2009年の日本シリーズ

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日本の旗2009年の日本シリーズ
チーム 勝数(引分数)
読売ジャイアンツ() 4
北海道日本ハムファイターズ() 2
ゲームデータ
試合日程 2009年10月31日-11月7日
最高殊勲選手 阿部慎之助
敢闘選手 高橋信二
チームデータ
読売ジャイアンツ ()
監督 原辰徳
シーズン成績 89勝46敗9分
(シーズン1位/CS優勝)
北海道日本ハムファイターズ()
監督 梨田昌孝
シーズン成績 82勝60敗2分
(シーズン1位/CS優勝)
日本シリーズ
 < 2008  

2009年の日本シリーズ(-にっぽんシリーズ)は、2009年10月31日から11月7日に開催されたプロ野球日本選手権シリーズである。シリーズとしては記念すべき第60回記念大会。

目次

[編集] 概要

[編集] 対戦日程

  • 10月31日 - 第1戦 札幌ドーム
  • 11月1日 - 第2戦 札幌ドーム
  • 11月3日 - 第3戦 東京ドーム
  • 11月4日 - 第4戦 東京ドーム
  • 11月5日 - 第5戦 東京ドーム
  • 11月7日 - 第6戦 札幌ドーム
※試合開始時間は東京ドームが18:00。札幌ドームが18:15。
※パ本拠地(札幌ドーム)で開催された第1・2・6戦は、指名打者制で行われた。
※今大会に限り、新型インフルエンザへの感染に対する特例処置として、出場資格者の人数制限(40人)を撤廃。ただしベンチ入りできる人数(25人)は変わらない[2]

[編集] 試合結果

[編集] 第1戦(10月31日)
  • ●北海道日本ハム 3-4 巨人○ (札幌ドーム)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 0 1 0 0 2 0 1 0 0 4 8 0
北海道日本ハム 0 1 0 0 0 1 0 0 1 3 12 0
  1. : ゴンザレス(1勝)  : 武田勝(1敗)  S: クルーン(1S)  
  2. :  巨 – 谷1号ソロ(2回武田勝)  日 – スレッジ1号ソロ(2回ゴンザレス)
  3. * 開始 18時15分 観衆 40,650人 時間 3時間18分
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
3 (三) 小笠原
走左 鈴木
4 (指) ラミレス
5 (右) 亀井
6 (左)
寺内
7 (捕) 阿部
8 (一)二 木村拓
9 (二) 古城
大道
打一 李承燁
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (左) 森本
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
5 (指) スレッジ
走指 村田
6 (三) 小谷野
7 (中) 糸井
8 (捕) 鶴岡
坪井
二岡
大野
稲田
中嶋聡
9 (遊) 金子誠
巨人は2回表に谷のソロ本塁打で先制。日本ハムは2回裏にスレッジのソロ本塁打ですぐさま同点に追いつく。巨人は5回表に坂本が2点適時打を放ち勝ち越しに成功。日本ハムは6回裏に代打・二岡の適時打で1点を返すが、巨人は7回表にこちらも代打の李承燁の適時打で突き放す。日本ハムは9回裏に高橋の適時打で1点差に迫るが追いつけず。日本ハムは巨人を上回る12安打を放ったが残塁も12という拙攻で初戦を落とした。

[編集] 第2戦(11月1日)
  • ○北海道日本ハム 4-2 巨人● (札幌ドーム)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 8 0
北海道日本ハム 0 0 4 0 0 0 0 0 X 4 12 0
  1. : ダルビッシュ(1勝)  : 内海(1敗)  S: 武田久(1S)  
  2. :  巨 – 亀井1号2ラン(4回ダルビッシュ)  日 – 稲葉1号ソロ(3回内海)
  3. * 開始 18時16分 観衆 40,718人 時間 2時間52分
    • 審判 球審=森(セ) 塁審=丹波(パ)、真鍋(セ)、中村稔(パ) 外審=佐々木(セ)、山村(パ)
  • 試合前のセレモニーでは元日本ハムの新庄剛志が登場。始球式は俳優の小原裕貴(映画『僕たちのプレイボール』に出演)が務めた。
  • オーダー
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
3 (三) 小笠原
4 (指) ラミレス
5 (右) 亀井
6 (左)
7 (捕) 阿部
8 (一) 李承燁
9 (二) 古城
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (左) 森本
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
5 (指) スレッジ
6 (三) 小谷野
7 (中) 糸井
8 (捕) 鶴岡
9 (遊) 金子誠
日本ハムは3回裏に巨人の先発・内海を攻め、稲葉のソロ本塁打を皮切りにスレッジの適時打、糸井の2点適時打と、この回2アウトからの5連打で4点を先制。巨人は4回表に亀井の2ラン本塁打で追い上げるが、5回表の満塁のチャンスをものにできなかったのが最後まで響いた。日本ハムの先発・ダルビッシュは故障により9月以来1ヵ月半ぶりの登板となったが、前年の日本シリーズMVP投手の岸孝之投手を参考にした投球スタイル[3]で6回を2失点に抑える好投。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

[編集] 第3戦(11月3日)
  • ○巨人 7-4 北海道日本ハム● (東京ドーム)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
北海道日本ハム 1 1 0 0 1 0 0 1 0 4 4 0
巨人 0 2 1 0 2 0 0 2 X 7 8 3
  1. : オビスポ(1勝)  : 糸数(1敗)  S: クルーン(2S)  
  2. :  日 – 稲葉2号ソロ(1回オビスポ)、小谷野1号ソロ(2回オビスポ)、田中1号ソロ(5回オビスポ)  巨 – 李承燁1号ソロ(2回糸数)、阿部1号ソロ(2回糸数)、小笠原1号ソロ(3回糸数)
  3. * 開始 18時00分 観衆 45,150人 時間 3時間11分
    • 審判 球審=山村(パ) 塁審=佐々木(セ)、丹波(パ)、真鍋(セ) 線審=柳田(パ)、西本(セ)
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (中) 糸井
打中 森本
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
5 (左) スレッジ
6 (三) 小谷野
7 (遊) 二岡
8 (捕) 鶴岡
稲田
9 (投) 糸数
坪井
菊地
宮西
江尻
中田
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
3 (三)一 小笠原
4 (左) ラミレス
走左 鈴木
5 (右) 亀井
6 (一) 李承燁
寺内
8 (二) 脇谷
山口
木村拓
クルーン
9 (投) オビスポ
打二 古城
  • 投手
    • 日:●糸数(5回) - 林(1回) - 菊地(1回1/3) - 宮西(1/3回) - 江尻(1/3回)
    • 巨:○オビスポ(6回) - H越智(1回) - H山口(1回) - Sクルーン(1回)
  • 試合経過
日本ハムは1回表に稲葉の2試合連続となるソロ本塁打で先制し、2回表には小谷野のソロ本塁打で追加点を挙げる。巨人は2回裏に李承燁、阿部の連続本塁打で同点に追いつき、3回裏には小笠原のソロ本塁打で勝ち越しに成功。日本ハムは5回表に田中賢のソロ本塁打で同点に追いつくが、巨人は5回裏に小笠原の2点適時打で再び勝ち越しに成功。日本ハムは8回表に巨人のエラーに乗じて1点差としたものの、巨人は8回裏に阿部の2点適時打で突き放し、最後をクルーンが締めた。巨人が対戦成績を2勝1敗とし、先発のオビスポは育成選手出身者としては初となる日本シリーズでの勝利投手となった。また、この試合の勝利で巨人は史上初の日本シリーズ通算100勝目を達成した。

[編集] 第4戦(11月4日)
  • ●巨人 4-8 北海道日本ハム○ (東京ドーム)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
北海道日本ハム 0 0 4 0 1 0 1 2 0 8 11 1
巨人 0 0 1 0 0 0 0 3 0 4 13 0
  1. : 八木(1勝)  : 高橋尚(1敗)  
  2. :  日 – 高橋1号ソロ(5回高橋尚)  巨 – ラミレス1号3ラン(8回金森)
  3. * 開始 18時00分 観衆45,133人 時間 3時間38分
    • 審判 球審=西本(セ) 塁審=柳田(パ)、佐々木(セ)、丹波(パ) 外審=森(セ)、中村(パ)
  • オーダー
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (中) 森本
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
武田久
5 (左) スレッジ
走左 紺田
6 (三) 小谷野
7 (遊) 二岡
飯山
8 (捕) 鶴岡
9 (投) 八木
建山
中田
宮西
坪井
金森
稲田
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
3 (三) 小笠原
4 (左) ラミレス
5 (一) 亀井
6 (右)
7 (捕) 阿部
8 (二) 木村拓
9 (投) 高橋尚
大道
豊田
金刃
李承燁
木村正
野間口
古城
  • 投手
    • 日:○八木(5回) - 建山(1回) - 宮西(1回) - 金森(1/3回) - H林(2/3回) - 武田久(1回)
    • 巨:●高橋尚(5回) - 豊田(1回) - 金刃(1回) - 木村(0/3回) - 野間口(2回)
  • 試合経過
日本ハムは3回表に高橋、小谷野の連続適時打で4点を先制。巨人は3回裏に松本の適時打で1点を返すが、日本ハムは5回表に高橋のソロ本塁打で加点し、巨人の先発・高橋尚をKO。その後も7回表に森本のスクイズ、8回表に小谷野の2点適時打で着実にリードを広げる。巨人は8回裏にラミレスの3ラン本塁打で反撃するも及ばす。日本ハムが対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。巨人はこの試合で7度の先頭打者出塁がありながらも、得点に結びついたのが1度だけと攻撃がかみ合わず、序盤制球難だった日本ハムの先発・八木を攻略できず敗戦を喫し、本拠地での胴上げを阻止された。八木は巨人を5回1失点に抑え、2006年中日第2戦以来の勝利を手にした。

[編集] 第5戦(11月5日)
  • ○巨人 3-2 北海道日本ハム● (東京ドーム)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
北海道日本ハム 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 4 1
巨人 0 0 0 0 0 0 0 1 2x 3 7 2
  1. : 山口(1勝)  : 武田久(1敗1S)  
  2. :  日 – 高橋2号ソロ(9回山口)  巨 – 亀井2号ソロ(9回武田久)、阿部2号ソロ(9回武田久・サヨナラ)
  3. * 開始 18時00分 観衆45,160人 時間 2時間57分
    • 審判 球審=中村(パ) 塁審=森(セ)、柳田(パ)、佐々木(セ) 外審=山村(パ)、真鍋(セ)
  • オーダー
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (中) 糸井
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
5 (左) スレッジ
武田久
6 (三) 小谷野
7 (遊) 二岡
飯山
8 (捕) 大野
建山
森本
9 (投) 藤井
打捕 鶴岡
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
大道
走二 脇谷
3 (三) 小笠原
4 (左) ラミレス
5 (一) 亀井
6 (右)
7 (捕) 阿部
8 (二) 古城
山口
9 (投) ゴンザレス
寺内
李承燁
走中 鈴木
  • 投手
    • 日:藤井(7回) - 建山(1/3回) - 林(2/3回) - ●武田久(1/3回)
    • 巨:ゴンザレス(7回) - ○山口(2回)
  • 試合経過
日本ハムは2回表に巨人のエラーにより1点を先制。巨人は8回裏に大道の適時打で同点に追い付くが、日本ハムは9回表に高橋のソロ本塁打で勝ち越しに成功。巨人は9回裏に亀井のソロ本塁打で再び同点に追いつき、阿部のソロ本塁打でサヨナラ勝ち。巨人が日本一に王手をかけ、決着の舞台は札幌ドームへ移ることになった。武田久は、2009年を通じて初の敗戦投手となった。シーズン中は、武田久は一度も敗戦投手となっていないだけに梨田監督は絶大なる信頼を寄せていた。それだけに、武田久から放った阿部のサヨナラ本塁打は、シリーズの流れを巨人に大きく引き寄せた、と取れる。なお、阿部のサヨナラ本塁打は、日本シリーズでは2008年西武第2戦のラミレス以来14本目(13人目)、巨人の日本シリーズでのサヨナラ勝ちは10回目となった。日本ハムが日本シリーズでサヨナラ負けを喫するのは、東映時代の1962年の対阪神戦の第1戦以来47年ぶりで、ポストシーズンでサヨナラ本塁打による敗戦は、2004年のパ・リーグプレーオフ第1ステージ対西武戦の第3戦以来5年ぶり。

[編集] 第6戦(11月7日)
  • ●日本ハム 0-2 巨人○
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 6 0
北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 1
  1. : 内海(1勝1敗)  : 武田勝(2敗)  S: クルーン(3S)  
  2. * 開始 18時16分 観衆 40,714人 時間 3時間2分
    • 審判 球審=真鍋(セ) 塁審=山村(パ)、森(セ)、柳田(パ) 外審=西本(セ)、丹波(パ)
  • オーダー
巨人
1 (遊) 坂本
2 (中) 松本
3 (三) 小笠原
4 (指) ラミレス
5 (右) 亀井
6 (左)
工藤
7 (捕) 阿部
8 (一) 李承燁
9 (二) 古城
北海道日本ハム
1 (二) 田中
2 (左) 森本
稲田
紺田
3 (右) 稲葉
4 (一) 高橋
5 (指) スレッジ
6 (三) 小谷野
7 (中) 糸井
8 (捕) 鶴岡
坪井
大野
9 (遊) 二岡
村田
  • 投手
    • 巨人:東野(2/3回) - ○内海(4回2/3) - H豊田(2/3回) - H山口(1回) - H越智(2/3回) - Sクルーン(1回1/3)
    • 日本ハム:●武田勝(7回2/3) - 江尻(1/3回) - 林(1回)
  • 試合経過
巨人先発・東野は1回裏に高橋の打球を右手に受けて負傷退場。急遽後を受けた内海がピンチを切り抜ける。巨人は2回表に阿部の適時打で1点を先制。6回表には小笠原の安打を稲葉がファンブルする間に1塁走者の松本が一気に生還しリードを広げる。日本ハムは再三チャンスを作るも拙攻続きで、9回裏には1死1、3塁のチャンスで稲葉、高橋がクルーンの前に連続三振に倒れ試合終了。巨人が2002年以来7年ぶり21回目となる日本シリーズ制覇を決め、球団創立以来、プロ野球球団の存在する日本の地域(本州・九州・北海道)で全て日本一を経験した初めての球団となった[4]。更にセ・リーグでは、2007年からのクライマックスシリーズ導入以降、リーグ優勝と日本一を両方獲得した初めての球団となる。また日本ハムは毎回の11安打を打ちながら13残塁の完封負けで、シリーズ史上初の「毎回安打での敗戦」を喫した。なお第6戦終了直後、巨人の木村拓也が現役引退を表明した。

[編集] 表彰選手

[編集] テレビ・ラジオ中継

[編集] テレビ中継

[編集] 第1戦

[編集] 第2戦

[編集] 第3戦

[編集] 第4戦

  • 日本テレビ≪日本テレビ系列(クロスネット局のテレビ宮崎以外) 製作・日本テレビ≫
    実況:河村亮 解説:水野雄仁野村謙二郎 ゲスト解説:小久保裕紀ソフトバンク
    リポーター:町田浩徳(巨人サイド)、永井公彦(日本ハムサイド・STV)
    放送時間:17:50 - 21:44(延長50分)
    ※CS放送日テレG+でも放送。(放送時間:17:30 - 22:00)

[編集] 第5戦

  • 日本テレビ≪日本テレビ系列(クロスネット局のテレビ大分・テレビ宮崎以外) 製作・日本テレビ≫
    実況:平川健太郎 解説:山本浩二、堀内恒夫中畑清
    リポーター:蛯原哲(巨人サイド)、永井公彦(日本ハムサイド・STV)
    放送時間:17:50 - 21:09(延長15分)
    ※CS放送日テレG+でも放送。(放送時間:17:30 - 22:00)

[編集] 第6戦

  • 北海道文化放送≪フジテレビ系列(クロスネット局のテレビ大分以外) 製作・フジテレビ 制作協力・UHB≫
    実況:吉田伸男(CX) 解説:江本孟紀(CX)、片岡篤史(1~4回:実況席、5~9回:フィールドナビゲーター)、高木豊(1~4回:フィールドナビゲーター、5~9回:実況席) ゲスト解説:立浪和義(元中日、今シーズンをもって現役を引退)
    リポーター:廣岡俊光(日本ハムサイド・UHB)、田中大貴(巨人サイド・CX)
    放送時間:18:00 - 21:34(延長40分)
    ※CS放送フジテレビONEで深夜に録画放送。(放送時間:24:00 - 27:00)
  • NHK衛星第1
    実況:石川洋 解説:与田剛 リポーター:北野剛寛(日本ハムサイド)、豊原謙二郎(巨人サイド)
    放送時間:18:05 - 21:35(延長5分)
  • なお第7戦が実施された場合はテレビ北海道(TVh)、(テレビ東京系列及びぎふチャン(GBS)、三重テレビ放送(MTV)、びわ湖放送(BBC)、KBS京都(KBS)、サンテレビ(SUN)、奈良テレビ(TVN)、テレビ和歌山(WTV))が中継する予定だった。

[編集] ※備考

  • フジテレビ系列とテレビ東京系列は2年ぶりに放映権を獲得したが、TBS系列は2年連続で放映権を逃した。また、テレビ東京系列で巨人戦絡みの日本シリーズの中継が行われるのは、1970年ロッテオリオンズとの第3・4戦(東京球場)以来39年ぶりになるはずであった。但し、この当時は純然たるテレビ東京系列局がなかったので、1982年以後の全国ネットワーク構築後は初の中継となる予定だったものの、日本一が第6戦で決定してしまった為、テレビ東京系列が放映権を獲得した第7戦の中継そのものがなくなり(実現すれば実況は植草朋樹アナ、解説は阿波野秀幸の予定だった)、『テレビ東京系列による巨人絡みの日本シリーズ中継』は2010年以降に持ち越しとなった。ならびに、中京圏近畿圏の独立UHF放送局各局とも第7戦の放送をテレビ東京からのネットを予定していたがこれも幻となった。もしサンテレビと京都放送(前身の近畿放送)が第7戦を放送していたら巨人戦絡みの日本シリーズ中継は同じく1970年の第4戦以来39年ぶりになるはずであった。
  • テレビ朝日系列で放送された第1戦の中継で今季限りで勇退した野村克也楽天前監督がゲスト解説で登場し、同局専属解説者時代に一世を風靡した『野村スコープ』が一夜限りで復活した。なお野村は、第7戦が行われた場合のテレビ東京の中継のゲスト解説も担当する予定だった。
  • テレビ朝日系列がパ・リーグがホームで第1戦の試合を放送するのは2005年(ロッテ、EX)と2007年(日ハム、HTB)と今回で6年にまたがり3回連続で放送されたことになる。
  • 第2戦と第6戦はホームである日本ハムが日本シリーズ初となるフジテレビ系列で放送されることになった。フジテレビ系列がシリーズでパ・リーグ本拠地の試合を放送するのは2000年ダイエー対巨人(福岡ドームTNC)以来9年ぶりとなる。
  • フジテレビ系列で放送された第2戦の中継では、日本ハムOBの新庄剛志と巨人OBの清原和博が、ゲスト解説で登場(正確には、清原が解説、新庄がゲストという扱いだが実況を担当した三宅正治アナは「豪華ダブル解説」と発言している)。ただ、この二人の解説の内容があまりにお粗末すぎ、フジテレビには電話やホームページへの投稿などで約6000件もの抗議・苦情が殺到した[5]
  • 巨人が第3~5戦をホームグラウンドで戦うのは、1989年の巨人対近鉄(東京ドーム)以来20年ぶりとなり、3戦とも日本テレビ系列で放送された。
  • フジテレビ系列が2戦(第2戦と第6戦)放送するのは、2004年中日西武ナゴヤドームTHK)以来5年ぶりになるが、パリーグ主催による2戦放送は1996年オリックス対巨人(グリーンスタジアム神戸KTV)以来実に13年ぶりのことである。また第6戦の中継では、イニングの合間に今シリーズで出た本塁打のダイジェストを放送した(プロ野球ニュースの『今日のホームラン』と同じスタイル)。
  • フジテレビ系列にて日本一の瞬間が放送されたのは、2001年ヤクルト大阪近鉄の第5戦にヤクルトが決めた(神宮球場)以来8年ぶりで、巨人が決めた試合は1972年の対阪急戦の第5戦(西宮球場、KTV)以来37年ぶりのことである。皮肉なことに北海道日本ハムの梨田昌孝監督は2001年当時、近鉄の監督を務めており、その時も日本一を許している。
  • 宮崎県(UMK)では編成上の理由から、第6戦以外は放送されなかった。UMKは基本的にG/P帯は金・日がNTV系、火・水・木・土がCX系、月がNTV系とEX系中心の構成となる。また、大分県では第1戦(大分朝日放送)と第4戦(テレビ大分)以外は放送されなかった。
  • 視聴率は、関東地区で第1戦(テレ朝)が18.0%、第2戦(フジ)が16.4%、 第3戦(日テレ)が17.2%、第4戦(日テレ)が15.9%、第5戦(日テレ)が19.0%、第6戦(フジ)が21.6%となった。(いずれも平均)そして今大会の瞬間最高視聴率は第6戦(フジ)の午後9時17分ごろに巨人が優勝を決める直前で、関東地区で35.0%、関西地区(KTV)で36・2%。日本ハム本拠地の札幌地区(UHB)の平均視聴率は35.7%、瞬間最高視聴率は51.8%。(ビデオリサーチ社調べ)
    • なお、今大会は日本ハム本拠地の札幌地区の平均視聴率が非常に高く、HTBが放送した第1戦は31・1%。UHBが放送した第2戦は35.5%。札幌テレビ(STV)で放送された第3戦は37・2%、第4戦は43・5%、第5戦は45.1%だった。(ビデオリサーチ社調べ)
  • BSでの中継に関しては、民放キー局系列のデジタル放送で録画放送やダイジェスト中継は行われず、NHK衛星第1テレビジョンで第1・2・3・6戦が放送された。

[編集] ラジオ中継

[編集] 第1戦

実況:川畑恒一 解説:大宮龍男 リポーター:渕上紘行(日本ハムサイド・HBC)、戸崎貴広(巨人サイド・TBS)
実況:永井公彦 解説:白井一幸 リポーター:岡崎和久(日本ハムサイド・STV)、高橋将市(巨人サイド・文化放送)

[編集] 第2戦

  • NHKラジオ第1 実況:渡辺憲司 解説:鈴木啓示 リポーター:北野剛寛(日本ハムサイド)、竹林宏(巨人サイド)
  • HBCラジオ(JRN系列への裏送り…ABC・CBC・RCC・RKB・TBC他
実況:卓田和広 解説:金石昭人 リポーター:水野善公(日本ハムサイド・HBC)、林正浩(巨人サイド・TBS)
  • HBCラジオ(独自) 実況:渕上紘行 解説:大宮龍男 リポーター:水野善公
  • STVラジオ(NRN…MBS・KBC) 実況:宮永真幸 解説:西崎幸広 リポーター:萩原隆雄
  • TBSラジオ(独自) 実況:戸崎貴広 解説:元木大介 リポーター:林正浩
  • 文化放送(独自) 実況:飯塚治 解説:東尾修 ゲスト解説:西口文也西武
リポーター:永井公彦(日本ハムサイド・STV)、上野智広(巨人サイド・文化放送)
  • ニッポン放送(独自) 実況:師岡正雄 解説:若松勉 リポーター:松本秀夫
  • ラジオ日本(…ぎふチャン) 実況:内藤博之 解説:水野雄仁 リポーター:小林幸明

[編集] 第3戦

リポーター:戸崎貴弘(巨人サイド・TBS)、山内要一(日本ハムサイド・HBC)
  • 文化放送(NRN…ABC・KBC・STV・TBC) 実況:上野智広 解説:山崎裕之 ゲスト解説:清水崇行(元西武、引退)
リポーター:長谷川太(巨人サイド・文化放送)、宮永真幸(日本ハムサイド・STV)

[編集] 第4戦

  • NHKラジオ第1 実況:福澤浩行 解説:大野豊 リポーター:豊原謙二郎(巨人サイド)、星野圭介(日本ハムサイド)
  • TBSラジオ(JRN…CBC・MBS・RCC・RKB他) 実況:林正浩 解説:川口和久 ゲスト解説:立浪和義(元中日)
リポーター:新夕悦男(巨人サイド・TBS)、川畑恒一(日本ハムサイド・HBC)
  • 文化放送(独自) 実況:長谷川太 解説:西本聖 ゲスト解説:駒田徳広横浜打撃コーチを退団) リポーター:槇嶋範彦
  • ニッポン放送(NRN…ABC・KBC・STV・TBC
実況:胡口和雄 解説:田尾安志 リポーター:山田透(巨人サイド・ニッポン放送)、宮永真幸(日本ハムサイド・STV)
  • ラジオ日本(…ぎふチャン・ラジオ関西) 実況:石黒新平 解説:柴田勲 リポーター:佐藤一司
  • HBCラジオ(独自) 実況:山内要一 解説:新谷博 リポーター:川畑恒一

[編集] 第5戦

  • NHKラジオ第1 実況:小野塚康之 解説:今中慎二 リポーター:豊原謙二郎(巨人サイド)、星野圭介(日本ハムサイド)
  • TBSラジオ(JRN…CBC・MBS・RCC・RKB他
実況:戸崎貴広 解説:田淵幸一 リポーター:初田啓介(巨人サイド・TBS)、山内要一(日本ハムサイド・HBC)
  • 文化放送(NRN…ABC・KBC・STV・TBC) 実況:槇嶋範彦 解説:豊田泰光 ゲスト解説:工藤公康(横浜を自由契約)
リポーター:松島茂(巨人サイド・文化放送)、宮永真幸(日本ハムサイド・STV)
  • ニッポン放送(独自) 実況:山田透 解説:関根潤三 リポーター:胡口和雄(巨人サイド)、宮田統樹(日本ハムサイド)
  • ラジオ日本(…ぎふチャン) 実況:小林幸明 解説:池谷公二郎 リポーター:細渕武揚
※ラジオ関西は前日の第4戦で日本シリーズ中継を終了と20:56の飛び降りで告知していたためこの日は放送せず。
  • HBCラジオ(独自) 実況:川畑恒一 解説:平野謙 リポーター:山内要一

[編集] 第6戦

  • NHKラジオ第1 実況:田中崇裕 解説:大島康徳 リポーター:北野剛寛(日本ハムサイド)、豊原謙二郎(巨人サイド)
  • HBCラジオ(JRN系列への裏送り…ABC・CBC・RCC・RKB・TBC他
実況:川畑恒一 解説:大宮龍男 リポーター:渕上紘行(日本ハムサイド)、新タ悦男(巨人サイド・TBS)
  • HBCラジオ(独自) 実況:卓田和広 解説:岩本勉 リポーター:渕上紘行
  • STVラジオ(NRN…MBS・KBC) 実況:永井公彦 解説:白井一幸 リポーター:横井健一
  • TBSラジオ(独自) 実況:椎野茂 解説:栗山英樹 リポーター:新タ悦男
  • 文化放送(独自) 実況:松島茂 解説:大塚光二 リポーター:宮永真幸(日本ハムサイド・STV)、高橋将市(巨人サイド)
  • ニッポン放送(独自) 実況:煙山光紀 解説:デニー友利 リポーター:松本秀夫
  • ラジオ日本(…ぎふチャン) 実況:細渕武揚 解説:鹿取義隆 リポーター:小林幸明

[編集] 出典

  1. ^ 巨人過去最高1億円余り 日本シリーズ分配金 - 47NEWS 2009年11月11日
  2. ^ 日本シリーズは全試合ナイター インフル対策で40人枠撤廃 - 47NEWS 2009年10月14日
  3. ^ ダルビッシュ「一世一代」の復活投球 - デイリースポーツonline 2009年11月2日
  4. ^ 九州は1963年平和台野球場(vs西鉄)で経験済
  5. ^ 週刊文春2009年11月19日号。後に新・週刊フジテレビ批評(2009年11月7日放送分)でもこの件について釈明した。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月27日 (金) 15:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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