鳴尾記念

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鳴尾記念
開催地 阪神競馬場
1着賞金 4,100万円
距離 芝・外1800m
出走条件 3歳以上オープン(国際)、(指定)
負担重量

3歳馬55kg、4歳以上馬56kg、牝馬2kg減(日本馬・外国調教馬)。
収得賞金3000万円以上は2000万円毎に1kg増量(日本馬)。

GI競走1着馬は5kg、GII競走1着馬は3kg、GIII競走1着馬は1kg増量(外国調教馬、但し2歳時の成績を除く)。
第1回施行日 1951年6月10日
  

鳴尾記念(なるおきねん)は、日本中央競馬会(JRA)阪神競馬場1800mで施行する中央競馬重賞GIII競走である。正式名称は農林水産省賞典鳴尾記念である。

目次

[編集] 概要

本競走は、かつて兵庫県武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)に存在した鳴尾競馬場(旧阪神競馬場)を記念して1951年ハンデキャップ競走として創設された。1953年の春と1954年は別定重量戦として開催された。創設当初は春・秋の年2回施行されていたが、1954年より年1回の施行となった。その後は長らく初夏に阪神競馬場の芝2400mで施行されてきたが、1971年に春季開催に移行し、1981年には距離が芝2500mに変更となった。1984年のグレード制導入時にはGIIに格付けされ、1987年には開催時期が12月となる。

1996年宝塚記念の施行時期が7月の第3回阪神競馬8日目に移行したことにより、当競走をその前哨戦として位置づけるため、翌1997年には距離を芝2000mに短縮するとともに6月開催に変更され、併せて国際競走に指定され、外国馬は4頭まで出走可能、また、負担重量がハンデキャップから別定重量に変更された。これにより、バブルガムフェローダンスパートナーエアグルーヴステイゴールドなどの有力馬がここをステップとして宝塚記念に挑んだ。しかし、2000年の番組変更で宝塚記念の施行時期が繰り上がると、前哨戦としての役割は金鯱賞へ引き継がれ、当競走はGIIIに格下げられるとともに現在の開催時期に変更、再びハンデ戦となった(距離は芝2000m)。またこのとき、国際競走から混合競走に変更された。

2006年から距離が2000mから外回り1800mに短縮され、負担重量が再度別定重量に変更された。また、国際競走にも再指定され、外国馬は5頭まで出走可能となっている。2007年から日本のパートI国昇格により、外国馬の出走枠が9頭に拡大された。

2008年からワールドスーパージョッキーズシリーズの開催期間中に移設されることになった。

[編集] 歴史

以下は、鳴尾記念(春)と(秋)と年1回制に分けて記載する。

[編集] 鳴尾記念(春)

  • 1951年 - 阪神競馬場の芝2400mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走、鳴尾記念(春)として創設。
  • 1953年
    • 施行距離を芝2200mに変更。
    • 負担重量を別定に変更。
    • 年2回制廃止、年1回制に変更。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1951年6月10日 タカクラヤマ 牡4 2:31 3/5 橋田俊三 伊藤正四郎
第3回 1952年6月8日 ヒロホマレ 牡4 2:33 2/5 佐藤勇 柏谷富衛
第5回 1953年6月7日 クインナルビー 牝4 2:21 4/5 境勝太郎 石門虎吉

[編集] 鳴尾記念(秋)

  • 1951年 - 阪神競馬場の芝2400mの4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、鳴尾記念(秋)として創設。
  • 1952年 - 施行距離を芝1800mに変更。
  • 1953年
    • 施行距離を芝2200mに変更。
    • 年2回制廃止、年1回制に変更。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第2回 1951年12月16日 トラツクオー 牡3 2:33 3/5 小林稔 久保田金造
第4回 1952年12月28日 クインナルビー 牝3 1:54 0/5 境勝太郎 石門虎吉
第6回 1953年12月27日 ボストニアン 牡3 2:17 0/5 梅内慶蔵 増本勇

[編集] 鳴尾記念

  • 1954年
    • 年2回制から年1回制に変更。
    • 出走条件が4歳(現3歳)以上に変更。
  • 1955年
    • 出走条件が5歳(現4歳)以上に変更。
    • 負担重量をハンデキャップに変更。
    • ロイヤルウツドが史上初の連覇。
    • 伊藤勝吉騎手として史上初の連覇。
  • 1957年 - 施行距離を芝2400mに変更。
  • 1958年
    • セカイオーが史上初の3連覇。
    • 島崎宏が騎手として史上初の3連覇。
    • 加藤清一が調教師として史上初の3連覇。
  • 1959年 - 阪神競馬場の改修工事により、中京競馬場の砂2400mで施行。
  • 1960年 - 前年の9月1日から日本競馬の時計が変更になったのに伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
  • 1966年 - 阪神競馬場のスタンド増設工事により、京都競馬場の芝外回り2400mで施行。
  • 1969年 - 阪神競馬場のスタンド火災による復旧工事により、京都競馬場の芝外回り2400mで施行。
  • 1970年 - 高橋成忠が騎手として2人目の連覇。
  • 1981年 - 施行距離を芝2500mに変更。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
  • 1987年 - 開催時期を12月に変更。それに伴い、出走条件が4歳(現3歳)以上に変更。
  • 1990年 - 阪神競馬場の改修工事により、京都競馬場の芝外回り2400mで施行。
  • 1997年
    • 施行距離を芝2000mに変更。
    • 開催時期を6月に変更。
    • 負担重量を別定に変更。
    • 国際競走に指定され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる。
  • 2000年
    • GIIIに格下げ。
    • 開催時期を12月に変更。
    • 負担重量をハンデキャップに変更。
    • 国際競走から除外。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
  • 2006年
    • 施行距離を芝外回り1800mに変更。
    • 負担重量を別定に変更。
    • 国際競走に再び指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
  • 2008年 - サクラメガワンダーが当競走で史上3頭目の2度目の優勝。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第7回 1954年6月20日 ロイヤルウツド 牡4 2:22 2/5 近藤武夫 伊藤勝吉
第8回 1955年5月22日 ロイヤルウツド 牡5 2:18 1/5 清田十一 伊藤勝吉
第9回 1956年7月8日 セカイオー 牡4 2:15 1/5 島崎宏 加藤清一
第10回 1957年6月9日 セカイオー 牡5 2:30 1/5 島崎宏 加藤清一
第11回 1958年6月1日 セカイオー 牡6 2:33 1/5 島崎宏 加藤清一
第12回 1959年6月7日 カツラシユウホウ 牡5 2:34 2/5 蛯名武五郎 藤本冨良
第13回 1960年6月5日 トキツヒロ 牡4 2:29.0 大根田裕也 大久保房松
第14回 1961年6月23日 シーザー 牡4 2:30.3 伊藤修司 伊藤勝吉
第15回 1962年6月10日 グレイトスタン 牡5 2:37.6 宇田明彦 星川泉士
第16回 1963年6月9日 リユウフオーレル 牡4 2:30.0 宮本悳 橋本正晴
第17回 1964年6月7日 ゴウカイ 牡5 2:30.1 栗田勝 武田文吾
第18回 1965年6月6日 バリモスニセイ 牡4 2:30.6 諏訪真 諏訪佐市
第19回 1966年6月5日 エイトクラウン 牝4 2:32.8 内藤繁春 田中康三
第20回 1967年6月4日 アポオンワード 牡4 2:28.5 栗田勝 武田文吾
第21回 1968年6月16日 ヤマピット 牝4 2:33.0 池江泰郎 浅見国一
第22回 1969年6月29日 ファインローズ 牝4 2:39.1 高橋成忠 坪重兵衛
第23回 1970年6月21日 ニューキミノナハ 牡4 2:35.5 高橋成忠 庄野穂積
第24回 1971年3月21日 タマホープ 牡4 2:29.9 清水久雄 増本勇
第25回 1972年4月2日 フイドール 牡4 2:31.2 武田博 武田文吾
第26回 1973年4月1日 シンザンミサキ 牡4 2:28.1 久保敏文 久保道雄
第27回 1974年3月31日 ストロングエイト 牡5 2:30.2 中島啓之 奥平真治
第28回 1975年3月30日 ナオキ 牡6 2:27.1 佐々木昭次 田中康三
第29回 1976年3月28日 タイホウヒーロー 牡4 2:30.0 高橋成忠 曽場広作
第30回 1977年3月27日 テンポイント 牡4 2:32.6 鹿戸明 小川佐助
第31回 1978年3月26日 エリモジョージ 牡6 2:27.5 福永洋一 大久保正陽
第32回 1979年3月25日 キャプテンナムラ 牡4 2:32.2 田島良保 坂口正大
第33回 1980年3月23日 リンドプルバン 牡4 2:29.9 田原成貴 見上恒芳
第34回 1981年3月22日 ハシクランツ 牡5 2:40.9 柴田光陽 内藤繁春
第35回 1982年4月18日 マルブツウイナー 牡7 2:34.6 加用正 瀬戸口勉
第36回 1983年4月17日 キョウエイアセント 牡4 2:38.5 田島信行 工藤嘉見
第37回 1984年3月11日 ハシローディー 牡5 2:34.9 村本善之 福永甲
第38回 1985年3月10日 ニシノライデン 牡4 2:35.7 伊藤清章 伊藤修司
第39回 1986年3月9日 ロンスパーク 牡4 2:36.0 的場均 大久保洋吉
第40回 1987年12月6日 タマモクロス 牡3 2:33.0 南井克巳 小原伊佐美
第41回 1988年12月4日 ヤエノムテキ 牡3 2:33.1 西浦勝一 荻野光男
第42回 1989年12月3日 ミスターシクレノン 牡4 2:31.5 松永幹夫 小林稔
第43回 1990年12月2日 カチウマホーク 牡4 2:25.8 岡部幸雄 柄崎義信
第44回 1991年12月8日 ナイスネイチャ 牡3 2:36.3 松永昌博 松永善晴
第45回 1992年12月13日 タケノベルベット 牝3 2:39.1 藤田伸二 小林稔
第46回 1993年12月11日 ルーブルアクト 牡5 2:36.3 清山宏明 小原伊佐美
第47回 1994年12月10日 スターマン 牡3 2:33.3 藤田伸二 長浜博之
第48回 1995年12月9日 カネツクロス 牡4 2:31.3 的場均 堀井雅広
第49回 1996年12月7日 マルカダイシス 牡3 2:33.8 熊沢重文 内藤繁春
第50回 1997年6月15日 バブルガムフェロー 牡4 2:01.4 岡部幸雄 藤沢和雄
第51回 1998年6月21日 サンライズフラッグ 牡4 2:03.6 安田康彦 安田伊佐夫
第52回 1999年6月20日 スエヒロコマンダー 牡4 2:02.5 藤田伸二 松元茂樹
第53回 2000年12月10日 ダイタクリーヴァ 牡3 1:59.3 松永幹夫 橋口弘次郎
第54回 2001年12月9日 メイショウオウドウ 牡6 1:59.8 飯田祐史 飯田明弘
第55回 2002年12月8日 イブキガバメント 牡6 1:59.5 河内洋 橋口弘次郎
第56回 2003年12月14日 ウインブレイズ 牡5 2:00.0 木幡初広 宗像義忠
第57回 2004年12月12日 サクラセンチュリー 牡4 2:00.7 佐藤哲三 佐々木晶三
第58回 2005年12月11日 メジロマントル 牡8 2:01.6 吉田豊 大久保洋吉
第59回 2006年12月9日 サクラメガワンダー 牡3 1:46.9 O.ペリエ 友道康夫
第60回 2007年12月8日 ハイアーゲーム 牡6 1:47.5 藤岡佑介 大久保洋吉
第61回 2008年12月6日 サクラメガワンダー 牡5 1:46.0 福永祐一 友道康夫

[編集] 備考

[編集] 関連項目

最終更新 2009年7月8日 (水) 07:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【鳴尾記念】変更履歴

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