黄銅鉱

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黄銅鉱
黄銅鉱
分類 硫化鉱物
組成 CuFeS2
晶系 正方晶系
黄銅色
条痕 緑黒色
光沢 金属光沢
硬度 3.5 - 4
比重 4.2
劈開 なし
ウィキプロジェクト 鉱物
  

黄銅鉱(おうどうこう、chalcopyrite、キャルコパイライト)は硫化鉱物の一つ。

目次

[編集] 概要

銅と硫黄からなり、化学組成:CuFeS2で表される。微量の亜鉛などを含み、少量のニッケルセレンを含むものもある。最も重要な銅の鉱石鉱物

色は普通、真鍮様の黄色であるが、かなり黄色味の薄いものも珍しくは無い。そのようなものはしばしば黄鉄鉱と見分けるのが難しい。金属光沢を持つ。表面の色は時間とともに変わりやすく、黒みを帯びていく。条痕色は緑黒色。外見は黄鉄鉱と似るが、黄鉄鉱よりも黄色味が強い傾向があることや条痕色により区別できる。

比重:4.28、モース硬度:3.5~4、晶系:正方晶系。主に正四面体様の結晶形を示す。結晶の形は普通、6面体、5角12面体、8面体を基本に、2個の結晶がくっついた双晶になっている事が多い。しかし、結晶は比較的まれである。

その他の大きな特徴としては、硝酸に溶ける、炎にあてると緑色の炎色反応を示す、などがあげられる。

英名である「キャルコパイライト」は、ギリシャ語で銅を意味する「キャルコ」と、火を意味する「プリテス」とが組み合わさったものである。「黄銅」鉱という名前だが、これを精錬して黄銅(真鍮)をとる訳ではない。

鉱脈鉱床、スカルン鉱床、斑岩銅鉱床などに広く産出する。河川の砂礫中に上流の鉱脈から洗い出された黄銅鉱が堆積することもあり、しばしば砂金と間違われる。

国内では各地の熱水鉱床、黒鉱鉱床、キースラーガー鉱床等で産出し、栃木県足尾銅山、愛媛県の別子鉱山等で大規模に採掘が行われた。 また、秋田県の荒川鉱山の特産であった”三角式黄銅鉱”は世界的に著名である。

酸化して孔雀石藍銅鉱に変化することがある。

[編集] 黄銅鉱グループ

  • 黄銅鉱(chalcopyrite) : CuFeS2
  • eskebornite : CuFeSe2
  • インジウム銅鉱(roquesite) : CuInS2
  • gallite : CuGaS2

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月31日 (土) 17:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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