。裏次元の戦闘中に首領が行方を晦ました為、4人の幹部が空いた首領の椅子を巡って争い合う事となる。

大事に当たっては一応結束して戦うこともあるものの、こうした背景からか幹部同士(特にラディゲ)による足の引っ張り合いが激しく、時には1人の幹部の失敗を大勢で嘲笑うこともあり、それが原因でジェットマンを倒す絶好の機会を逃すこともしばしばある。後半には幹部同士で互いの作戦を露骨に妨害することすらあった(主としてラディゲとトランザの間)。

裏次元伯爵ラディゲ
四大幹部の実質的なリーダー格で、顔面蒼白の男。人間換算で25歳そこそこ。“裏次元伯爵”は自称であり、実際にそのような身分であったのかは定かでない。残忍かつ冷酷な野心家で、非常に執念深く、「歴代スーパー戦隊シリーズ悪役史上最凶」との呼び声も高い。自らの野心の成就の為ならば、時には仇敵・ジェットマンに手を貸す事すら厭わない(ジューザとトランザを倒す為に2度組んでいる)。
自己尊大で、自分の上に立つ者の存在を決して認めず、他者が必死で努力する姿を敵味方関係無く「健気」と皮肉を交えて嘲笑し、極度の上から目線な態度であしらう姿がしばしば見受けられた。ジューザにより人間の姿にされた際、ラディゲは人間としての気持ちを知ったように見えたが、記憶を取り戻した時には何の未練もなく彼を助けた女性を殺害している(人間の心自体がジューザに植えつけられたものだった可能性もある)。
悪役特有の邪悪な性質を持つ一方、バイラムの戦士としての誇りもあり、トランザによって魔神ロボ・ベロニカに捕らわれた雷太、アコ、香を救い出したり、崖から落ちそうになった竜を助けたこともあった(前者の理由が「自分の獲物だから」、後者が「トランザを倒す為」)。ラディゲとして姿の他に、凶獣ラディガンなる真の姿を持つ。また終盤ではベロニカのエネルギーを吸収し、最終形態のラゲムに変化する力を得た。
「秘剣ブラディゲート」と呼ばれる剣を愛用する。27話では自身の霊能力を披露したが、ジェットマンを霊界に引きずり込み始末しようとして失敗した際、跳ね返ったダメージによって失う。
執念深さが常軌を逸しており、一度屈服させられたトランザへの恨みは凄まじく、幾度となく逆襲を狙った末に終盤において凄惨な報復を行った。人間の情愛などを「愚劣な感情」などと軽んじる一方、マリアに対しては倒錯した感情を抱いていた。小説版では、洗脳したリエ=マリアを愛人としており、肉体関係を持つ描写もあり、リエ=マリアを巡って完全に竜と対峙する立場にあるが、このような裏設定はTV放映の中では明確にされていない。
名前の由来は、フランスの詩人・レイモン・ラディゲからと言われる。
凶獣ラディガン
ラディゲの真の姿。ラディゲは怒りの感情が昂ることで真の姿であるこの形態に変身する。おぞましい怪物のような姿をしており、左手に秘剣ブラディゲートが一体化している。この姿に変身すると敵のあらゆる攻撃を防御する。魔人ロボ・ベロニカの体内でベロニカの生体エネルギーを吸収する際にも一瞬だが変身した。
この状態でジェットマンと戦ったことは意外にも少なく、真の姿だが冷静さを失うため、ラディゲの姿より弱いという説もある。
ラゲム
魔人ロボ・ベロニカの生体エネルギーを吸収したことにより変身可能となったラディガンの強化進化形態にしてラディゲの最終形態(初登場の47話ではラディゲ自身の最終形態と明らかにされていない)。巨大な怪獣の容姿をしており、単体でもバードメーザーを受けてもびくともせず、ジェットフェニックスもはね返す高い防御力を誇る。また両手の爪や舌による打撃及び巻き付き、噛み付きなど攻撃力も高い。
初登場時にはグレートイカロスをノーダメージで下し、最終決戦においてもバイロックを鎧として纏うことでパワーアップを果たし、圧倒的な力を見せ付けた。この鎧は藍リエ(マリア)によってつけられた背中の傷を隠す役割も持っている。
なお最終話のみ、胸にラディガンの顔が追加されている。
マリア / 藍 リエ(あおい りえ)
元スカイフォース隊員にして竜の恋人であり、鳥人戦隊の隊員にも選ばれていた。だがバイラム襲撃の際に次元の歪みに吸い込まれてしまい、ラディゲの洗脳を受ける。
かつての彼女はピアノを愛する心優しい女性だったが、彼に洗脳されて以来、烈しい闘争心を持った好戦的な性格へと変貌する。しかし、マリアとなってもピアノの腕は全く衰えておらず、その美しい演奏はグレイを惹きつけた。万能スティック・「ネクロッド」が武器。リエとしての記憶と人格はすでに無いが、洗脳前の記憶が時々フラッシュバックし、苦しむ様が見受けられる。
ちなみにマリア / リエが劇中でよく弾くピアノ曲は、「熱情ソナタ」。
グレイ
ロボット幹部。背中に必殺砲グレイギャノンを、腕にはマルチショットガン・ハンドグレイザーを装備している。ロボットではあるがマリアに恋心を持ったり、ワインと煙草(指に装備された超小型の火炎放射器をライターの様に使い火をつける)とクラシック音楽を好むという人間的な面を持ち、バイラムのメンバーでは比較的理性的な性格を持つ。ラディゲとは対照的に卑怯な手を使わず、正々堂々の戦いを好む。
ブラックコンドル・凱とはライバル関係にあり、何度も一対一の死闘を繰り広げた。終盤には敵味方を超えて互いに認め合う部分があったようである。
雨に打たれ、体力の落ちたマリアを愛しさのあまりに抱きしめるが、ロボットであるために「冷たい」と無意識のマリアに突き放されるシーンは「特撮でしか表現できない恋愛ドラマ」と評価が高い。小説版では、身長3メートル以上の巨体を持つロボットとして描写されている。
トラン
超能力を使う少年幹部。人間換算で9歳。ゲーム感覚で作戦を立案し、相手の被害はおろか味方の犠牲などですら「ゲームを楽しむためだけの要素」と捉える冷酷な性格。
腕に装着したキーパッド「メタルトランサー」やサイコキネシスでジェットマンをたびたび翻弄した。いつもはゴーグルをして顔を隠しているが、サイコキネシス使用時にはゴーグルを展開させて素顔を現す。
年少の子供であることにある種の劣等感を持っており、他の幹部からそれを蔑まれ、ジェットマンからも子供ゆえに情けをかけられたことでコンプレックスが爆発し、急成長を遂げる。
トランザ
後半より登場。敵味方両方から子供扱いされ、フラストレーションが限界に達したトランが怒りによって大人に成長した姿で、帝王を自称する。上から飛び出している髪の色は銀色をしており、唇は紫である。
サイコキネシスに加え、魔剣ボルトランザによる圧倒的な攻撃力を持ち、初戦では単独でジェットマンと他の幹部たちをまとめて圧倒し、レッドホークに深手を合わせた程の実力。幻想世界を作り出す能力ももつ。
性格は尊大かつ独善的で、自分の失敗を他の幹部に転嫁するなど、性格の歪みに加速が掛かっている。また、かつて子供であることを嘲られた反動からか、非常に自己顕示欲が強く、初登場時に竜と剣術勝負、凱とナンパ勝負、雷太と大食い勝負をするなど、どんなことでも相手の上に立たないと気が済まず、そのようなこともあり特にラディゲと対立することが多かった。作戦のため人間に化けることも度々あり非常にキザな性格である。一方でテストロボットG2及びベロニカを単独で建造、レッドホーク以外の4人をオブジェに変えたバイオガンの開発、バイクの運転もなかなかでメカニックに精通している面も見せる。
一度はラディゲを初めとする他幹部を服従させるが、所詮は力のみによる支配であり、一人として忠誠を誓っている者はいなかった。その独善的な性格が災いし、終にはそのラディゲから凄惨な報復を受けることとなる。その壮絶な末路を描く名場面の演出は、演者である広瀬のアドリブだったという[3]
女帝ジューザ
かつて「万物の創造と破壊を司る者」として恐れられ、ラディゲ、グレイ、トランを従え多くの次元世界を侵略したバイラムの首領。裏次元侵略の際、最後の戦いで戦死したものと思われていたが、実は戦いで受けたダメージを回復させるために休眠していただけで、新たなる活力を得たことで永い眠りから目覚める。究極の破壊獣セミマルを宿し、隕石とともに地球に襲来した。戦闘時は魔獣ジューザに変貌する。
ジェットマンを一度は単独で圧倒し、凱の身体を水晶と化すなど、実力者であることは間違いなく、ラディゲの謀叛もいとも簡単に退けて見せた。そのラディゲを一度は表次元に追放するが、その後ジェットマンとラディゲの共闘により重傷を負い、最期はラディゲの剣の前に命を絶たれた。本編での登場は第17・18話のみであり、実質はゲストキャラだったにも関わらず、かなり強烈なインパクトを残したキャラクターである。
魔獣セミマル
ジューザが身に宿した卵から誕生し、ラディゲに育成された究極の破壊獣で、背中に翼が生えた悪魔の様な外見をしている。「その力は一瞬にして大地を割り、天を焦がす」と恐れられる。手から出す念動波であらゆる物を破壊する。評判通りの並外れた戦闘能力を有し、バードニックセイバーを叩き折った上ジェットイカロスを戦闘不能にまで追い込むなど、凄まじい闘いを展開した。
次元虫(母虫)
バイラムに使役されていた昆虫型の生物。等身大の大きさで人間を捕食して栄養とし数十個の卵を生み落としたが、初戦でジェットマンに深手を負わされ退却したが、初めてジェットマンが五人揃った戦いでバードボンバーを受け死亡。
次元虫(子虫)・バイオ次元虫
母虫が残した卵から孵化したもので、大きさは人の掌よりやや大きい程度。様々な物体に寄生して次元獣と呼ばれる怪物を発生させるほか、状況に応じて次元獣を巨大化させる能力も持つ。バイオ次元虫はマリアによる改造で生物の遺伝子を付加されたもので、外見的には次元虫と全く異なる。寄生された物体はバイオ次元獣となる。バイオ次元虫は不完全な合成生物であり、繁殖はできない。
次元獣・バイオ次元獣
次元虫に寄生された物体が怪物化したのが次元獣である。寄生された物体が小型の場合は一律に人間大の次元獣として発生するが、もともと人間大より大きな物体が寄生された場合は巨大(元の物体と同等の大きさ)な次元獣として発生する。ファイタージゲン、ハウスジゲン、バスジゲン、がこの例である。また、人間大の次元獣も次元虫の能力により巨大化することが可能で、通常は一度倒されたあと巨大化再生する。なお、次元虫ごと倒されたために巨大化出来なかった次元獣や、戦略により倒されなくても巨大化した次元獣も存在する。バイオ次元虫に寄生された物体は生物の特性も反映させたバイオ次元獣となる。巨大化能力については次元獣と変わりない。
「生物+器物」というモチーフは『仮面ライダーV3』のデストロン怪人、『科学戦隊ダイナマン』のメカシンカと共通。だがこの二者が「生物ベースの怪人に器物を付加した」のに対し、バイオ次元獣は「器物ベースの怪人に生物の特性を付加した」という逆のパターンをとっている。
次元獣には人語を発し、個性的なキャラクターを持つ者も多かったが、バイオ次元獣にこのようなタイプは少なく、侵略兵器としての性格が色濃くなった。
グリナム兵
種のような物体から生まれるバイラムの戦闘兵。斧のような剣と指から撃つ弾丸を武器とする。知能はさほど高くないが、人語を話せる他、「強化のために次元虫を付けて貰いたい」と思うなど思考を有する者もいる。28話では阿部渡が声をあてている。ドライヤージゲンとトランの間を行ったりきたりした一団など、意外と個性的な面もある。一度だけ、女性の体型をしたグリナム兵が登場した。

[編集] その他の戦士達

裏次元ディメンシアの戦士
中盤に登場。バイラムに滅ぼされた裏次元ディメンシアの最後の戦士達。3人でバードガルーダに乗って裏次元からやって来た。地球人よりも生命力が低いが、鳥人への変身能力を持っている。ちなみにレイ役の石渡とカンナ役の前田は過去に戦隊ヒーロー(ヒロイン)を演じた経験があり、ダン役の藤原は翌年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で戦隊ヒーローを演じている。
レイ
裏次元戦士のリーダー格で真面目な性格。当初から地球人との共闘を考えており、ジェットマンと協力してイカロスとガルーダを改造し、グレートイカロスへの合体を可能にするが、彼自身はその姿を見ること無く、イカロスの救援に向かった際にラディゲに殺されてしまう。
カンナ
裏次元戦士の紅一点でレイの恋人。地球で幸せになりたいと願っていたが、レイと共にラディゲに命を奪われる。
ダン
裏次元戦士では最年少の弟分的存在で、彼だけは青い服を着ている。明るく軽い性格でアコにちょっかいを出す。また、他のみんながロボの改造にかかりっきりの時も仮病を使ってアコと2人っきりになり、デートに連れ出すなど子どもっぽい面も多い。レイとカンナがラディゲに殺された上にバードガルーダも奪われたため、変身してラディゲとの激闘の末ガルーダを奪還するが、その際に重傷を負い、アコに見守られながら息を引き取った。
裏次元ベルセルクの戦士
バイラムに滅ぼされた裏次元ベルセルクの、ただ2人の生き残り。手にした物体を武器に変化させる能力を持つ。その能力を捨てたときに、1人の人の命を救うことができる。
ルー
ベルセルクの女戦士。バイラムに復讐する為に地球にやって来た。ラディゲと互角に戦う実力を持つ。紆余曲折を経て改心し能力を捨てて傷ついた竜を救った。
デュラン
ルーの幼馴染であり、恋人。ルーの暴走を止めるために地球にやって来た。ラディゲの罠にかかってバイオ次元獣ヨロイスネークにされるも、ジェットマンの活躍で元に戻り、能力を捨てたルーと共に地球を去る。
三魔神
中盤に登場。太古の昔より人間の天敵として生き続けてきた3体の怪物で、悪魔的な外見をしている。永い眠りについていたが、初めにムーが尖兵として復活し、その後ラモン達もラディゲの血を与えられた事で復活。ラディゲはラモンとゴーグを従わせようとしたが、バイラムは天敵である人間の敵であるため、拒絶されている。
ムー
最下級の魔神で、両腕に付けた刃が武器。又、手首は再生可能。ラモンとゴーグを復活させようと戦士の血を求めて香をさらった。
ラモン
ムーより後に復活した2体の魔神の片割れで、剣と牙状の刃が武器。体から触手を出して戦士の血や魔神の遺体を吸収出来る。治癒能力で傷ついた人間を回復させた後、パイナップルに似た形状の人間果実に変え、口から出す管でエキスを吸う事を楽しみとする。ゴーグがジェットマンに敗れた際、その遺体を吸収してパワーアップしようとしたところをラディゲによってバイオ次元虫を寄生され、配下とされてしまう。
ゴーグ
ラモンと同時に復活した魔神で、二又の槍を武器とする。巨大戦ではジェットイカロスとジェットガルーダを相手に優位な戦いを見せた。復活した際には「傷ついた戦士に用はない!」と言っていたが、それ以降はほとんどしゃべっていない。

[編集] ジェットマンの装備・戦力

[編集] 共通装備

クロスチェンジャー
ジェットマンの5人が装備している変身用のブレス。「クロスチェンジャー」の発声とともに右手のエンブレムフォーメーションの真ん中を押すと、鳥の頭と翼が飛び出し、変身する。
ジェットウィング
基本装備。背面から上腕にかけて隠されている、小さな翼。広げることで空を滑空する。
バードブラスター
基本装備のレーザー銃。空気中のイオンをプラズマ化した高エネルギービームを発射。一撃で1m四方の鉄の固まりを溶かす。冷凍光線も発射可能。
ブリンガーソード
基本装備の剣。ダイヤの7~8倍の硬度を持ち、熱にも強く軽量なバードナイト特殊鋼。刀身にプラズマエネルギーを発生させる事で戦車をも切り裂く。変身前でも使用可能。
ウィングガントレット
基本装備。パンチ力を強化するナックルパーツ。重力制御装置によってパンチ力を強化する。先端のGジェネレーター(重力発生装置)から最大150Gの衝撃波を発生させて敵をはね飛ばす。先端部から重力波光線・ウィングビームを放つ。
ビークスマッシャー
第33話に追加された第二の光線銃。設計者の相沢博士がアースシップ壊滅時に死亡したため未完成のままだったが、博士の遺児・美加に残された記憶を頼りに設計図が復元され、配備された。物質の分子構造を破壊するフェザー光線を放つ。逃走する敵を追尾するモーションチェイサー機能を搭載。バードブラスターと合体させると新必殺技・スマッシュボンバーを発射できる。
小田切長官が使用することもある。
装備はすべて隊員共通であり、個人別の専用武器はない。

[編集] 個人能力・技

ウイングパンチ
レッドホークが得意とする技。ジェットウィングをはばたかせながらパンチをたたき込む。
飛行斬り
レッドホークが得意とする技。ジェットウイングを展開させて空に舞い上がり、ブリンガーソードで斬る。ファイタージゲンに使用。
コンドルフィニッシュ
ブラックコンドルが得意とする技。空中からブリンガーソードで袈裟斬りにする。
岩石落とし
イエローオウルが得意とする技。岩を敵に投げつける。
必殺つっぱり
イエローオウルのパワーを活かした相撲の張り手。
スワンウィング
ホワイトスワンの技。ジェットウィングをマントのようにはためかせて敵を吹き飛ばす。
スワニーアタック
ホワイトスワンの得意技のひとつ。急降下しながらウイングガントレットでパンチする。
クロスチョップ
空中からフライングクロスチョップを決めるブルースワローの得意技。
コンドルオウルタワーリングアタック
ブラックコンドルとイエローオウルのコンビネーション技。 イエローの肩を踏み台にしてブラックがブリンガーソードを決め、連続してイエローが岩石落としを決める。
ダブルキック
ホワイトスワンとイエローオウル、またはホワイトスワンとブルースワローのコンビネーション技。 空中で手をつなぎ、同時にキックを放つ。
ジェットフェニックス(正式名称不明)
イカロスハーケンの必殺技を等身大の5人で再現したと思われる必殺技。5人で空に舞い上がり、空中で巨大な火の鳥となって敵に突進する。最終決戦で使用。
スワン・スワロークロー
ホワイトスワンとブルースワローが敵に抱きつき顔面をひっかきまくる。

[編集] 必殺武器・技

ジェットハンドカノン
バードブラスターにブリンガーソードを合体させた強力なレーザー銃。ブラスターとソードに蓄えられたプラズマエネルギーを一気に放出し、半径10m以内の物を蒸発させる。ファイヤーバズーカ登場後も、バードブラスターの威力を強化する攻撃法としてたびたび使用された。
バードボンバー
最初の必殺技。ジェットハンドカノンを5人が同時に発射する。エネルギーチャージのため、一度撃つと30分間使用不能となる。
スマッシュボンバー
ビークスマッシャーとバードブラスターを合体させたレーザーライフル。威力はジェットハンドカノンの3倍。5人が同時撃ちすれば必殺技に匹敵する威力となる。状況に応じてファイヤーバズーカとスマッシュボンバーを使い分ける。

[編集] メカニック

ジェットストライカー
竜専用のバギー。水素を燃料としたハイドロプラズマエンジン搭載。最高時速500km/h。ブースターにより、30mのジャンプが可能。ロケットランチャーとボディ先端に2門の機銃を装備。後に改造され、150万度のプラズマ弾を放つ必殺武器ファイヤーバズーカへの変形が可能となった。
ファイヤーバズーカ
竜の乗るジェットストライカーが変形した必殺バズーカ砲。竜の呼びかけに応えてジェットストライカーがバズーカに変形。5人で抱え上げ、ターゲット捕捉の後、竜の合図で発射。大気中から吸収したイオンと5人のエネルギーを融合してプラズマ化した光弾プラズマブレッドは摂氏150万度の火の鳥となって敵を捕らえ、粉砕する。5人揃わないと威力が低下する。最終決戦ではオートコントロールでの発射ができるように改造された。
ジェットスピーダー
凱、アコに配備されたバイク。但し、アコはジェットバンサーの荷台に乗ることのほうが多く、凱は自分のバイクを使用することも多いため、あまり使用頻度は高くない。ちなみに凱の乗機は無線コントロールが可能である。最高時速360km/h。ミサイルランチャーを装備しているが、未使用。
ジェットバンサー
雷太、香が乗るピックアップトラック。ベース車はトヨタ・ハイラックスで、ライトは赤外線等を発するスキャナーになる。ハイパーガスタービンエンジン搭載。荷台にプラズマガトリング砲を装備しているため、この砲撃手としてアコが乗車することもある。最高時速400km/h。
アース・シップ
地球の衛星軌道上に浮かぶ地球防衛軍スカイフォースの宇宙ステーションだったが、バイラムの攻撃によって撃墜され、地上にバードニックウェーブが降り注ぐことになった。
スカイキャンプ
スカイフォースの施設で鳥人戦隊の基地。小田切長官以下ジェットマンのメンバーが暮らしている。内部にジェットマシン各機を収容している他、最上部の司令室上には、バードガルーダがまさに鳥のように止まっている。基地内は外観よりも広く、ロボ状態の3大ロボを立たせた状態で整備することも可能。秘密基地との設定だが、街中にあって特に偽装などは施されていない。1度だけ、バイラムに内部に潜入された事がある。

[編集] 巨大ロボ

ジェットイカロス
5機のジェットマシンが「合体!スクラムウイング」のコールで合体した巨大ロボット。5人の通信ブレス・コレスポンダーから取り外したバードロックでセキュリティを解除してから合体する。合体のみならオートコントロールでも可能だが(その際は小田切長官がコールする)、その場合は本来の強さが発揮出来ない。バードニウム合金製。全高52.8m。重量94t。出力は260万馬力。1号ロボの中ではシリーズ中最軽量のロボでもある。
多彩な武器を装備しており、厚さ5mの鋼鉄板を切り裂く2本の投げ短剣ジェットダガージェットランサー、ジェットランサーとジェットダガーを合体させたトライランサー、20m四方の鋼鉄の固まりを切断するイカロスアックス戦車を一撃でたたきつぶすハンマーイカロスマグナ、電流も流せる巨大分銅イカロスクラッシャーウィングシールド、マッハ2の速度で放つロケットパンチのショットパンチャー、そして刀身に対消滅プラズマを放出して敵を切り裂く剣のバードニックセイバーが登場している。第6話の凱の台詞を聞くかぎりミサイルも装備しているはずだが使用例はない。基本的にバードニックセイバーが止めに使われることが多いが、イカロスクラッシャーで止めを刺したこともある。マッハ2で飛行することも可能。
その反面、弱点がかなり多く、度々腕(主にジェットスワロー合体部)を落とされ、通算で5回も腕を切り落とされている。また、攻撃を受けただけで操縦者の変身が解けたり、バードニックセイバーが折られたりといった描写が多く見られた。ただし、左腕を落とされた状態でもバードニックセイバーによるとどめの一撃を放つことは可能である。ネオジェットマンが操縦した際は経験に乏しいこともあり、隕石べムにまったくかなわかった。
ジェットホーク
レッドホークが搭乗する最高速度マッハ7の戦闘機。ジェットイカロスの頭を含めた上半身になる。 2門のプラズマホークカノンを装備する。ジェットホーク以下5機のジェットマシンが装備しているプラズマホークカノンやその他のビーム系の武器の効果音は東映が製作に携わっていた「トランスフォーマーシリーズ」の1作目「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」において登場キャラクター「スタースクリーム」の武器「ナルビーム」の効果音をはじめ、敵勢力のデストロン軍団が使う武器の効果音として随所に使われていたものと同一である。また、その効果音はそれ以外にも使われており、90年代の戦隊では特によく使われていた。
レッドホークとジェットホークは後の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場し、ファイブレッドのスカイアルファと絶妙のコンビネーションを見せた。
ジェットコンドル
ブラックコンドルが搭乗する最高速度マッハ10の戦闘機。ジェットイカロスの右足になり、グレートイカロスでは左腿になる。重力波発生装置を機首に内蔵。コンドルバルカンを装備する。ジェットホークのプラズマホークカノンと同時発射するダブルジェットビームという技もある。
ジェットオウル
イエローオウルが搭乗する最高速度マッハ2のVTOL戦闘機。ジェットイカロスの右腕になる。100トンの物体を持ち上げるマジックハンドで岩を落とす岩石落しや、オウルスマッシャー(未使用)を武器とする。
ジェットスワン
ホワイトスワンが搭乗する最高速度マッハ4の戦闘機。ジェットイカロスの左足になり、グレートイカロスでは右腿になる。高性能レーダースワニーパルサーを装備。
ジェットスワロー
ブルースワローが搭乗する最高速度マッハ8.5の戦闘機。ジェットイカロスの左腕、また翼が盾のウィングシールドになる。スワローシャワー(未使用)と翼を分離して飛ばすウィングカッターが武器。
イカロスハーケン
ジェットホーク、ジェットコンドル、ジェットオウル、ジェットスワン、ジェットスワローが「合体!ジェットスクラム」のコールで合体した巨大重戦闘機。対消滅プラズマを燃えあがらせ、マッハ15で火の鳥となって敵に体当たりするジェットフェニックスが必殺技。ジェットイカロスの状態からこの形態に変形することも可能。
バードガルーダ / ジェットガルーダ
中盤より登場。最高速度マッハ20の鳥型巨大戦闘機・バードガルーダから「変形!ジェットガルーダ」のコールで巨大ロボット・ジェットガルーダに変形する。バイラムに対するレジスタンス活動を行っていた裏次元世界ディメンシアの戦士達が建造したもので、後にジェットマンに託された。人間的な頭部を持たない特異なデザインで、インド神話の「ガルダ」をモチーフにしている。特殊元素ガルドニウム製。全高60.8m。重量105t。出力は300万馬力。設定上はジェットイカロスよりかなり大きいが、演出の問題上作中では同等の大きさとして扱われている。
武器はミサイル型のガルドバルカン、翼の超振動ブレードで敵を切り裂くウィングスラッシャー(未使用)、敵を氷付けにするダイヤブリザードなど。ロボット時の武器は胸から放つ熱線ビームのガルーダバースト(この技はディメンシアの戦士が操縦した際にガルーダの全エネルギーを使用する技と指摘されていたが、ジェットマンが使用するようになってからは、改造されたのかこの技を使用した後も行動が可能)、稲妻状の破壊光線ガルドビーム、右足で繰り出す飛び蹴りのブーストキッカーなど。目の部分に透視システムのガルドサーチャーを装備している。必殺技は両腕のカギ爪にエネルギーを集めて敵を切り裂くガルーダクロー
グレートイカロス
ジェットイカロスとジェットガルーダが「合体!グレートスクラム」のコールで合体した超巨大ロボ。全高77.5m。重量199t。出力は800万馬力。頭部からはグレートビームを、胸の円形部からはブレードビームを発射する。胸のエンブレムから発する超高圧光線バードメーザーが必殺技だが、効かないことも多かった。
ハイパーハーケン
イカロスハーケンとバードガルーダが「合体!ハーケンスクラム」のコールで合体した超巨大戦闘機。ボディ下部2門の砲身から強力破壊ビーム・ハイパーバスターを発射する。亜光速で敵に体当たりするハイパー・G・アタックが必殺技。テトラボーイからの発信信号を手がかりに次元を飛び越える能力を発揮し、バイロックへの潜入を果たしたこともある。
テトラボーイ
ジェットイカロスとジェットガルーダのサポート用に開発された3号ロボ。ニューロコンピュータ内蔵の自動操縦ロボで、すばやい動きによる攪乱戦法を得意とする。
「テトラフォーメーション!」、または「変形!テトラバスター」のコールで4連装バズーカ砲テトラバスターに変形、ジェットイカロス、或いはジェットガルーダが保持した状態で超強力プラズマタキオンビームによる必殺の一撃を放つ。劇中では見られなかったが、玩具ではグレートイカロスにも装着可能である。またグレートイカロスとの合体技として、テトラボーイをバードメーザーに取り込んで放つ戦法がある。

[編集] バイラムの戦力

バイロック
裏次元に存在するバイラムの要塞。1度だけジェットマンが内部に潜入したことがある。最終決戦でラディゲが表次元に召還し、巨大怪獣ラゲムの鎧として装着した。
魔神ロボ ベロニカ
終盤に登場。テストロボットのG2を経て、巨大なモノリス状の物体から誕生した。操縦席には全員が搭乗するが、主操縦はトランザが担当する。内部に拘束した人間から吸収した生体エネルギーで動き、グレートイカロス以上の力を誇る。斧の付いた形状の剣とシールドを武装し、腹部のアンカーでグレートイカロスを機能停止に追い込んだ。

[編集] キャスト

[編集] レギュラー・準レギュラー

[編集] 主なゲスト出演者

  • 少年時代の雷太:田嶋秀任(第9話)
  • バスの乗客:吉田真弓(第12話)
  • 女帝ジューザ / 魔獣ジューザ(声):高都幸子(第17・18話)
  • 少女時代の香:小出由華(第19話)
  • ミチル:青木秋美(第20話)
  • ディメンシア人レイ:石渡譲二(第23・24話)
  • ディメンシア人カンナ:前田賀奈子(第23・24話)
  • ディメンシア人ダン:藤原秀樹(第23・24話)
  • ベルセルク人ルー:高木あゆみ(第29話)
  • ベルセルク人デュラン:菊池優介(第29話)
  • 一条総司令:手塚秀彰(第40・41話)
  • J1 / ネオジェットマン1(声):望月祐多(第40・41話)
  • J2 / ネオジェットマン2(声):笠原竜司(第40・41話)
  • J3 / ネオジェットマン3(声):渡辺実(兼スーツアクター)(第40・41話)
  • J4 / ネオジェットマン4(声):宮崎剛(兼スーツアクター)(第40・41話)
  • J5 / ネオジェットマン5(声):長門美由樹(第40・41話)

[編集] スーツアクター

  • レッドホーク:新堀和男前田浩(終盤の代役)、日下秀昭(代役、最終回のみ)
  • ホワイトスワン:蜂須賀祐一赤田昌人(代役)
  • イエローオウル、ジェットガルーダ:石垣広文
  • ブルースワロー:蜂須賀昭二
  • ブラックコンドル:大藤直樹
  • グレイ、ジェットイカロス、ジェットガルーダ、グレートイカロス:日下秀昭
  • テトラボーイ、次元獣、バイオ次元獣、グリナム兵:竹内康博
  • 次元獣、バイオ次元獣、グリナム兵:得居寿、宮崎剛

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

超電子バイオマン』以降主題歌作曲には歌謡曲畑の作曲家が起用されていたが、本作では主にアニメ・子ども向け番組で活躍していたシンガーソングライターのつのごうじを起用。特にOPでは王道ヒーローソングへの回帰を見せることとなった。

[編集] オープニングテーマ

『鳥人戦隊ジェットマン』 歌:影山ヒロノブ、作詞:荒木とよひさ、作曲、編曲:つのごうじ
ノリの良いロックテイストな主題歌。「ジェットマン」というタイトル名を連呼する詞について、ヒーローソングの王道とまで言われた。逆にこの作品の特徴であるトレンディドラマ的なものは全く感じられない。
なお、本曲は51話(最終回)の次回予告にも使用された。 

[編集] エンディングテーマ

『こころはタマゴ』 歌:影山ヒロノブ、作詞:荒木とよひさ、作曲:つのごうじ、編曲:山本健司
クラシックテイストを含んだ気品漂うバラード。カノンコード使用。曲調だけでなくその詞も、OP曲とは全く異なりトレンディドラマと言われる要素が濃厚で、まさにジェットマンだからこそのED曲。また、シリーズで『バトルフィーバーJ』の『勇者が行く』以来久々となる戦隊名が入らないED曲であるばかりか、この曲は劇中に登場する固有名詞も歌詞にない。今でこそ固有名詞のないEDは多数存在するが、当時としては異例のことであり、このEDが初である。主題歌ランキングでも常に上位で、作品同様長く語り継がれ、戦隊シリーズのED曲中でも名曲中の名曲と高く評価するファンが多い。
最終回では1番フルコーラス+2番ハーフ(サビ部分)という構成で使われた。衝撃的なラストに、この曲がタイミングよくイントロから流れたことが多くのファンの心をつかんでおり、最終回の印象をより一層深めている。
2009年3月6日発売の『「ハヤテのごとく!」キャラクターカバーCD 〜選曲:畑健二郎〜』で、西沢歩役の高橋美佳子にカバーされた。

影山が戦隊主題歌を歌うのは『電撃戦隊チェンジマン』(KAGE名義)、『光戦隊マスクマン』に次いで3度目。これは単独でクレジットされていた歌手としては最多である。なお、企画当初はOPとして使われる予定だった準主題歌『時を駆けて』とアクションソング『ゲームじゃないんだぜ』、ジェットイカロスのテーマ『ジェットイカロス無敵ロボ!』、ジェットガルーダのテーマ『ジェットガルーダ鳥のロボ』の4曲の挿入歌も担当しており、ジェットマンには欠かせない存在である。

[編集] 放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1991/2/15 1 戦士を探せ 次元虫(母虫) 監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1991/2/22 2 第三の戦士 ファイタージゲン
次元虫(母虫)
1991/3/1 3 五つの力! ジャグチジゲン(声:森篤夫 監督-新井清
脚本-井上敏樹
1991/3/8 4 戦う花嫁 ロードジゲン
1991/3/15 5 俺に惚れろ 監督-東條昭平
脚本-井上敏樹
1991/3/22 6 怒れロボ! ハウスジゲン
凶獣ラディガン
1991/3/29 7 竜の結婚!? カガミジゲン(声:桑原たけし 監督-坂本太郎
脚本-井上敏樹
1991/4/5 8 笑うダイヤ ダイヤジゲン 監督-坂本太郎
脚本-荒木憲一
1991/4/12 9 泥んこの恋 ファッションジゲン(声:依田英助 監督-蓑輪雅夫
脚本-川崎ヒロユキ
1991/4/19 10 カップめん ヌードルジゲン(ゴッドラーメン)(声:神山卓三 監督-蓑輪雅夫
脚本-荒川稔久
1991/4/26 11 危険な遊び ジハンキジゲン(声:梅津秀行 監督-東條昭平
脚本-藤井邦夫
1991/5/3 12 地獄行バス バスジゲン 監督-東條昭平
脚本-井上敏樹
1991/5/10 13 愛の迷路 カメラジゲン(声:河合義雄 監督-蓑輪雅夫
脚本-井上敏樹
1991/5/17 14 愛の必殺砲(バズーカ)
1991/5/24 15 高校生戦士 ボイスジゲン(声:西尾徳 監督-新井清
脚本-渡辺麻実
1991/5/31 16 紙々の叛乱 カミジゲン 監督-新井清
脚本-荒木憲一
1991/6/7 17 復活の女帝 女帝ジューザ 監督-坂本太郎
脚本-井上敏樹
1991/6/14 18 凱、死す! 女帝ジューザ=魔獣ジューザ
1991/6/21 19 見えます! ウラナイジゲン(演:荒木ひとみ、声:伊倉一恵?) 監督-雨宮慶太
脚本-荒川稔久
1991/6/28 20 結婚掃除機 ソウジキジゲン(声:山口健 監督-雨宮慶太
脚本-荒木憲一
1991/7/5 21 歩くゴミ ゴミジゲン(プータン)(声:松本梨香 監督-東條昭平
脚本-荒木憲一
1991/7/12 22 爆発する恋 魔獣セミマル 監督-東條昭平
脚本-井上敏樹
1991/7/19 23 新戦隊登場 監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1991/7/26 24 出撃超(スーパー)ロボ
1991/8/2 25 笑う影人間 ライトアルマジロ
影ジェットマン
影人間
監督-蓑輪雅夫
脚本-荒木憲一
1991/8/9 26 僕は原始人 ジクウマンモス(声:神山卓三) 監督-蓑輪雅夫
脚本-荒川稔久
1991/8/16 27 魔界大脱出 亡霊ジャグチジゲン
亡霊カミジゲン
亡霊ダイヤジゲン
亡霊ヌードルジゲン(声:神山卓三)
監督-東條昭平
脚本-荒木憲一
1991/8/23 28 元祖次元獣 ドライヤージゲン(声:梅津秀行) 監督-東條昭平
脚本-荒川稔久
1991/8/30 29 最後の戦い ヨロイスネーク(声:森篤夫) 監督-東條昭平
脚本-渡辺麻実、八渡直樹
1991/9/6 30 三魔神起つ 魔神ムー(声:新井一典
魔神ラモン
魔神ゴーグ(声:桑原たけし)
凶獣ラディガン
監督-蓑輪雅夫
脚本-井上敏樹
1991/9/13 31 戦隊解散! 魔神ラモン
魔神ゴーグ
1991/9/20 32 翼よ! 再び 監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1991/9/27 33 ゴキブリだ 粘着ゴキブリ(声:桑原たけし) 監督-雨宮慶太
脚本-荒木憲一
1991/10/4 34 裏切りの竜 異次元生命体ジゴクメドゥーサ 監督-東條昭平
脚本-荒川稔久
1991/10/11 35 鳩がくれた戦う勇気 毒ガスネズミ 監督-東條昭平
脚本-荒木憲一
1991/10/18 36 歩く食欲! アリ人間 アリバズーカ
アリ人間
監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1991/10/25 37 誕生! 帝王トランザ ギョライピラニア
1991/11/1 38 いきなりハンマー! レーザートカゲ(声:西尾徳)
ハンマーカメレオン
監督-蓑輪雅夫
脚本-増田貴彦
1991/11/8 39 廻せ命のルーレット スナイパーキャット(声:岸野一彦 監督-蓑輪雅夫
脚本-荒川稔久
1991/11/15 40 命令! 戦隊交代せよ 隕石ベム 監督-東條昭平
脚本-荒木憲一
1991/11/22 41 変身不能! 基地壊滅
1991/11/29 42 おれの胸で眠れ! 試作ロボットG2(声:むたあきこ 監督-蓑輪雅夫
脚本-井上敏樹
1991/12/6 43 長官の体に潜入せよ ヒルドリル
魔神ロボ ベロニカ
1991/12/13 44 魔神ロボ! ベロニカ 魔神ロボ ベロニカ 監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1991/12/20 45 勝利のホットミルク
1992/1/10 46 トマト畑の大魔王 異次元生命体メタモル=トマト大王(声:横井弦之助) 監督-東條昭平
脚本-荒木憲一
1992/1/17 47 帝王トランザの栄光 帝王トランザ 監督-東條昭平
脚本-井上敏樹
1992/1/24 48 死を呼ぶくちづけ 獣化マリア
血のヒトデ
ラゲム
監督-蓑輪雅夫
(後半部は非公式には渡辺勝也)
脚本-井上敏樹
1992/1/31 49 マリア…その愛と死 獣化マリア
血のヒトデ
1992/2/7 50 それぞれの死闘 グレイ
ラゲム
監督-雨宮慶太
脚本-井上敏樹
1992/2/14 51 はばたけ! 鳥人よ ラゲム

[編集] CD

  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集(COCC-7464)
  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集Ⅱ(COCC-7892)
  • 鳥人戦隊ジェットマン 音楽集Ⅲ(COCC-10045)
    このうち、音楽集Ⅰは2007年に「ANIMEX 1200」シリーズとして復刻。ⅡとⅢは復刻されていない。
  • 鳥人戦隊ジェットマン ヒット曲集」(COCC-7588)
    1991年度ゴールドディスク大賞アルバム大賞学芸部門受賞。
  • 鳥人戦隊ジェットマン スーパーアクションサウンド(COCC-9068)
    2部構成からなる番外編となるドラマアルバム。本編では登場しないバイオ次元獣ギロチンコウモリ(声:西尾徳)が、前半で登場する主な次元獣を率いてジェットマンと交戦する。3号ロボ・テトラボーイも登場する。
  • 鳥人戦隊ジェットマン コンプリートソングコレクション(COCC-14062)
    日本コロムビアのあ~る盤として復刻(COR-14062)
  • 鳥人戦隊ジェットマン ミュージックコレクション(COCC-13978~13979)
    音楽集I~IIIのハイライト版。

[編集] 放映ネット局

[編集] 映像ソフト化

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全11巻が東映ビデオよりリリースされている。今までのスーパー戦隊シリーズのビデオは『秘密戦隊ゴレンジャー』と『電子戦隊デンジマン』を除いて全話収録ではない、もしくはテレビシリーズのビデオが未発売というパターンが多かったが、本作から全話収録となった。DVDの戦士のパッケージ順は名乗り順ではなくOPの並び順である。
  • 2005年6月21日から10月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.4のみ11話)収録。

[編集] 総集編

東映テレビヒーロー図鑑Vol.2 鳥人戦隊ジェットマン
1993年10月ビデオ発売。内容は本編の総集編だが、田中と岸田が出演して最終回後のエピソードが新たに撮り下ろされている。2005年10月発売のDVD『鳥人戦隊ジェットマン Vol.5』にも映像特典として収録されている。結婚して家庭を持った竜と香がアルバムを見ながら、ジェットマンとして戦っていた当時を振り返るといった構成で、最後に2人の間に生まれた子どもの名前が「凱」だと明かされる。最初のほうで映る竜と香の家の表札が天童になっているが、天堂が正しい。

[編集] 小説・漫画

小説『ジェットマン』(著:井上敏樹
ドラマ要素が更に濃くなった小説版。スーパー戦隊シリーズ唯一の小説でもある。脚本家の井上本人が書いていることで、"真実の物語"とも言われるが、公式なものとして扱われているわけではない。小学館スーパークエスト文庫より全3巻(現在絶版)。入手困難。現在復刊ドットコムで、復刊に向けて投票が行われている。
  1. 俺に惚れろ
  2. 爆発する恋
  3. 俺の胸で眠れ
漫画『鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて』(作画:ふじいあきこ
当時出版されていたアニメ・特撮情報誌B-CLUBで連載。TV本編のラストから更に数年後の話を描いた続編(ただし、公式の続編ではなく、総集編における新撮映像の内容と矛盾する設定も見受けられる)。トランザの体を利用して復活したラディゲとの戦いに身を投じる事になったジェットマンを描く。ブラックコンドル=凱に代わるキャラクターとしてグリーンイーグルに変身するジェフ(ジェフリィ=剣崎)という青年が加入する。なお、この作中に登場するジェットマン達は、各自の表情が分かるように、ヘルメットの顔の部分が透けて見えるようデザインが変えられている。単行本全1巻。

登場人物

ジェフリィ・剣崎(ジェフリィ けんざき) / グリーンイーグル
通称・ジェフ。元々はミュージシャンだったが、あるきっかけでジェットマンに加入する。能天気な性格だが、幼少期に母親から虐待を受けて育った過去がある。
アコのファンで、よくアコに手を出してはあきれ返られている。

[編集] ゲーム

  • 『鳥人戦隊ジェットマン』
1991年12月21日、エンジェルから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。定価は6000円。ジャンルはアクションゲーム。全6ステージからなっており、第1~5ステージは好きな順番でプレイ可能。5ステージともクリアすると、最終ステージが始まる。最終ボスは魔獣セミマルであり、ラディゲら幹部は一切登場しない。なお、ファミコンゲームとなったスーパー戦隊は本作と、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の2作品のみ。

[編集] ジェットガルーダ事件

1992年7月頃から1993年1月頃にかけて、韓国の少年科学玩具社がバンダイが発売していたジェットガルーダを複製権・配布権なしに複製・販売した。韓国は万国著作権条約に加盟したので、日本法人のバンダイおよび東映の権利が日本国内同様、保護されることになっていた。裁判で少年科学玩具社は商標権侵害とされ有罪となった。韓国におけるキャラクターの著作権に関する判例は皆無に等しく、本件が同国の著作権に関する有為な判例になったとされている。

[編集] 脚注

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  1. ^ http://homepage3.nifty.com/guy-w/episode.html
  2. ^ コン・バトラーV ボルテスV ダイモス ダルタニアス 大全
  3. ^ 辰巳出版『東映ヒーロー悪役列伝』の本人インタビューより 。

[編集] 外部リンク

テレビ朝日 金曜17時台後半
前番組 番組名 次番組
地球戦隊ファイブマン
(1990.3.2 - 1991.2.8)
鳥人戦隊ジェットマン
(1991.2.15 - 1992.2.14)
恐竜戦隊ジュウレンジャー
(1992.2.21 - 1993.2.12)

最終更新 2009年11月21日 (土) 00:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【鳥人戦隊ジェットマン】変更履歴

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