428 〜封鎖された渋谷で〜
428 〜封鎖された渋谷で〜の最新ニュースをまとめて検索!
| ジャンル | サウンドノベル |
|---|---|
| 対応機種 | Wii プレイステーション3 プレイステーション・ポータブル |
| 開発元 | チュンソフト |
| 発売元 | [Wii]:セガ [PS3][PSP]:スパイク |
| 人数 | 1人 |
| メディア | [Wii]:Wii用光ディスク [PS3]:BD [PSP]:UMD |
| 発売日 | [Wii]:2008年12月4日 [PS3]:2009年9月3日 [PSP]:2009年9月17日 |
| 価格 | [Wii][PS3]:7,140円(税込) [PSP]:5,040円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:C(15歳以上対象) |
| コンテンツアイコン | 暴力、犯罪、麻薬、言葉・その他 |
| 売上本数 | |
『428 〜封鎖された渋谷で〜』(よんにいはち 〜ふうさされたしぶやで〜[1])とはチュンソフト開発、セガ発売のWii用サウンドノベルゲームである。セガ×チュンソフトプロジェクト作品の1つ。
2009年9月にはスパイクよりプレイステーション3版およびプレイステーション・ポータブル版が発売。インターフェイスの改良や、PS3版はハイビジョン出力やリアル5.1チャンネルサラウンドに対応する。ゲーム本編中に追加要素はないものの、スペシャルエピソードとして、Wii版の全21話にプラスし、PS3、PSP版は22話目「御法川実」が追加されている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
チュンソフトのサウンドノベルシリーズ。渋谷の街を舞台に繰り広げられるサスペンスである。渋谷が舞台、実写を使用、複数主人公制など、『街 〜運命の交差点〜』との共通点が多いのも特徴で、内容に直接の関係はないが、『街』の世界の10年後であることをほのめかす記述がいくつかある。ただし、それぞれの主人公ごとに別々の物語が並列して進行していた『街』とは違い、本作ではメインシナリオの主人公全てが同一の事件に関わっており、メインシナリオ全体で一つの物語となる構成となっている。
使用される画像は一部の動画を除いて静止画を基本とするが、この静止画は役者が実際に台詞を伴った演技を行う中で撮影された。当初イシイは静止画ゆえに撮影時の台詞は不要と考えていたが、撮影監督の毛利の提案により台詞を付けることとなった。撮影された静止画の総数は12万枚に上る。
2つのボーナスシナリオが収録されており、うち1つは『かまいたちの夜』シリーズのシナリオを手掛けた我孫子武丸が担当。もう1つは実写ではなくアニメ絵で構成されており、TYPE-MOONが制作を担当。
週刊ファミ通のインタビュームービー(予約特典のメイキングビデオ収録)ではプロデューサーである中村光一が「4月28日に起こった十時間の出来事を描く」、「『24 -TWENTY FOUR-』(テレビドラマ)のようなものが作りたかった」とコメントしている。
なお、本作と『忌火起草』は、機種が決定していない段階でパソコン上で動く状態で開発を開始し、その後発売が決定した家庭用ゲーム機に移植するという手順で開発が行われている[2]。そのため、Wii、PS3のモーションセンサー等独自機能はあえて使用されていない。開発責任者であるイシイジロウはインタビューで「サウンドノベルというゲームは普通のコントローラーさえあればプレイできるものだと思っています」と語っている。ただし全く使用していないわけではなく、モーションセンサー機能を使用する(WiiではWiiリモコンのスピーカーも使用)変則的な隠しシナリオが存在する。
[編集] 評価
本作は「日本ゲーム大賞 2008」フューチャー部門を受賞した[3]。
ファミ通のクロスレビューでは、史上9本目となる40点満点を記録した。Wiiではすでに大乱闘スマッシュブラザーズXが満点を記録しており、同一ハードで初めて満点のソフトが複数発売されることとなった。 2008年発売ソフトのユーザー満足度ランキングでも、メタルギアソリッド4、テイルズ オブ ヴェスペリアに次ぐ3位になっている。
2009年7月15日より更新されたみんなのニンテンドーチャンネル内「おすすめランキング」では、2009年7月15日現在Wiiソフトで唯一のプラチナソフトに選ばれている。
[編集] ゲームシステム
渋谷の町を舞台に複数の主人公のストーリーが密接に絡み合いつつ同時進行する。特定の主人公のストーリーを読み進めているだけでは行き詰るようになっており、複数の主人公をこまめにザッピングする必要がある。ゲームの進行状況や選んだ選択肢は5分単位で構成されたタイムチャートで視覚的に確認でき、既読の時間帯であれば自由に移動が可能。
- BAD END
- 通常のサウンドノベルと同様に、ゲーム内の選択によりバッドエンドを迎えてゲームオーバーになることがあるが、本作の場合はその主人公自身の行動だけではなく、他の主人公のした選択の影響も受ける。その主人公にとっては些細でどうでもいい選択肢が、他の主人公に致命的な影響を与えることもある。なお、「BAD END」といっても悪い末路とは限らず、コミカルだったりむしろハッピーなエンディングも多く含まれている。
- TO BE CONTINUED
- ゲーム内の時間帯は基本的に1時間単位で区切られており、その主人公のストーリーが区切りを迎えると「TO BE CONTINUED」と表示されてストーリーが進行できなくなる。その時間帯における全ての主人公のストーリーをTO BE CONTINUEDにすると、予告編ムービーが流れてから次の時間帯に移行する。
- KEEP OUT、JUMP
- ある主人公のストーリーをある程度読み進めていると、突然立ち入り禁止を示す「KEEP OUT」という表示が出て先に進めなくなることがある。その場合は他の主人公のストーリーで、その主人公の名前が赤く表示された箇所を探し出し、それを選択してJUMPすることで先に進めることが出来る。
- TIP
- ゲーム中の文章で青く表示された単語を選択するとその単語の解説画面「TIP」を閲覧できる。解説内容は、ゲーム中の設定を説明する「428」マーク付きのものと、現実世界と共通の説明をする虫眼鏡マーク付きの2種類がある。
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- 遠藤 亜智(えんどう あち)
- 演:中村悠斗
- 渋谷の若者を統率しているグループ「KOK」の初代ヘッド。現在は離脱し、渋谷のゴミ拾いに精を出す毎日。
- 一見強面だが環境問題のことをしっかりと考え、正義感も強い好青年。渋谷ではちょっとした有名人。
- 「売られたケンカは買っていた」通り、ケンカの腕はかなりのもの。しかし頭を使うのが苦手で、小難しい話が苦手だったり、ことわざをよく間違えたりする。
- 考えるよりも直感で行動するタイプ。
- 加納 慎也(かのう しんや)
- 演:天野浩成
- 渋谷中央署の新米刑事。誘拐事件の捜査に加わる。正義感は強いものの、やはり新米という肩書き通りどこか頼りなさを感じる。また感情的になったり、他人のペースに流されたりと精神的な未熟さも目立つ。
- 高校時代のラグビーで鍛えた身体と俊足が売りでタックルが得意。
- 先輩刑事の建野京三に憧れており、彼が口に出した数々の言葉を“デカの心得”として書き溜めて大事にしている。
- 大沢 賢治(おおさわ けんじ)
- 演:小山卓治
- 大企業「大越製薬」の研究所長で、ウイルス研究の第一人者。
- 非常に寡黙な人物で、人と人の関わりについては何の興味も持たない、いわゆる「仕事人間」。自分の研究にしか意欲を見せず、淡々と日常を過ごしていた。
- 美術的な事にも全く興味のない男だが、あることがきっかけで某女性歌手の大ファンになる。
- 御法川 実(みのりかわ みのる)
- 演:北上史欧
- 元新聞記者で、現在はフリーライター。
- 自分の書いた記事に絶対の自信を持っており、取材対象への態度もやたらとでかい。しかし、困っている周囲の人間を見捨てない義理堅さを持ち、インチキやイカサマを許さない正義感は強い。何かにつけ、人や物を指差す癖がある。盗聴探査機を持っている。
- 『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』からのスピンオフキャラ。
- タマ
- 演:???
- ネコの着ぐるみを着た人物。ある物を買う為にアルバイトをしている。本人曰く、「か弱い乙女」であるらしい。
- 他人への気遣いはあるものの、どこかおっちょこちょい。アルバイト代のためにあらゆることを頑張っているため、努力家な一面もある。
- ひとみ
- 演:近野成美
- 亜智がハチ公前広場で出会った少女。19歳。謎の男に命を狙われている。
- ルックスは美人の部類で、性格も可憐でおしとやか。
- しかし、目的のためには多少の無茶をするといった無鉄砲さ、度胸の座った一面ものぞかせる。
- 上木 彩矢(かみき あや)
- 演:上木彩矢
- 本作の主題歌を担当する上木が劇中にも本人役で出演する。
[編集] 亜智 編
- 杖の男
- 演:工藤俊作
- ひとみの命を拳銃で狙う謎の男。杖をつきながら歩く。
- 謎の少女
- 演:ティギー・ウィリアムス
- 物語に絡む重要人物。すべてが謎に包まれている。
[編集] 加納 編
- ジャック・スタンリー
- 演:ジャック・ウッドヤード
- ある事件を追う謎の外国人。
- 目的や任務のためなら多少の犠牲は仕方がないと考え、尚且つ他人のことは深く信用しない生粋のエージェント。
- 久瀬 宏二(くぜ こうじ)
- 演:諏訪太朗
- 警視庁管理官、加納が刑事になったときの渋谷中央署刑事課長。
- 冷静なときは普通の話言葉であるが、興奮すると途端にオネエ言葉になる。
- 笹山 裕二(ささやま ゆうじ)
- 演:瀬戸口剛
- 加納とよくコンビを組む先輩刑事。新婚ホヤホヤで、事ある毎に加納に「結婚はいいぞぉ」と自慢してくる。奥さんの愛称は「ミーちゃん」。
- 捜査中、刑事だとバレないように様々な変装をしているため、「コスプレ刑事」の二つ名を持っており、本人も変装を楽しんでいる。加納は彼と組むようになってからは、「真面目にやりましょう」が口癖になりつつある。
- 工藤 留美(くどう るみ)
- 演:茂呂真紀子
- 加納の恋人。国民的女優に似ているらしい。
- 工藤 静夫(くどう しずお)
- 演:秋元羊介
- 留美の父。今は長野で農業をしているが、かつては警視庁捜査一課の刑事だった。しかし、刑事である加納と留美の交際については頑なに反対している。
[編集] 大沢 編
- 田中 護(たなか まもる)
- 演:高橋大祐
- 大沢が所長を務める研究所の副所長で、大沢の右腕的存在。研究に没頭する彼の雑務を一手に引き受けている。
- 梶原 義男(かじわら よしお)
- 演:川屋せっちん
- 渋谷中央署の刑事。誘拐事件の捜査に加わる。優秀な刑事だが、いつも飄々とした態度。ポケットにバナナを何本も入れている。
- 大沢 愛(おおさわ あい)
- 演:万里里
- 大沢の妻。大沢の勤める製薬会社「大越製薬」の重役の娘でもある。
- 牧野 卓(まきの すぐる)
- 演:大槻修治
- 「大越製薬」の重役で、愛の父。大沢の上司でもある。
[編集] 御法川 編
- 頭山 照雄(とうやま てるお)
- 演:塾一久
- ゴシップ紙「噂の大将」を出しているヘブン出版の社長。
- 以前は新聞社のデスクを勤めていて、御法川の上司であった。多額の借金を抱えてしまい、自殺を考えている。
- 頭山 花(とうやま はな)
- 演:椹爽
- 頭山照雄の一人娘。10歳。年歳のわりにどこか冷めている少女。趣味は詩を書くこと。
- 磯 千晶(いそ ちあき)
- 演:右手愛美
- 御法川の知り合いの新米フリーライター。しかし、人と話すのが苦手でろくな取材が出来ないという、ライターとしては致命的な欠点を持つ。
- 森田 ミク(もりた ミク)
- 演:風香
- 女性格闘家が戦う様を観客が酒を飲みながら観戦して楽しむショーパブ「BRIDE」のチャンピオン。また中学時代は、「盆栽」のチャンピオンでもあった。
- 君塚 八郎(きみづか はちろう)
- 演:田中要次
- 働く男の味方を自称する、頼れるタクシー運転手。釣り銭はきっちり返す主義。
- 片山 光一郎(かたやま こういちろう)
- 演:YURUKI
- 超日本印刷社員。時間に非常に厳しい。
[編集] タマ 編
- 柳下 純一(やなぎした じゅんいち)
- 演:なすび
- 海外から怪しい商品を大量に取り寄せて日本で販売をする株式会社「大日本ヘルシー」の代表取締役。
- あからさまな詐欺に簡単に騙されるも、新たな金策を見つけるとそれまでの失敗を忘れて走り出す楽天家。
- 非常に意地汚く、がめつい部分もあるがどこか憎めない人物。借金が200万円ある。
- 大杉 知里子(おおすぎ ちりこ)
- 演:原裕香
- タマのバイト仲間。一日十食も食べる大食漢。思った事はズケズケと遠慮無く言う性格。
[編集] ボーナスシナリオ1
- 鈴音(すずね)
- 演:小林涼子
- ボーナスシナリオ1の主人公。渋谷中央病院に拡張型心筋症で入院している少女。17歳。
- 拓也(たくや)
- 演:須賀健太
- 鈴音と同じく渋谷中央病院に入院している少年。14歳。
- 佐伯(さえき)
- 演:大塚明夫
- 渋谷中央病院の心臓外科医で鈴音の主治医。
[編集] ボーナスシナリオ2
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
[編集] 小説版
シナリオ担当の北島行徳本人による小説版が講談社のレーベル講談社BOXより発売、全4巻予定。イシイジロウ全面協力により、脚本家:桑原裕子[4]の原案を元に「劇団・迷天使編」が書き下ろされている。イラストはN村。
- 10:00-13:00 (2009年9月1日、講談社BOX)ISBN 978-4-06-283720-0
- 13:00-15:00 (2009年10月1日、講談社BOX)ISBN 978-4-06-283726-2
- 15:00-17:00 (2009年11月4日、講談社BOX)ISBN 978-4-06-283729-3
[編集] アニメ版「CANAAN」
詳細は「CANAAN」を参照
TYPE-MOON制作のボーナスシナリオ2を題材にしたテレビアニメ『CANAAN』(カナン)が2009年7月より放送中である。本編シナリオの2年後が舞台で本編のキャラクターも一部登場する。また、このアニメ関連のインターネットラジオも3番組配信されている。
- 『CANAAN×南條愛乃』
- ニコニコ生放送にて2009年8月12日00:00より1時間越えで放送された特別番組。『CANAAN』での大沢マリア役南條愛乃がホストを務めイシイジロウをゲストに『CANAAN』第1話Aパートの生オーディオコメンタリーや、イシイジロウによるボーナスシナリオ2の生プレイ動画、PSP版・PS3版の特典DVDや『CANAAN』関連商品の紹介などで構成されており、主に前半は『CANAAN』、後半は『428』を取り上げていた。イシイジロウはニコニコ動画の特性である視聴者のコメントついても様々な反応を見せ、素朴な疑問に対しての回答なども行った。
[編集] 予約特典
- SHIBUYA 60DAYS 〜Making 428〜 スペシャルDVD (Wii版)
- 428 PREMIUM FAM DISC プレミアムDVD (PS3・PSP版共通)
[編集] 関連商品
[編集] CD
- 428 〜封鎖された渋谷で〜 オリジナルサウンドトラック(2009年2月4日、LACA-9142、ランティス)
[編集] 書籍
- 428 〜封鎖された渋谷で〜 オフィシャルガイドブック(2009年1月29日、エンターブレイン)ISBN 978-4-7577-4690-9
[編集] 脚注
- ^ 428と書いてなんと読む|セガチュンプロジェクト 公式ブログ 『金のしおり』
- ^ Wiiと奮闘した、チュンソフトクリエイター「コダワリ」の数々、『428~封鎖された渋谷で~』開発秘話
- ^ 「日本ゲーム大賞 2008」フューチャー部門受賞作品
- ^ 劇団「KAKUTA」所属、劇団・迷天使制作チーフ洲小沢みちる役でゲーム本編にも出演。
[編集] 外部リンク
- Wii版公式サイト
- PS3/PSP版公式サイト
- PS3/PSP版モバイル用公式サイト ※上記PC用公式サイトとは別内容、PCでも表示可能
- Wii公式サイト内の紹介
|
|||||||||||||||||||||||||
最終更新 2009年11月30日 (月) 14:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【428 〜封鎖された渋谷で〜】変更履歴


