11661型警備艦

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11661型警備艦
(タタールスタン/ゲパールト級フリゲート)
艦級概観
艦種 警備艦
所属 22x20px ロシア海軍カスピ海艦隊
ベトナム人民海軍
前級 11540型警備艦
ネウストラシムイ級フリゲート
次級 20380型警備艦
(ステレグーシチー級コルベット)
就役期間 2002年 - 現在
完成 2
建造中 3?
要目
排水量 基準:1,500 t
満載:1,930t
全長 102.14m
全幅 13.09m
吃水 5.3m
機関 CODOG方式 2軸推進
DS-71ガスタービン×2基 (29300hp)
D-61ディーゼルエンジン×1基 (8000hp)
速力 最大: 28 kt
航続距離 4000nmi / 10kt
乗員 98 - 110名
兵装 AK-176 76.2mm単装速射砲 1基
AK-630 30mmCIWS 2基
オサーM (SA-N-4) 短SAM 連装発射機
(9K33ミサイル20発)
1基
3M24 (SS-N-25) SSM 4連装発射筒 2基
RBU-6000 12連装対潜ロケット発射機 1基
533mm連装魚雷発射管 2基
機雷12~20個
艦載機 Ka-27/31哨戒ヘリコプター 1機
レーダー クロス・ドーム 対空捜索 1基
パーム・フロンド 対水上 1基
МР-123(バス・テイルト) 砲射撃指揮 1基
バンド・スタンドSSM射撃指揮 1基
2Р33(ポップ・グループ)短SAM射撃指揮 1基
ソナー 中周波数 船底装備式
可変深度・曳航式
電子戦
対抗手段
ベル・シュラウド ESM装置 2基
ベル・スクオート ECM装置 2基
Pk-16 16連装チャフフレア発射機 4基

11661型警備艦 (ロシア語: СКР проекта 11661) は、ソ連タタールスタン共和国ゼレノドルスク市ru:Зеленодольскゴーリキー名称記念造船所で1992年から建造開始され、現在2隻が完成し3隻前後が建造中である。

目次

[編集] 概要

11661型警備艦は、リガ級フリゲートの更新を考慮した輸出型沿岸小型対潜艦として開発が始まった。直接的にはコニ級フリゲートグリシャ級コルベットあるいはパルヒム級コルベットの後継艦として、またその設計はグリシャ級の拡大発展型として建造が始まったが、ソ連崩壊の混乱による資金不足で停滞した。2002と2007年に2隻が竣工したが、現在ベトナム海軍が2隻発注しているといわれる。

だが既により新しい技術(ステルスデザインとミサイル垂直発射システム)を使用し一隻60億円程度の価格といわれる20380型コルベット(ステレグーシチイ級)が量産に入っており、ベトナム海軍は此方にも購入意欲を見せたと言われるのでネウストラシムイ級フリゲートのように今後も同型艦が量産される予算を確保出来るかは微妙な所である。

ソ連海軍の正式な類別では、警備艦(СКР)に分類されるが、ロシア語のサイトではМалые противолодочные корабли小型対潜艦と呼称されている場合もある。 また正式には1166.1型警備艦であるが1166.0(1166計画型0バージョン)は1988年に起工されたが建造中止になったのと表記上ややこしいので11661型としている。

更にNATOコードネームとしてだけでなく半公式的に(ゲパールト級フリゲート英語:Gepard class frigate)という正式な計画名と追加の固有クラス名がある。 ロシア側サイトもПроект 11661 ≪Гепард≫、проект 1166.1 "Гепард"と否定はしていないようだが現実に就役したネームシップの1番艦は最初Ястреб(Hawk鷹)と命名予定だったのが、恐らく資金不足から建造された造船所の連邦内共和国の名前を取って最終的にТатарстан(Tartarstan)と命名された。

其の為英語ではTartarstan/Gepard class frigateと更に名前が追加された。因みにГепардは英語でCheetah日本ではチーターの方が一般的である。

実際にГепардの名前が付けられたソ連/ロシア海軍艦艇は

リガ級フリゲートの25番艦ゲパルト(1,400t)1952年竣工

プロジェクト971型(アクラII型)原子力潜水艦のK-335ゲパルト(水中7,900-9,500t)2001年竣工。があり

11661型警備艦の2番艦はАльбатрос(Albtrossアホウドリ)改名後はДагестан(Dagestan)ダゲスタン共和国(カスピ海の配置先所属国) 3番艦はБуревестник(Burevestnik、Storm Petrel)ウミツバメ亜科 (Sibley)と鳥関係が多い。

写真の確認出来るТатарстан(11661 ≪Гепард≫型)の艦容はコニ級の艦首に76.2mm連装砲1基が在った辺りに対潜ロケット砲、その後ろ上部構造物の前端一段上がった所に76.2mm単装砲1基、三段式に主砲の上部に視界が来るよう30mmCIWS、船体一杯に拡張された船首楼型艦橋、艦橋上にマストとドラムチルト、レーダーレドーム2基、後方に煙突が続き、船体上左右両側にSS-N-25 Switchbladeが装備されている。

文鎮状の上部構造物が船尾1/5まで続き、煙突から少し後部の一段高い所にもう1基の30mmCIWSが装備され、1段下がった構造物後端にSA-N-4Gecko艦対空ミサイルが装備され、艦尾にVDSソナーが装備されている。

上部構造物はアルミニウムマグネシウム合金が使用され、軽量化と海水の腐食への耐抗が図られている。またフィンスタビライザーエアコンシステムの完備で居住性の向上が図られた。

[編集] 派生型

海外諸国向けの装備の違いで大きく5タイプに分類される。 Gepard-3.2, Gepard-3.9(ベトナム向け), Gepard-5.1, Gepard-5.3, etcの分類もある

  • Гепард-1

艦尾にヘリコプターのプラットフォームを新設(格納庫は無し) 代りにVDSソナーを撤去

  • Гепард-2

艦尾にヘリコプタープラットフォームと格納庫を新設 代りにVDSソナーとSA-N-4Gecko艦隊空ミサイルを撤去

  • Гепард-3

喫水を13.8mに広げた事により満載排水量は2100トンに増加 前部30mmAK-630をKortik«Кортик»CIWSに換装 ヘリコプタープラットフォームと格納庫を新設 代りにVDSソナーとSA-N-4Gecko艦対空ミサイルを撤去

  • Гепард-4

非武装バージョン、調査・救助パトロール船

  • Гепард-5

艦尾にヘリコプターのプラットフォームを新設(格納庫は無し) 航続距離が10ノット/6000に増加 代りに最高速度は23ノットに減少 ガスタービン2基を8000馬力ディーゼルに換装

[編集] 同型艦一覧

艦型 艦名 起工年 竣工年 備考
11610 [1-й корпус] ? 1988年終建造中止
11611 СКР-200 1992年09月15日 2002年07月12日 ТатарстанとЯстребから改名、カスピ小艦隊旗艦。
11611 СКР-201 1993年05月20日 2007年? ДагестанとАльбатросから改名、2008年カスピ小艦隊所属。
11611 СКР-202 Буревестникと改名
Гепард3.9 2007年 2009年? ベトナム向けに建造中
Гепард3.9 2010年? ベトナム向けに建造中

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

  • [1]ロシア語のページ、同型艦名は此処から、全体図
  • [2]ロシア語のページ、各国の駆逐艦と分類
  • [3]ロシア語のページ、大き目の全体図
  • [4]英語のページ、各艦のリスト有り
  • [5] 英語のページ、性能表
  • [6] 英語のページ、ベトナム海軍写真集、Project 11660 KBO-200 Gepardとして完成想像図

最終更新 2009年11月28日 (土) 04:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【11661型警備艦】変更履歴

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