鹿島臨海工業地帯

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鹿島港を中心に工場が広がっている

鹿島臨海工業地帯(かしまりんかいこうぎょうちたい)は、茨城県鹿嶋市神栖市一帯にある工業地帯鉄鋼業発電所石油化学等の工場群がある。約160の企業、2万2000人の従業員を擁し、茨城県下最大の工業集積をほこる。

目次

[編集] 地理

茨城県の東南部(鹿行地域)、霞ヶ浦の東に位置する。鹿島灘に面し、掘込式の工業港である鹿島港を中心に広がる。

[編集] 歴史

1960年に「鹿島灘沿岸地域総合開発の構想」として試案が作られ、1963年には工業整備特別地域に指定され、全国総合開発計画(全総)で謳われている拠点開発方式の実践として事業が進められる。開発地域の用地買収は1964年に開始。

30万人都市を新造するという国家プロジェクトによる巨大開発は「農工両全」、「貧困からの解放」をスローガンとして推進されていった。

1969年一部企業での操業が始まり、鹿島港が開港する。1973年鹿島臨海工業団地造成事業工事完了の公告出され、1984年には茨城県が開発収束の宣言を出した。

なお、現在の人口規模は、鹿嶋市・神栖市あわせて約15万人。

[編集] 主な工業都市

[編集] 主な事業所

[編集] その他

  • 鹿島パラダイス(1972年、フランス映画)
ベニー・デスワルト、ヤン・レ・マッソン共同監督。
1970年に来日した2人が、鹿島臨海工業地帯を舞台に、高度経済成長期における日本の現実を伝える記録映画。鹿島が臨海工業地帯に指定され、開発景気に沸くとともに農民は土地を手放し、工場労働者に変わっていくさま、さらにそこが歓楽郷(鹿島パラダイス)に変貌していく。開発に抵抗する象徴として、成田空港に反対し土地を死守する農民の成田闘争をも捉えていく。最後に「鹿島は資本主義のパラダイスだ」の文言で締めくくられる。1973年度ジョルジュ・サドゥール賞を受賞。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月27日 (火) 13:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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