鹿児島親局テレビ・FM放送所

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鹿児島親局テレビ・FM放送所
送信所名 城山送信所(アナログVHF・県域FM)
紫原送信所(アナログUHF・デジタル・コミュニティFM)
局名 鹿児島放送局
送信波 地上デジタルテレビジョン放送
地上アナログテレビジョン放送
FMラジオ放送
偏波面 水平偏波
送信塔 4塔
送信放送局 NHK鹿児島放送局(テレビ・FM)
MBC南日本放送(テレビ)
KTS鹿児島テレビ
KKB鹿児島放送
KYT鹿児島読売テレビ
エフエム鹿児島
鹿児島シティエフエム
空中線電力 アナログUHF:10kW、アナログVHF:5kW
デジタル・県域FM:1kW
コミュニティFM:20W
指向性 KYT・KTSを除くデジタル放送は全局に指向性あり、KKBとコミュニティFMを除くアナログ・FM放送は無指向性
放送区域 鹿児島県鹿児島市鹿屋市指宿市垂水市日置市霧島市知覧町加治木町錦江町及び南大隅町の各一部
受信世帯 308,025世帯
開局 1958年2月22日
設置場所 鹿児島県鹿児島市
  

鹿児島親局テレビ・FM放送所(かごしまおやきょくテレビ・えふえむほうそうじょ)は、日本の鹿児島県鹿児島市内に2ヶ所ある鹿児島県のテレビ・FM放送の親局の総称。放送局により呼称は様々で、単に「鹿児島」とされる場合や「城山」「紫原」(むらさきばる)とされることもある。

目次

[編集] 放送区域

地上デジタル放送におけるこの送信所の電波法に定める放送区域(1mV/m)は鹿児島県鹿児島市鹿屋市指宿市垂水市日置市霧島市知覧町加治木町錦江町及び南大隅町の各一部、約31万世帯である。

鹿児島湾(錦江湾)沿岸をエリアとし、デジタルは鹿児島県の約半分の世帯をカバーしている。山がちな地形であることから姶良地区向けにNHK-FMを除いて中継局が設置(蒲生中継局[1])されており、テレビ放送は鹿児島市内にも多数のミニサテライト局が設置されている。

[編集] 歴史

[編集] 施設

アナログテレビについてはVHFNHK鹿児島放送局総合3ch/教育5ch)と南日本放送(MBC、1ch)は城山に、UHF鹿児島テレビ放送(KTS、38ch)と鹿児島放送(KKB、32ch)と鹿児島読売テレビ(KYT、30ch)は紫原に置いているが、デジタルテレビは全局がUHFであるため紫原方面に1本化されている。

UHFで初めての開局となった鹿児島テレビも当初は城山に送信所を設置する予定であったが、用地取得が不可能となったため、紫原に設置することになった[2]

鹿児島市周辺において送信場所を他県の多くで採用されている「マウンテン・トップ方式」を採用するとしたときに該当する山は桜島御岳であるが、同山は活火山であるため南岳から半径2キロは立ち入り禁止である上に国立公園でもあるため送信所の設置は不可能であった。そのため他の標高の低い場所から送信せざるをえず、結果親局の電波が飛ぶ範囲が限られ、1放送局あたり100局を超える(100局未満のKKBとKYTは一部世帯で難視聴・受信不可あり)[3]ような多数の中継局が必要となった。また他の標高が高い場所は国立公園などのため設置困難であったり景観上の観点から設置できない。

[編集] 城山

城山の送信所群。左がNHK、右がMBC

地上アナログ放送のVHF局と県域FMの送信所が置かれている。城山は鹿児島市中心部にある標高123.4メートルの小高い丘状の山で、南側にNHK、北側にMBCの送信所がある。

[編集] NHKアナログ・NHK-FM

  • 所在地:鹿児島県鹿児島市新照院町40番

NHK鹿児島放送局鶴丸テレビFM放送所が置かれ、アナログテレビ放送とFM放送を送信している。鉄塔・局舎は共用で、アンテナはFMのみ共用である。アンテナ配置は上段がNHKアナログ総合・FM共用アンテナ(スーパーターンスタイルアンテナ8段)、下段がNHKアナログ教育(スーパーゲインアンテナ14段4面)である。
なお、正式な送信所名は、NHKかごしま鶴丸テレビ・FM放送所。

[編集] MBCアナログ・FM鹿児島

  • 所在地:鹿児島県鹿児島市長田町32番23号

MBC南日本放送城山テレビ送信所が置かれアナログテレビ放送を送信している。またそこに間借りする形でエフエム鹿児島も送信を行っている。送信アンテナはテレビ・FM共用のスーパーターンスタイルアンテナ8段で、そのほか局舎・鉄塔ともすべて2社共用である。

[編集] 紫原

鹿児島放送・鹿児島送信所

地上アナログ放送のUHF局とデジタル放送全局及びコミュニティFMの送信所が置かれている。紫原は城山から鹿児島市中心部を挟んで南側にある一帯で、山ではなく住宅が密集する丘陵地である。

[編集] KTSアナデジ・KYTアナデジ・鹿児島シティFM

  • 所在地:鹿児島県鹿児島市柴原6丁目15番8号

KTSは社屋内にある鉄塔から自局のアナログ・デジタル波を送信している。KYT(アナログ・デジタル)やコミュニティ放送局の鹿児島シティエフエムの電波も同様に送信されている。

[編集] KKBアナデジ・NHKデジタル・MBCデジタル

  • 所在地:鹿児島県鹿児島市柴原1丁目58番

KKBは紫原団地内に鉄塔・送信局舎を構えている。自局のアナログ・デジタル波に加え、NHK・MBCのデジタル波も送信されている。

[編集] 地上デジタルテレビジョン放送送信設備

ID 放送局名 コールサイン 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1 MBC南日本放送 JOCF-DTV 40ch 1kW 8.9kW 鹿児島県 308,025世帯
2 NHK鹿児島教育テレビ JOHC-DTV 18ch 8.4kW 全国放送
3 NHK鹿児島総合テレビ JOHG-DTV 34ch 8.1kW 鹿児島県
4 KYT鹿児島讀賣テレビ JOUI-DTV 29ch 9.1kW
5 KKB鹿児島放送 JOTI-DTV 36ch 8.6kW
8 KTS鹿児島テレビ放送 JOKH-DTV 42ch 9.1kW
※全局局名は鹿児島本局
※全局設置場所は紫原
※29ch、42chは無指向性、その他は全局に指向性あり
※この他にMBCは放送波(40ch)を使用し、鹿児島地区のGガイドホスト局として電子番組ガイド(218ch)を放送している

[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備

ch 放送局名 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 区域内世帯数 設置場所
1 MBC南日本放送 JOCF-TV 映像5kW
/音声1.25kW
映像31kW音声7.7kW 鹿児島県 約300,000世帯 城山
3 NHK鹿児島総合テレビ JOHG-TV 映像39kW/音声9.7kW
5- NHK鹿児島教育テレビ JOHC-TV 映像50kW/音声12.5kW 全国放送
30 KYT鹿児島讀賣テレビ JOUI-TV 映像10kW
/音声2.5kW
映像91kW/音声23kW 鹿児島県 - 紫原
32 KKB鹿児島放送 JOTI-TV 映像96kW/音声24kW
38 KTS鹿児島テレビ放送 JOKH-TV 映像91kW/音声23kW
※全局局名は鹿児島本局
※32chは指向性あり、その他は全局無指向性
※5chはオフセット-10kHz局

[編集] FMラジオ放送送信設備

周波数 放送局 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 区域内世帯数 設置場所
76.2MHz 鹿児島シティエフエム JOZZ0AF-FM 20W[4] 68W 鹿児島市 -[5] 城山
79.8MHz エフエム鹿児島 (μFM) JOOV-FM 1kW 6kW 鹿児島県 - 紫原
85.6MHz NHK鹿児島FM放送 JOHG-FM 5.9kW 約300,000世帯 城山
※全局局名は鹿児島本局
※76.2MHzは指向性あり、その他は全局無指向性

[編集] 脚注

  1. ^ エフエム鹿児島は姶良中継局。
  2. ^ 『鹿児島テレビ10年史』 鹿児島テレビ放送、1980年5月。
  3. ^ 1放送局あたり100局を超えるのは、九州地方では他に長崎県がある。こちらは長崎市内とその周辺に標高の高い山が無かったために、多くの中継局が必要となった。また離島を多く抱えているということも共通している。
  4. ^ 1997年の開局当初は10W。
  5. ^ 1997年の開局当初は約7万2200世帯。

[編集] 関連項目

下記以外の中継局については、Category:鹿児島県の放送送信所を参照。

最終更新 2009年10月28日 (水) 12:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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