1943 ミッドウェイ海戦

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1943 ミッドウェイ海戦
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
ファミリーコンピュータ[FC]
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1〜2人
メディア [FC]1M+64Kbitカセット
発売日 [AC]1987年6月
[FC]1988年6月20日
  

1943 ミッドウェイ海戦』(いちきゅうよんさん ミッドウェイかいせん)は、1987年6月にカプコンより発売されたアーケードゲームである。ジャンルは縦スクロールシューティングゲーム

目次

[編集] 作品概要

カプコン社の「19XXシリーズ」第2弾。太平洋戦争におけるミッドウェー海戦を舞台に、アメリカ軍の戦闘機P-38ライトニングを操作し、日本海軍に戦いを挑むというストーリーの作品である。前作『1942』の「宙返り」「サイドファイター」システムに加えて、時限制の多彩な武装や、緊急回避システム「メガクラッシュ」、エネルギー制などの新システムが数多く追加されている。1980年代後半のアーケード作品としては非常にバランスの取れた完成度の高い作りに仕上がっており、初心者からマニアまで幅広い層に人気を博した。しかし最終16ステージは敵の攻撃が凶悪な上、空中戦ステージ・海上ステージとも非常に長い上にパワーアップアイテムも乏しく、圧倒的な戦闘力を誇る最終ボス「大和」とは強化武装もなくエネルギーもほとんどない状態で戦わなければならず、極めつけにコンティニュー不可となっており、その難度は当時のゲーマーの間では未だに語り草になっている。

1988年6月には、マイナーチェンジバージョン『1943改』(-かい)が発売された。難易度を下げることで更にライトユーザーを取り込もうと狙ったものと思われるが、一般ゲーマーからは『前作の二番煎じ』と評判が悪く、武器バランスの再調整の結果、特定の武器を使っているだけで苦労せずクリアできてしまうという内容になってしまっため、マニア層からも見放される結果となってしまった。(詳細は当該記事参照)

また本作の特徴として、敵ボスキャラクターに実在した日本海軍の軍艦の名前が使われている。以下その名前を列挙。

[編集] ゲーム内容

[編集] システム

  • 8方向レバー(移動)と2つのボタン(攻撃、メガクラッシュ)で自機を操作する。全16面の1周で終了、二人同時プレイ可能。
  • アイテムを取ることなどにより、6種類のショットを使い分けてゲームを進める。特殊ショットには、使用時間に制限が設けられている。
  • メガクラッシュはエネルギーを消費して画面全体の敵弾を消滅・敵を攻撃する特殊攻撃。メガクラッシュの内容には3種類のパターンがあり、使用した時の敵弾との距離、およびステージの種類によって変化する。
  • 両ボタンを同時に押すと宙返りを行い、一定時間無敵になる(回数制限あり)。
  • 本作は残機制ではなく、エネルギー制を採用している。エネルギーは、時間経過、敵機や敵弾への衝突、メガクラッシュの使用によって減少し、敵の攻撃を受けてエネルギーが0未満になるとゲームオーバーとなる(時間経過やメガクラッシュの使用でエネルギーが0になってもゲームオーバーにはならない)。
  • エネルギーはゲーム開始時は64。各ステージ開始前に補給され、ステージ中はアイテムによって補給する。二人同時プレイ時は、もう一人のプレイヤー機と重なることでエネルギーを分け合うこともできる。
  • 3面クリアごとに最大エネルギーは8増え、最終面では最大エネルギーは104になる。
  • 敵弾を受けると、自機は一瞬操作不能となる。敵機との接触した時のダメージは敵弾より格段に大きく、大型機になると一回衝突しただけでゲームオーバーとなることもある。
  • ゲームオーバーとなっても追加クレジットでコンティニュー可能だが、最終面に限っては不可となっている。
  • ステージは、空中戦の前半部と、ボス戦の後半部で構成されている。空中戦を終えると目標発見のメッセージが表示され、海上での敵艦隊との戦闘に突入。最後に旗艦(ボス)を撃破(破壊率70%以上を達成)するとステージクリアとなる。破壊率が及ばず撃破に失敗した場合は作戦失敗となり、ボス戦を最初からやり直すことになる。
  • ボスが亜也虎、大飛竜といった航空機の場合は、メッセージ・艦隊戦なしで即座にボス戦に移行する。亜也虎のみ、撃墜する時間が長くなるほど破壊率が低くなる。また最終ステージに限り、旗艦破壊率が100%とならなければクリア出来ない。

[編集] 通常アイテム

特定の敵編隊を倒すことにより出現。ショットを撃ち込むことによって、種類が次々と変化する。武器アイテムを1個取るごとに20秒使用時間が加算され、最大64秒まで使用時間が延びる。

POW
エネルギーが8目盛回復する。
ショットガン(SHOTGUN)
5発の弾丸を自機前方に扇状に発射する。敵弾を消すことができるが、発射した弾が画面内から全て消えるまで次の弾が撃てず射程も短い。本ゲームの武器で唯一、続けてもう一つ取る事でパワーアップするが、射程が伸びるだけで連射が利かないことに変わりはなく、やはり使い物にならない。サイドファイター装備時は発射数が7発になる。
3ウェイ(3-WAY)
自機前方と斜め左右2方向、計3方向に同時に弾丸を発射する。広範囲の敵機を掃討する事ができ、ザコ敵機との空中戦に特に強い。大型機にも接近して複数の弾丸を同時に当てると強い。四方八方から敵機に襲われる本ゲームではほぼ全ての場面で役に立つ、汎用性が高い武器。本ゲームの武器で唯一、サイドファイター装備時にパワーアップしない。
マシンガン(AUTO)
前方に極めて速度の速い弾丸を8連射で撃ち出す。ボタン押しっぱなしで一定時間連射が可能。高速度の敵機や空母タイプのボスに有効。サイドファイター装備時は攻撃範囲が横に広がって自機前方に濃密な弾幕を張れるようになり、ボス戦でも非常に有効な武器になる。
スーパーシェル(SHELL)
前方に威力の高いミサイルを発射する。ボタン押しっぱなしで連射が可能。ザコ敵機を貫通する威力があり、中型機・大型機や戦艦タイプのボスに非常に強いが、弾速がやや遅い上に当たり判定が小さく、ボスに辿り着くまでに苦労するのが難点。サイドファイター装備時は2発同時発射になるがやはり当たり判定が小さく、2発のミサイルの間をすり抜けられることもしばしば。

通常アイテムはショットを撃ち込む事により以上の順番で変化するが、3周させるとエネルギータンクになる。最初から特定の武器アイテムが出現する場合もある。

[編集] 特殊アイテム

特定の敵を倒す、もしくは特定の地点を撃ち込むことにより出現。

サイドファイター
自機の左右に小型戦闘機がつき、ショットがパワーアップする。サイドファイター自体にも当たり判定があり、一定以上ダメージを受けると消滅する。
エネルギータンク
エネルギーが24目盛回復する。
弥七
風車の形をしたマスコット。エネルギーが全部回復する。
佐吉
星の形をしたマスコット。武器の使用制限時間が最大まで回復する。
レーザー(LASER)
自機前方に敵を貫通するレーザーを発射する。招き猫のマスコットを取ることで使用可能。破壊力は絶大で、ボス以外の全ての敵を一撃で破壊し、ボスさえも数発で倒せてしまう。

この他にも、イチゴタケノコなど、様々な得点アイテムが登場する。得点アイテムの中には特定の地点を通過する事で出現するものもある。

[編集] その他

  • 各ステージ開始時、敵旗艦名が表示され空母が画面下に下がる瞬間に特定のコマンドを入れていると、特定の武器を装備した状態でステージが開始される。コマンドは各面で異なり、1プレイヤー側と2プレイヤー側でも異なる。レーザーを装備した場合、武器の制限時間がなくなり、他の武器に変更しない限りレーザーを使い続けることができる。
  • 旗艦の破壊率を100%にすると、艦橋が爆発し破片が飛び散る。この破片を破壊すると、1個につき10,000点が得られる(自機がこの破片に当たると大ダメージを受ける)。さらに、艦橋爆発時に1/16の確率でモビちゃんが逃げ出していき、これを取ると100,000点が得られる。

[編集] 移植

ファミリーコンピュータ版
1988年発売。全24面で途中スタート可能、溜め撃ちでレーザーが発射できたり、自機の性能を自由にカスタマイズできるようになっていたりするなど、オリジナルの要素が多く組み込まれている。
敵旗艦の名前は「トウタク」「リョフ」といった三国志に登場する武将名に変更されている。登場する機体も敵・味方ともに国籍がわかりづらいデザインに変更されており、「ミッドウェイ海戦」というサブタイトルも削除されている。
プレイステーション版、セガサターン
1998年、「1942」「1943改」と共に『カプコンジェネレーション 第1集 〜撃墜王の時代〜』に収録。
プレイステーション2版、プレイステーション・ポータブル
2006年、「1942」「1943改」他19本のゲームと共に『カプコン クラシックス コレクション』に収録。
携帯電話版
2002年、『iアプリ』に移植された。全6ステージ構成で利根、大飛龍、加賀、扶桑、亜也虎、大和と主だった特徴のあるステージが選ばれている。また、敵の攻撃に当たらない限りはエネルギーが減らなくなった。

最終更新 2009年11月28日 (土) 10:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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