20世紀少年
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| 20世紀少年 | |||
|---|---|---|---|
| ジャンル | SF、サスペンス、冒険、青年漫画 | ||
| 漫画:本格科学冒険漫画 20世紀少年 | |||
| 作者 | 浦沢直樹 | ||
| 出版社 | 小学館 | ||
|
|||
| 掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ | ||
| レーベル | ビッグコミックス | ||
| 発表期間 | 1999年 - 2006年 | ||
| 巻数 | 22 | ||
| 話数 | 249 | ||
| 漫画:本格科学冒険漫画 21世紀少年 | |||
| 作者 | 浦沢直樹 | ||
| 出版社 | 小学館 | ||
| 掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ | ||
| レーベル | ビッグコミックス | ||
| 発表期間 | 2007年1月 - 2007年7月 | ||
| 巻数 | 2 | ||
| 話数 | 16 | ||
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『本格科学冒険漫画 20世紀少年』(ほんかくかがくぼうけんまんが 20せいきしょうねん、20th Century Boys)は、浦沢直樹による日本の漫画作品。1999年から2006年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載された。完結編である『21世紀少年』(21せいきしょうねん、21st Century Boys)は、2007年1月から7月まで連載された。単行本は『20世紀少年』が全22巻、『21世紀少年』は上・下巻の2巻が発売された。『21世紀少年』、及びこれら2作を原作とした日本映画『本格科学冒険映画 20世紀少年』についてもここで扱う。
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目次 |
[編集] 概要
作品名はマーク・ボランが率いたT・レックスの曲「20th Century Boy」に因んだものである[1]。単行本19巻の初回限定版には同曲を収録したCDが特典として付属された。
第48回小学館漫画賞をはじめ、第25回講談社漫画賞、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第37回日本漫画家協会賞大賞、第39回星雲賞コミック部門、フランスジャパンエキスポアワードグランプリ受賞、海外でも2003年にヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞する。その他にも多数の賞を受賞している。累計発行部数は2800万部を記録。
[編集] あらすじ
高度成長による「夢と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。
そんな時代に少年たちが空想した未来。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌とし、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養いながらコンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まさせていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
注意:以降の記述で20世紀少年 / 21世紀少年に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 用語
- ウイルス
- 世界を二度にわたって滅亡の危機に追い込んだ殺人ウイルス。“血の大みそか”以前のものは潜伏期間が無いに等しく、発症後はすぐさま体中至る所から激しく出血、感染者を即座に失血死させる。2015年に使われたものは風邪によく似た初期症状がまず現れ、その後数日の間に前述のような大量出血を引き起こす。これらにより世界人口の半数以上の人々が感染し死亡する事となり、人類が存亡の危機に立たされる事となった。
- 絶交
- “ともだち”側の人間が敵対する者、邪魔者や裏切り者を殺すことを指す。
- 首つり坂の事件
- 1970年、ケンヂたちが首つり坂の屋敷で幽霊を見に行った出来事。首を吊って自殺を遂げた女性の幽霊が出ると噂されていた。バーチャルアトラクションでは1971年の出来事になっており、このことは1970年の嘘と大きく関わっている。
- 友民党(友達民主党)
- “ともだち”組織たちで構成される政治政党。党首は万丈目胤舟。徐々に市民の支持を得て、連立内閣に組み入り、結果“ともだち”は政治的権力をも持つことになった。
- 地球防衛軍
- ウイルスをばらまいた宇宙人の侵略から地球を守るために作られた部隊。特撮のような制服とヘルメットを身につけており、レーザー銃(但し玩具のように極端に出来が悪く、まともに武器とも言えない武器)で武装している。一応拳銃などの現実的な武器も所持している。
- 親友隊
- “ともだち”の親衛隊。任務内容は地球防衛軍とほぼ共通している。指揮権は当初万丈目が持っていたが、彼の死後は新幹事長となった高須が掌握する。
- ともだちランド
- 一見遊園地、またはアミューズメント施設だが、実は”ともだち”による洗脳施設。”ともだち”に関わる事柄について調べている青少年が主にその対象となるため、“ともだち”に対する強い信仰を持った人物か、逆に“ともだち”に対する不信感を持った人物が主なターゲットとなっている。さまざまなアトラクションがあり、その中の一つにケンヂや“ともだち”の子供時代を再現した仮想空間もある。ここで成績が悪かったり、従順化せず研修を終えた者は、再教育のためともだちワールドという場所へ送られる。
- ドリームナビゲーター
- ともだちランドのスタッフ。“ともだち”に従順な信者によって構成され、マニュアルに機械のように従う人間がそろえられている。またドリームクリーナーと呼ばれる清掃員などもいる。
- エロイムエッサイムズ
- 小泉響子が追っかけをしていたバンド。メンバーはルシフェル斉藤、メデューサ井上、ダミアン吉田(脱退)、穣二・A・ロメロ(新加入)・不明の4人で成り立つ。ダミアンは西日暮里の交差点で「悪魔くん」ことケンヂに出会い、彼の作った曲と破天荒なギター技術を教わった。
- 2000年血の大みそか
- 世界各地で突如ウイルスが撒き散らされた事件。2000年12月31日に起きた事件であるためこのように名付けられた。この事件の自作自演によって、“ともだち”と彼の率いる友民党は、世界の救世主たる地位を確立する。また首謀者はテロリストとして指名手配されていたケンヂ一派とされ、後の教科書にも正史として記録された。
- 超能力
- 劇中で何度も登場する謎の力。主にスプーン曲げに代表されるが、神様には予知能力らしきものがある。フクベエ、万丈目、カンナの3人に関わる出来事ではスプーン曲げの場面がいくつか描かれている。が、一方で単なるイカサマであるというシーンも描かれており、ほとんどの場面では超能力が曖昧な存在として描かれている。
- 1970年の嘘
- フクベエが万博に行けなかったことを隠すためについていた嘘。“ともだち”の少年時代を再現しているヴァーチャルアトラクション内では、“ともだち”の少年時代として当初はその嘘がそのまま再現、設定されていた。少年時代、フクベエは万博に行けなかった事を隠すため外出を控え、ケンヂ達に嘘がバレぬよう必死で身を潜めていた。
- 友路
- ともだち暦3年(西暦2017年)の時点で日本で使われている通貨。読み方は“ゆうろ”。
- 喜楽庵
- 氷の女王のアジト。蕎麦屋である。右側の真ん中の席に座り、あるもの(ひえひえ)を頼むと氷の女王の仲間になれる。実は蕎麦を茹でる店員は、“ともだち”のスパイであったため、解雇された。
[編集] よげんの書
ケンヂ達が小学校の頃に秘密基地のメンバーで考えた『将来やってくるだろう悪の組織の地球征服』の方法を書いたもの。しかし、それとは別にフクベエ達がしんよげんの書を作っていた。
- よげんの書(旧来)
- サンフランシスコで細菌兵器が散布される。(1ページ目)
- ロンドンで細菌兵器が散布される。(2ページ目)
- 大阪で細菌兵器が散布される。(3ページ目)
- 羽田空港が爆破される。(4ページ目)
- のろしが上がる(国会議事堂が爆破される)。(5ページ目)
- 2000年12月31日、東京に巨大ロボットが襲来。世界各地で細菌兵器が散布される。(6ページ目)
- 9人の戦士(書かれた時点ではケンヂ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、ケロヨン、コンチ、ドンキーのはずであった)が立ち上がる。(7ページ目)
- しんよげんの書(新来)
- 新宿の教会で救世主が暗殺される。(1ページ目)
- 万博が開かれる。(2ページ目)
- リリリンと電話が鳴り、人類滅亡の準備が整う。(3ページ目)
- スーツケースを持ったセールスマンが世界中でウイルスを散布し始める。(4ページ目)
- 聖母(キリコ)が天国か地獄をたずさえて降臨する。(5ページ目)
- 2015年で西暦が終わる。(6ページ目)
- 世界大統領が誕生する(7ページ目)
- 世界大統領が火星移住計画を発表する。(8ページ目)
- しんよげんの書 最後のページ
[編集] 時系列
※ 記述が膨大なため、伸縮型のメニューとして表示する。
| 1950年代~1960年代 | |
|---|---|
| 1959年 | |
| 1967年 (ケンヂ小学2年生) |
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| 1968年 (ケンヂ小学3年生) |
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| 1969年 (ケンヂ小学4年生) |
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| 1970年代 | |
| 1970年 (ケンヂ小学5年生) |
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| 1971年 (ケンヂ小学6年生) |
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| 1972年 (ケンヂ中学1年生) |
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| 1973年 (ケンヂ中学2年生) |
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| 1979年 (ケンヂ大学2年生) |
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| 1980年代 | |
| 1980年 (ケンヂ20歳) |
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| 1982年 (ケンヂ23歳) |
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| 1988年 (ケンヂ29歳) |
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| 1989年 (ケンヂ30歳) |
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| 1990年代 | |
| 1994年 (ケンヂ35歳) |
|
| 1995年 (ケンヂ36歳) |
|
| 1997年 (ケンヂ38歳) |
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| 1998年 (ケンヂ39歳) |
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| 2000年代 | |
| 2000年 (ケンヂ41歳) |
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| 2001年 | |
| 2002年 |
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| 2003年 |
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| 2010年代 | |
| 2014年 |
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| 2015年 |
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| ともだち暦 | |
| ともだち暦元年 (2015年) |
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| ともだち暦3年 (2017年) |
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以上で20世紀少年 / 21世紀少年に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 番外編
映画版の公開に伴いスピリッツに掲載。内容と設定は下記の映画版を基盤にしている。
- 20世紀少年 予告(血の大晦日のロボットに向かい歩むケンヂたちのエピソード、「20世紀少年探偵団」にも収録)
- 20世紀少年 第2章 最後の希望 予告(VA内に入ったカンナが幼年ケンヂと別れた後のエピソード)
- あおぞらChu-意報 作・画/ウジコウジオ(劇中漫画家ウジコウジオがユキジに見せた劇中漫画)
- まんがり道 作・画/ウジコウジオ(劇中漫画家ウジコウジオがユキジに見せた劇中漫画シリーズ)
[編集] コミックス・関連書籍
- 単行本
- 20世紀少年
- ともだち(ISBN 4091855318)
- 予言者(ISBN 4091855326)
- ギターを持った英雄(ISBN 4091855334)
- 愛と平和(ISBN 4091855342)
- さいかい(ISBN 4091855350)
- 最後の希望(ISBN 4091855369)
- 真実(ISBN 4091855377)
- ケンヂの歌(ISBN 4091855385)
- ラビットナボコフ(ISBN 4091855393)
- 顔のない少年(ISBN 4091855407)
- 成分表示(ISBN 409186631X)
- ともだちの顔(ISBN 4091866328)
- 終わりの始まり(ISBN 4091866336)
- 少年と夢(ISBN 4091866344)
- ばんぱくばんざい(ISBN 4091866352)
- 鏡のむこう(ISBN 4091866360)
- クロスカウンター(ISBN 4091866379)
- みんなの歌(ISBN 4091866387)
- 帰ってきた男(ISBN 4091866395)
- 人類の勝負(ISBN 4091866409)
- 宇宙人現る(ISBN 4091801595)
- 正義の始まり(ISBN 4091808050)
- 21世紀少年
- 上.“ともだち”の死(ISBN 9784091812162)
- 下.20世紀少年(ISBN 9784091814951)
- 解説本
- 『20世紀少年探偵団』(小学館) - 著者は竹熊健太郎。漫画の主な舞台となった70年代の世相・風俗を解説したオフィシャル本。
[編集] 映画
| 本格科学冒険映画 20世紀少年 第1章 終わりの始まり 第2章 最後の希望 最終章 ぼくらの旗 |
|
|---|---|
| 監督 | 堤幸彦 |
| 製作総指揮 | 小杉善信 宮崎洋 奥田誠治 |
| 製作 | 映画「20世紀少年」製作委員会 |
| 脚本 | 長崎尚志 福田靖(第1章) 浦沢直樹(第1章、最終章) 渡辺雄介(第1章、第2章) |
| 出演者 | 唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 |
| 音楽 | 白井良明 長谷部徹 Audio Highs 浦沢直樹 |
| 主題歌 | T・レックス「20th Century Boy」 |
| 撮影 | 唐沢悟 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | 第1章:2008年8月30日 第2章:2009年1月31日 最終章:2009年8月29日 第1章:2008年10月17日 第2章:2009年5月22日 最終章:未定 |
| 上映時間 | 第1章:142分 第2章:139分 最終章:155分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 制作費 | 60億円(全章総計) |
| 興行収入 | 第1章:39.5億円 第2章:30.1億円 最終章:未定 |
| allcinema | |
総制作費60億、総キャスト数300名を動員して製作された。2008年から3部作で公開。2008年の1月から6月まで第1章と第2章の一部が撮影され、8月から第2章の一部と第3章(以下、最終章と記す)が撮影された。第1章[2]は2008年8月30日、第2章「最後の希望」は2009年1月31日、最終章「ぼくらの旗」は2009年8月29日に公開された。製作は日本テレビ放送網を筆頭に16社。制作プロダクションはシネバザール、オフィスクレッシェンド。配給は東宝。日本テレビ開局55年記念作品。
それぞれ主に、第1章は20世紀(西暦1997、2000年)、第2章は21世紀(西暦2015年)、最終章はともだち暦3年(西暦2017年)のストーリーを基にしている。原作と異なる展開となる映画について、脚本を手がけた作者の浦沢は「もうひとつの『20世紀少年』として観ていただければと。ただ、映画を見終わったときの”風合い”が原作と同じであれば、観た人は納得してくれると思うんですよ。」と語っている[3]。
第1章は2008年8月7日に六本木ヒルズアリーナにて4000万円をかけた巨大ロボット(幅9m×高さ9m×奥行9m)の前で完成披露会見を行った。また、パリのルーブル美術館で世界初となるモナリザの前でワールドプレミア記者会見を行い、アメリカのサンフランシスコで開催されたプレミアイベントでは、第1章が日本文化の代表として出展された。第2章は太陽の塔を国内史上最大のイベント費用8000万円で1日だけ「ともだちの塔」に変え、その前で完成披露会見を行った。最終章は東京国際フォーラムにて完成披露会見を行った。最終章では映画オリジナルの結末が描かれていることから、完成披露試写会では情報漏れを防ぐためにエンドロール後のラスト約10分をカットした特別編集版が上映された。劇場公開以前で、製作スタッフの中でも結末を知っていたのは監督含めわずか数名に留まるとされている。
3部作の公開に際し、様々な形でタイアップやコラボレーションなども行われた(後述)。
- 制作状況
監督の堤幸彦については浦沢曰く「ね!」ってひと言いえば「そうそう」って通じる何かがあったとのことで、安心して脚本を渡せたという[3]。このように原作者と監督の関係は良好だったものの、企画・脚本を担当した長崎尚志によれば、長崎と浦沢の原作チームと映画サイドでは意見がバラバラで毎回激論となり大変だったと証言している。その一例として脚本のことを挙げており、第1章と第2章では脚本の段階では3時間くらいになったものを2時間くらいに収めたが、最終章にいたっては4時間半くらいになり、4部作にして『21世紀少年』やるかという話も出たという。なお、第3章ラストの映画オリジナルの展開となる最後の10分については、「原作を読んでないお客さんも多いし、それなら原作よりではなく映画『20世紀少年』の方向でいこう」ということで製作スタッフ全員の意見が一致したとしている[4]。
[編集] キャスト
[編集] 3作すべてに出演
- ケンヂ/遠藤健児/謎の男・矢吹丈:唐沢寿明、田辺修斗(中学生時代)、西山潤(幼少)
- オッチョ/落合長治:豊川悦司、澤畠流星(幼少)
- ユキジ/瀬戸口雪路:常盤貴子、松元環季(幼少)
- カンナ/遠藤カンナ:平愛梨、畠山彩奈(幼少)
- ヨシツネ/皆本剛:香川照之、小倉史也(幼少)
- マルオ/丸尾道浩:石塚英彦(ホンジャマカ)、安岡壱哉(幼少)
- フクベエ/服部哲也:佐々木蔵之介、上原陸(幼少)
- 漫画家・角田:森山未來
- ジジババ:研ナオコ
- 万丈目胤舟:石橋蓮司
- 神様:中村嘉葎雄
- キリコ/遠藤貴理子:黒木瞳
- ヤマさん:光石研
- 田村マサオ:ARATA
- 敷島ミカ:片瀬那奈
[編集] 2作に出演
- 第1章・第2章
- 第1章・最終章
- 第2章・最終章
- コンチ/今野裕一:山寺宏一、清水歩輝(幼少)
- 蝶野将平:藤木直人
- 漫画家・金子:手塚とおる
- 漫画家・氏木:田鍋謙一郎
- 春波夫:古田新太
- 高須:小池栄子
- 小泉響子:木南晴夏
- 仁谷神父:六平直政
- 中国マフィア・王:陳昭榮
- タイマフィア・チャイポン:Samat Sangsangium
[編集] 1作限りの出演
- 第1章
- 第2章
- サダキヨ/佐田清志:ユースケ・サンタマリア、藤原薫(幼少)
- マライア:前田健
- ブリトニー:荒木宏文
- ホクロの巡査:佐藤二朗
- 最終章
[編集] スタッフ
- 原作:浦沢直樹
- 監督:堤幸彦
- 脚本:長崎尚志、福田靖(第1章)、浦沢直樹(第1章、最終章)、渡辺雄介(第1章、第2章)
- 脚本監修:浦沢直樹(第2章)、渡辺雄介(最終章)
- 音楽監督:白井良明
- 音楽:白井良明、長谷部徹、Audio Highs、浦沢直樹
- 製作指揮:小杉善信(第1章、第2章)、宮崎洋(最終章)
- エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
- 企画:長崎尚志(スタジオビー)
- プロデューサー:飯沼伸之、甘木モリオ、市山竜次
- Coプロデューサー:大平太、大村信
- セカンドユニット監督:木村ひさし
- 撮影:唐沢悟
- アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太、村上潤
- 美術:相馬直樹
- 照明:木村明生
- 録音:鴇田満男
- 編集:伊藤伸行
- VFXスーパーバイザー:野崎宏二
- VFXディレクター:阪上和也
- 助監督:白石達也
- 製作担当:吉崎秀一
- ラインプロデューサー:井上潔
- 製作委員会:日本テレビ放送網、小学館、東宝、バップ、讀賣テレビ放送、電通、読売新聞、シネバザール、オフィスクレッシェンド、ディーライツ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送
- 制作プロダクション:シネバザール、オフィスクレッシェンド
- 配給:東宝
[編集] 楽曲
- 主題歌:T・レックス「20th Century Boy」
- 挿入歌(第1章)
- Kenji「Bob Lennon」
- 「愛・ROCK・友」
- Otoho in Shibuya「Brothers」
- PAUL MAURIAT GRAND ORCHESTRA「"PENELOPE"/エーゲ海の真珠」
- ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」
- 「恋の季節」
- 挿入歌(第2章)
- Kenji「Bob Lennon」
- ハロハロ音頭
- 燃え落ちた家
- Suspense
- 世界の国からこんにちは
- 帰ってきたヨッパライ
- The Thunderer
- 24 Preludes Op.28 No.3 G-dur: Vivace
[編集] キャッチコピー
- 第1章
- 待望の実写映画化! 全3部作の第1章、降臨。
- 「終わり」が始まる。
- 世界が終わろうとしています。僕らの“ともだち”によって―。
- すべてはここにある。
- キミはともだち?
- 第2章
- 新たな「終わり」。
- さぁ、みんな“つづき”を始めよう―。
- 最終章
- そうだよ、ぼくだよ。ぼくが“ともだち”だよ
- もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。
[編集] タイアップ・コラボレーション
- ケイ・オプティコム『eo光』(唐沢が出演)とのタイアップしたCMが第1章の公開前後に放送された[5]。
- 日本テレビ『スッキリ!!』(8月4日 - 29日の放送)では、「20世紀の少年たち」と題して出演者の少年時代の話の再現ドラマを放送、映画の子役たちが各キャストに併せて演じた。また第2章、最終章では「20世紀少年からの贈り物」と題し、プレゼント企画を行った。
- 2008年8月23日から31日に開催された「わくわく宝島」に、巨大ロボットと「ともだちの塔」が展示された。
- 2008年11月24日放送の『ヤッターマン限定1時間SP』では同作品の実写版の三悪キャストの舞台挨拶が行われた映画館に『22世紀少年』というタイトルのポスターが貼られ、ドクロベエがともだちのシンボルマークの上に現れ、「ドロンジョくん、あそびましょ」と言っていた。
- 2009年1月26日 - 29日、日本テレビで21時台の番組の放送直前に放送されるミニ番組に"ともだち"が登場した。また、25:44 - 25:54にはカウントダウン番組が行われ、1月30日には見所紹介番組が放送されていた。
[編集] ソフト化
現在、第1章と第2章がDVD、blue-rayでソフト化されている。第1章は2009年1月30日、第2章は2009年8月28日発売。第3章は2010年2月24日発売予定。
第2章のBlu-ray版で、アナログ出力での視聴した際にハイビジョン画質ではなくスタンダード画質での再生となってしまう不具合が起こっている。なお不具合版と修正版では、ジャケットのvapの文字の色と貼られているシールの色が白から黄色に変更されているので区別することができる。
最終章のDVDおよびBlu-rayでは、劇場公開バージョンのほか、上映時間の都合でカットされた約11分を追加した『もうひとつのエンディングバージョン』も収録となる。
[編集] その他
- 2008年8月22日午後5時5分頃、撮影中に撮影用クレーンが横転し、クレーン下部の台車を動かしていた男性スタッフ3人が頭を打つなどのけがをした[6]。
- ボウリングの振興に貢献した著名人やテレビ番組などを表彰する「第16回ボウリング・マスメディア大賞」で映画「20世紀少年」が、特別貢献賞を受賞した。出演している女優の木南晴夏が出席した。実写映画版にボウリングのエピソードは一切登場しないが、木南晴香は『ビッグコミックスピリッツ』内のインタビューにおいて収録自体はしたと語っている。
- 2009年8月21日の「金曜ロードショー」で初回放送された第1章(オリジナル版)の、関東地区での視聴率は15.5%。
- 第22回日本メガネ・ベストドレッサー賞で唐沢寿明がサングラス部門を受賞した。映画「20世紀少年」でのサングラス姿が評価され「サングラス部門賞」に輝いた。
[編集] TVスペシャル
いずれも本編に未公開シーンと新たに撮影されたシーンを加え、新たな角度から描くアナザーバージョンに相当する作品となっている。
- 『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第1章〜』
- 第2章公開直前の2009年1月30日21:00 - 22:54、金曜特別ロードショー枠で放映。劇場版第1章でカットされたシーンなどが原作に忠実となるよう構成が編集されている。関東地方における視聴率は18.6%。
- 『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第2章〜』
- 最終章公開直前の2009年8月28日21:00 - 23:09、金曜特別ロードショー枠で放映。劇場版第2章でカットされたシーンが追加され、構成も変わっている。また、映画に登場しなかった着流しの男(演:平田満)が登場する。前週の8月21日に同じく金曜ロードショー拡大枠(20:00 - 22:54)で放送される『本格科学冒険映画 20世紀少年 第1章 終わりの始まり』と2週連続で放送された。関東地方における視聴率は17.5%。
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[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
| 小学館漫画賞一般向け部門 |
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| 講談社漫画賞一般部門 |
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最終更新 2009年11月23日 (月) 20:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【20世紀少年】変更履歴


