2GHz帯
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2GHz帯(にギガヘルツたい)は、およそ 1920–2200 MHz の周波数範囲の周波数帯である。波長は、15cm程度である。
主に、携帯電話 (NTTドコモのFOMA、ソフトバンクモバイルのSoftBank 3G、auのCDMA 1X WIN(2006年夏モデル以降の一部端末より)など)や、移動衛星業務などに使われている。海外での携帯電話周波数帯である2.1GHz帯(2100MHz帯)は、日本での2GHz帯とほぼ同義であるため、UMTSローミング利用時の判断規準となる。
目次 |
[編集] 歴史
- 1957年~2001年 公共業務用、電気通信業務用の固定無線通信にて使用(使用期限 2002年11月30日)
- 2001年 NTTドコモがW-CDMA方式を用いた「FOMA」サービスを開始。
- 2002年 J-PHONE(現ソフトバンクモバイル)がFOMAと同じW-CDMA方式で「VGS(現SoftBank 3G)」を開始。
- 2003年 KDDI/沖縄セルラー電話(au)が「CDMA2000 1xEV-DO方式」による2GHz帯データ通信のサービスを開始。
- 2005年 アイピーモバイルが2GHz帯の基地局免許の交付を受ける。
- 2006年 KDDI/沖縄セルラー電話(au)が「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」を開始。
- 2007年 アイピーモバイルが自己破産を申請し、基地局免許を返上する。
- 2010年 エヌ・ティ・ティ・ドコモが、3.9G方式の周波数帯として新規割り当てされた1.5GHz帯に先立ち、LTE用の周波数帯としても利用開始予定。この時点では、データ通信のみ提供予定。
- 2011年 ソフトバンクモバイルが、LTE用の周波数帯として転用予定
- 2012年 エヌ・ティ・ティ・ドコモが、LTEによる音声サービスを開始予定。[要出典]
[編集] 利用周波数
- KDDI/沖縄セルラー電話
- 基地局送信:2116.25 MHz ~ 2128.75MHz(15MHz)
- 移動局送信:1926.25 MHz ~ 1938.75MHz(15MHz)
- NTTドコモ
- 基地局送信:2132.6 MHz ~ 2147.4 MHz(20MHz)
- 移動局送信:1942.6 MHz ~ 1957.4 MHz(20MHz)
- ソフトバンクモバイル
- 基地局送信:2152.6 MHz ~ 2167.4 MHz(20MHz)
- 移動局送信:1962.6 MHz ~ 1977.4 MHz(20MHz)
移動局送信周波数がPHSの制御チャネルと干渉するおそれがあるため、移行完了(2012年5月)までの間ガードバンドとして、隣接する沖縄セルラーを含むKDDIのみ帯域が15MHz幅に制限されている。 また、公平を期するため当初はNTTドコモ、ソフトバンクモバイルについても5MHz分のみ使用不可とされていたが、現在では沖縄セルラーを含むKDDI以外は使用可能となっている。
[編集] 800MHz帯との比較について
- 2GHz帯は、800MHz帯よりもアンテナの長さが短くて済む。
- その一方で、800MHz帯よりも波長が短いため、物質に吸収されやすい。また、800MHz帯よりも回折しにくいため、建物内(屋内)および山間部では電波が送受信しにくくなりやすい。
回折は波の性質の一つである。電波は基本的には直進するものであるので、対向する無線局(携帯電話の場合は基地局)のアンテナが見通しに無いと電波が到達しないはずである。ところが、実際は見通しの無い場所にも電波は回り込んで電波が到達する事は周知である。この現象を回折現象と言う。回折した電波は、見通しの電波と比べると大きく減衰するが、減衰の度合いは障害物の大きさと波長の相対比で決まる。つまり波長が長い程、大きな障害物の陰にも電波が到達する。周波数は波長の逆数であるので、周波数が低い程、大きな障害物の陰にも電波が到達する。これが、800MHz帯の方がビル陰や山間部に電波が届きやすい、と言われる所以である。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月11日 (日) 14:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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