黒い山葡萄原人
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黒い山葡萄原人(くろいやまぶどうげんじん)は、北朝鮮の科学番組によれば、平壌の大同江流域で類人猿の次に誕生した“原人”で、朝鮮人の起原とされる。しかし、化石の存否は別としても、朝鮮人の起原だとする根拠は示されておらず、疑似科学の一種であるとみなされている。
「黒い山葡萄」は、旧石器時代の洞窟遺跡のあるコムンモル(검은모루、平壌市祥原郡黒隅里)という地名を日本語に直訳したものである。コムンモル洞窟遺跡自体は1966年に発見されて調査が行われた遺跡であり、打製石器や動物化石が発掘されている。
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[編集] 概要
北朝鮮の科学者の一部が、北朝鮮北部より世界最古の原人の骨を発見したと発表、「黒い山葡萄原人」と名付けた。この原人は朝鮮人の起源であるとされ、朝鮮民族は他の場所から移り住んだのではなく、人類発祥の時から朝鮮半島で代々進化してきたという主張がなされた。
しかしその根拠が明らかにされていないため、北朝鮮国外では全く支持されていない。そもそも北朝鮮の側がどれだけ本気でこれを主張しているのかも不明である。
このことが日本で知られるようになったのは、2004年に、この原人を紹介した北朝鮮の「科学番組」をテレビ朝日の番組である『ビートたけしのTVタックル』が取り上げてからである。
[編集] 補足
朝鮮半島から地理的に近い北京にはホモ・エレクトゥスの一亜種である北京原人が生息していた。その為北京原人が朝鮮にも生息していた可能性はある。北朝鮮の番組が発表した化石が北京原人であるという可能性も否定できない。
なお、現在最も有力視されている学説では、現世人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)はアフリカで誕生し(アフリカ単一起源説)、そこから世界の諸地域に移動したとされ、朝鮮半島には旧石器時代後期に進出してきたと考えられている。この種族を基層として周辺地域の住民との通婚や移動などが繰り返された結果、現在の朝鮮民族が形成されたと考えられている。
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最終更新 2009年10月13日 (火) 20:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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