2006年の文学
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2006年の文学は、2006年の文学についてまとめた記事である。
目次 |
[編集] できごと
- 1月 - 新潮文庫『博士の愛した数式』(小川洋子著)が発売2ヶ月で100万部を突破。新潮文庫では史上最速。
- 1月 - 『東京タワー』(リリー・フランキー著、扶桑社)が100万部突破。扶桑社の100万部突破は、2000年の『チーズはどこへ消えた?』以来。
- 5月11日 - 『国家の品格』(藤原正彦著、新潮新書)が発売190日で200万部突破。『バカの壁』(養老孟司著、新潮新書)よりも2ヶ月早い。
- 8月 - 坂東眞砂子が「日本経済新聞」に連載しているエッセー「プロムナード」で、「子猫殺し」と題して子猫を殺していると告白、反響を呼ぶ。
[編集] 賞
- ノーベル文学賞 - オルハン・パムク
- ブッカー賞 - キラン・デサイ『The Inheritance of Loss』
- ピューリッツァー賞 - ジェラルディーン・ブルックス『マーチ』(フィクション部門)、クラウディア・エマーソン『Late Wife』(詩部門)
- ヒューゴー賞 - ロバート・チャールズ・ウィルソン『スピン』(長編小説部門)、コニー・ウィリス『インサイドジョブ』(中長編小説部門)、ピーター・S・ビーグル『ツー・ハーツ』(中編小説部門)、デイビッド・D・レバイン『Tk'tk'tk』(短編小説部門)
- ゲオルク・ビュヒナー賞 - オスカー・パスチオ
[編集] 直木賞・芥川賞
- 上半期(第135回)
- 直木賞 - 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)、森絵都『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋)
- 芥川賞 - 伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』(「文界」)
- 下半期
- 直木賞 - 該当作品なし
- 芥川賞 - 青山七恵『ひとり日和』(「文學藝」)
[編集] その他の賞
- 小説
- 日本推理作家協会賞(第59回) - 恩田陸『ユージニア』(長編および連作短編集部門)、平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』(短編部門)
- 野間文芸賞(第59回) - 黒井千次『一日 夢の柵』
- 野間文芸新人賞(第28回) - 中原昌也『名もなき孤児たちの墓』
- 江戸川乱歩賞(第52回) - 鏑木蓮『東京ダモイ』、早瀬乱『三年坂 火の夢』
- 谷崎潤一郎賞(第42回) - 小川洋子『ミーナの行進』
- 吉川英治文学賞(第40回) - 該当作なし
- 吉川英治文学新人賞(第27回) - 今野敏『隠蔽捜査』
- 泉鏡花文学賞(第34回) - 嵐山光三郎『悪党芭蕉』
- 三島由紀夫賞(第19回) - 古川日出男『LOVE』
- 山本周五郎賞(第19回) - 宇月原晴明『安徳天皇漂海記』
- 柴田錬三郎賞(第19回) - 小池真理子『虹の彼方』
- 伊藤整文学賞(第17回) - 島田雅彦『退廃姉妹』(小説部門)
- 児童文学
- 詩
- 戯曲
- 評論、ノンフィクション
- 日本推理作家協会賞(第59回) - 郷原宏『松本清張事典 決定版』、柴田哲孝『下山事件 最後の証言』(評論その他部門)
- 大宅壮一ノンフィクション賞(第37回) - 奥野修司『ナツコ 沖縄密貿易の女王』、梯久美子『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』
- 伊藤整文学賞(第17回) - 川西政明『武田泰淳伝』(評論部門)
[編集] 2006年の本
[編集] 小説
- 浅田次郎『中原の虹』(講談社)『月下の恋人』(光文社)
- 大沢在昌『魔女の笑窪』(文藝春秋)『狼花 新宿鮫IX』(光文社)
- 奥田英朗『ガール』(講談社)『町長選挙』(文藝春秋)
- 加藤廣『秀吉の伽』(日本経済新聞社)
- 小池真理子『虹の彼方』(朝日新聞社)
- 手嶋龍一『ウルトラ・ダラー』(新潮社)
- 東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋)『赤い指』(講談社)
- 宮部みゆき『名もなき毒』(幻冬舎)
- 村上龍『盾』(幻冬舎)
- リリー・フランキー『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(扶桑社)
- よしもとばなな『イルカ』(文藝春秋)
- 渡辺淳一『愛の流刑地』(幻冬舎)
- ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(角川書店、越前敏弥訳)
- J・K・ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(静山社、松岡佑子訳)
[編集] その他
- 奥野修司『心にナイフをしのばせて』(文藝春秋)
- 竹内一郎『人は見た目が9割』(新潮新書)
- 半藤一利『昭和史 戦後篇(1945-1989)』(平凡社)
- 藤原正彦『国家の品格』(新潮新書)『この国のけじめ』(文藝春秋)
- 保坂和志『小説の誕生』(新潮社)
- 三浦展『下流社会』(光文社新書)
[編集] 物故
- 1月9日 - 大島博光、日本の詩人。多喜二・百合子賞受賞。95歳。
- 1月30日 - ウェンディ・ワッサースタイン、アメリカの劇作家。55歳。
- 2月12日 - 日下圭介、日本の小説家。江戸川乱歩賞受賞。66歳。
- 3月2日 - 久世光彦、日本の脚本家。山本周五郎賞を受賞し小説家としても活躍した。70歳。
- 3月27日 - スタニスワフ・レム、ポーランドの小説家。『ソラリスの陽のもとに』で知られる。84歳。
- 3月30日 - ジョン・マクガハン、アイルランドの小説家。71歳。
- 4月3日 - 村上元三、日本の小説家。『水戸黄門』などの歴史小説を書き、大衆文学の担い手となった。96歳。
- 4月13日 - ミュリエル・スパーク、イギリスの小説家。88歳。
- 5月4日 - 吉行理恵、日本の小説家、詩人。芥川賞受賞。66歳。
- 6月3日 - 清岡卓行、日本の小説家、詩人。芥川賞受賞。83歳。
- 6月19日 - 宗左近、日本の詩人。『炎える母』や、「縄文」シリーズなどの詩集で知られる。87歳。
- 6月21日 - 斎藤怘、日本の詩人。82歳。
- 6月21日 - 近藤芳美、日本の歌人。歌集『早春歌』『埃吹く街』などで戦後歌壇を牽引した。93歳。
- 7月15日 - 今辻和典、日本の詩人。
- 7月17日 - ミッキー・スピレーン、アメリカの小説家。マイク・ハマーを主人公とした小説で知られる。88歳。
- 7月31日 - 吉村昭、日本の小説家。『戦艦武蔵』『関東大震災』などの作品で記録文学を開拓した。79歳。
- 8月20日 - 永田耕一郎、日本の詩人。句集に『遥か』など。87歳。
- 8月30日 - ナギーブ・マフフーズ、エジプトの小説家。作品に『蜃気楼』などがあり、エジプトでは初のノーベル文学賞受賞。94歳。
- 9月1日 - 小林久三、日本の小説家。江戸川乱歩賞受賞。70歳。
- 10月26日 - 小島信夫、日本の小説家。「アメリカン・スクール」で芥川賞を受賞、第三の新人と呼ばれた。91歳。
- 10月30日 - 木下順二、日本の劇作家。「夕鶴」「子午線の祀り」などで戦後演劇を代表。92歳。
- 11月1日 - ウィリアム・スタイロン、アメリカの小説家。ピューリッツァー賞を受けた『ソフィーの選択』で知られる。85歳。
- 11月23日 - 灰谷健次郎、日本の児童文学作家。代表作に『兎の眼』『太陽の子』など。72歳。
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最終更新 2009年10月27日 (火) 11:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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