100万年地球の旅 バンダーブック

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100万年地球の旅 バンダーブック 』(ひゃくまんねんちきゅうのたびバンダーブック)は、手塚治虫原作のアニメ。 


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

国産初のTV2時間アニメとして1978年8月27日の第1回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で10:00~12:00の時間帯に放送された24時間テレビアニメスペシャルの第1弾。2時間アニメと謳っているが、あくまでも枠時間であり実質的な放映時間は94分。

初回放送時には24時間テレビ内で最高の28%という高視聴率を記録。本作の成功を皮切りに、以降も数年にわたって番組内で手塚アニメが放映され続けることとなった。また、この作品が嚆矢となって、「日生ファミリースペシャル」をはじめとする2時間枠のテレフィーチャーアニメが各局で製作されるようになった。

なお、静岡県では、当時24時間テレビに参加していた静岡けんみんテレビ(SKT、現・静岡朝日テレビ、SATV)がテレビ朝日系列メインのクロスネット局だったため、一旦飛び降りて同系列の番組を放送した関係で、同日10:30~11:25に系列外の静岡放送(SBS、TBS系)が短縮版を放送した。スポンサードセールス上は『スター誕生!』と同じ扱いで、当時SBSが同番組のネット局だったためという事情もある。

一度きりのオンエアで放送後にビデオやキャラグッズ販売等の副次的収入による予算回収すら考慮されていなかったにもかかわらず、劇場アニメと比較しても遜色の無いほどの高いクオリティへと仕上がっている。当時多くの連載を執筆中で多忙を極めていたものの、手塚は本作に対し非常に意欲的に取り組み、原案・演出・作画にクレジットされている他に、全編に亘って絵コンテも切っており、劇中に挿入される地球の歴史の水彩イラストレーション原画まで手掛けている。さすがに主要キャラクターデザインや美術設定・全ての作画チェックに関してまでは手が回らず、(当時)愛弟子だった俊英の坂口尚に一任しているとは云え、手塚のバイタリティには舌を巻く。このように非常に手間をかけたため、スタッフの努力にもかかわらず放送日までには当初の予定通りにはできず、不完全なかたちのまま放映されてしまった。しかし放送後も手直しが続けられ、当時ネットがなかった地域の遅れ放送や再放送時にようやく完全版がオンエアされている。

主人公らがタイムマシンを駆使して空間座標を固定しつつ時間軸を朔行して元凶の巨大コンピュータ内部に侵入、これを撃破というメインプロットは1983年に週刊少年チャンピオンで連載された手塚自身の漫画『プライム・ローズ』にも著しい類似点が見られ、大きな影響を与えていることは確かであろう。

[編集] ストーリー

総統ビドルによって仕組まれた宇宙船爆発事故の中、クドー夫妻は死の間際に赤ん坊の我が子だけでも助けようと退避カプセルに入れて脱出させる。惑星ゾービに不時着したカプセルを偶然に発見した王妃タスカは中の赤ん坊を「バンダー」と名付け、我が子として育てる。17年の歳月が流れ逞しい王子へと成長したバンダーはいつしか義妹ミムルと愛し合うようになるが、やがて己の出生の秘密を知り、宇宙海賊ブラックジャックのゾービ侵攻を機に地球を目指すことになる。

[編集] 登場人物(声の出演)

[編集] 制作スタッフ

[編集] DVD

以前ビデオ化はされていたものの、永らく幻の作品だったが、2001年に『24時間テレビスペシャルアニメーション1978-1981』のタイトルで後継の他作品(『海底超特急マリン・エクスプレス』、『フウムーン』、『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』)とセットでジェネオン・エンタテインメントより初DVD化。翌2002年に同じくジェネオン・エンタテインメントより単品として発売された。


最終更新 2009年10月8日 (木) 12:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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