1989年のロードレース世界選手権

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1989年の
FIM ロードレース世界選手権
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1989年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第41回大会である。

目次

[編集] シーズンの概要

シーズンオフにヤマハからホンダに移籍したディフェンディング・チャンピオンのエディ・ローソンは、500ccクラスでは初めてとなる異なるメーカーのマシンでの2年連続チャンピオン獲得という偉業を成し遂げ、周囲を驚かせた。フレディ・スペンサーマールボロ・ヤマハチームからのカムバックに悪戦苦闘していた一方で、ウェイン・レイニーケビン・シュワンツはバトルを繰り広げ注目を集めていた。ワイン・ガードナーは自国オーストラリアGPで凱旋勝利を飾ったが、その後のラグナ・セカでの足の骨折によってシーズンの大半を棒に振った。もう一人のオーストラリア人、ロスマンズ・ホンダミック・ドゥーハンはグランプリのデビューシーズンに早くもホッケンハイムリンクで3位表彰台を獲得した。

大雨に見舞われたベルギーGPは主催者の判断で3ヒート制となったが、これは本来のレギュレーションに反する形であったため、FIMは3ヒート目を無効として本来の半分のポイントとした。また、ミサノで行われたイタリアGPは、コースの安全性の問題を理由にトップライダーのほとんどがボイコットする事態になった。

ホンダのスペイン人シト・ポンスは2年連続250ccチャンピオンとなり、同じくスペイン人のティーンエイジャー、アレックス・クリビーレはJJ コバスのマシンで125ccクラスのチャンピオンとなった。デルビを駆るマニュエル・エレロスは、1989年を最後に廃止が決まっている80ccクラスの最後のチャンピオンという栄誉に輝いた。

[編集] GP

Round GP サーキット 80ccクラス優勝 125ccクラス優勝 250ccクラス優勝 500ccクラス優勝
1 日本の旗 日本 鈴鹿 イタリアの旗 エツィオ・ジャノーラ アメリカ合衆国の旗 ジョン・コシンスキー アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
2 オーストラリアの旗 オーストラリア フィリップ・アイランド スペインの旗 アレックス・クリビーレ スペインの旗 シト・ポンス オーストラリアの旗 ワイン・ガードナー
3 アメリカ合衆国の旗 アメリカ ラグナ・セカ アメリカ合衆国の旗 ジョン・コシンスキー アメリカ合衆国の旗 ウェイン・レイニー
4 スペインの旗 スペイン ヘレス スペインの旗 エリ・トロンテギ スペインの旗 アレックス・クリビーレ イタリアの旗 ルカ・カダローラ アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン
5 イタリアの旗 イタリア ミサノ スペインの旗 ホルヘ・マルチネス イタリアの旗 エツィオ・ジャノーラ スペインの旗 シト・ポンス イタリアの旗 ピエール・フランチェスコ・キリ
6 ドイツの旗 西ドイツ ホッケンハイム 西ドイツの旗 ペーター・エッテル スペインの旗 アレックス・クリビーレ スペインの旗 シト・ポンス アメリカ合衆国の旗 ウェイン・レイニー
7 オーストリアの旗 オーストリア ザルツブルクリンク オランダの旗 ハンス・スパーン スペインの旗 シト・ポンス アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
8 ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア リエカ 西ドイツの旗 ペーター・エッテル スペインの旗 シト・ポンス アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
9 オランダの旗 オランダ(ダッチTT) アッセン 西ドイツの旗 ペーター・エッテル オランダの旗 ハンス・スパーン ドイツの旗 ラインハルト・ロス アメリカ合衆国の旗 ウェイン・レイニー
10 ベルギーの旗 ベルギー スパ オランダの旗 ハンス・スパーン スイスの旗 ジャック・コルヌー アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン
11 フランスの旗 フランス ル・マン スペインの旗 ホルヘ・マルチネス スペインの旗 カルロス・カルダス アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン
12 イギリスの旗 イギリス ドニントン オランダの旗 ハンス・スパーン スペインの旗 シト・ポンス アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
13 スウェーデンの旗 スウェーデン アンダーストープ スペインの旗 アレックス・クリビーレ スペインの旗 シト・ポンス アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン
14 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア ブルノ スペインの旗 エリ・トロンテギ スペインの旗 アレックス・クリビーレ ドイツの旗 ラインハルト・ロス アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
15 ブラジルの旗 ブラジル ゴイアニア イタリアの旗 ルカ・カダローラ アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ

[編集] 最終成績

[編集] 500ccクラス順位

順位 ライダー 車番 国籍 マシン ポイント[1] 勝利数
1 アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン 1 アメリカ ホンダ 228 4
2 アメリカ合衆国の旗 ウェイン・レイニー 3 アメリカ ヤマハ 210.5 3
3 フランスの旗 クリスチャン・サロン 4 フランス ヤマハ 165.5 0
4 アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ 34 アメリカ スズキ 162.5 6
5 オーストラリアの旗 ケビン・マギー 5 オーストラリア ヤマハ 138.5 0
6 イタリアの旗 ピエール・フランチェスコ・キリ 9 イタリア ホンダ 122 1
7 イギリスの旗 ニール・マッケンジー 5 イギリス ヤマハ 103 0
8 イギリスの旗 ロン・ハスラム 8 イギリス スズキ 86 0
9 オーストラリアの旗 マイケル・ドゥーハン 27 オーストラリア ホンダ 81 0
10 オーストラリアの旗 ワイン・ガードナー 2 オーストラリア ホンダ 67 1

[編集] 250ccクラス順位

順位 ライダー 車番 国籍 マシン ポイント 勝利数
1 スペインの旗 シト・ポンス 1 スペイン ホンダ 262 7
2 ドイツの旗 ラインハルト・ロス 5 西ドイツ ホンダ 190 2
3 スイスの旗 ジャック・コルヌー 3 スイス ホンダ 187 1
4 スペインの旗 カルロス・カルダス 9 スペイン ホンダ 162 1
5 イタリアの旗 ルカ・カダローラ 6 イタリア ヤマハ 127 2
6 日本の旗 清水雅広 10 日本 ホンダ 116 0
7 フランスの旗 ジャン・フィリップ・ルジア 7 フランス ヤマハ 110 0
8 スペインの旗 ファン・ガリガ 2 スペイン ヤマハ 98 0
9 ドイツの旗 ヘルムート・ブラドル 西ドイツ ホンダ 88 0
10 ドイツの旗 マーチン・ウィマー 西ドイツ アプリリア 62 0

[編集] 125ccクラス順位

順位 ライダー 車番 国籍 マシン ポイント 勝利数
1 スペインの旗 アレックス・クリビーレ スペイン JJ コバス 166 5
2 オランダの旗 ハンス・スパーン 3 オランダ ホンダ 152 4
3 イタリアの旗 エツィオ・ジャノーラ 2 イタリア ホンダ 138 2
4 日本の旗 畝本久 日本 ホンダ 104 0
5 イタリアの旗 ファウスト・グレシーニ イタリア アプリリア 102 0
6 日本の旗 高田孝慈 日本 ホンダ 99 0
7 西ドイツの旗 ステファン・プレイン 8 西ドイツ ホンダ 92 0
8 スペインの旗 ジュリアン・ミラレス 4 スペイン デルビ 90 0
9 スペインの旗 ホルヘ・マルチネス 1 スペイン デルビ 72 1
10 アメリカ合衆国の旗 アラン・スコット アメリカ ホンダ 54 0

[編集] 80ccクラス順位

順位 ライダー 車番 国籍 マシン ポイント 勝利数
1 スペインの旗 マニュエル・エレロス 4 スペイン デルビ 92 0
2 スイスの旗 ステファン・ドルフリンガー 3 スイス クラウザー 80 0
3 西ドイツの旗 ペーター・エッテル 5 西ドイツ クラウザー 75 3
4 スペインの旗 エリ・トロンテギ スペイン クラウザー 75 2
5 イタリアの旗 ガブリエーレ・ニャーニ 10 イタリア Gnani 45 0
6 イタリアの旗 Paolo Priori イタリア クラウザー 41 0
7 ブルガリアの旗 Bogdan Nikolov 6 ブルガリア クラウザー 40 0
8 スペインの旗 ホルヘ・マルチネス スペイン デルビ 35 1
9 スペインの旗 Jaime Mariano スペイン Casal 33 0
10 ドイツの旗 Jörg Seel 西ドイツ Seel 32 0

[編集] 脚注

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  1. ^ ベルギーGPは2ヒート終了時点でレース終了とし、規定周回数の半分以下のため通常の半分のポイントとされた。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年7月21日 (火) 10:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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