5重の壁
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5重の壁(ごじゅうのかべ)とは、原子炉からの放射能漏洩を防ぐ為に設けられた5つの障壁のことで、原子炉の安全設計の「多重防護」のうちの一つである。設けられた障壁が、「燃料ペレット」、「燃料被覆管」、「原子炉圧力容器」、「原子炉格納容器」、「原子炉建屋」の5つであった事からこの名が定着したが、原子炉格納容器が設けられていない原子力発電所も存在し、VVER、RBMKなどが例として挙げられる。なお、RBMK型の原子炉は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の炉型として知られている。障壁が設けられているのは原子炉建屋だけでなく、施設内で放射能を伴う箇所全てが遮蔽されている。BWR(沸騰水型原子炉)の場合は、炉心で発生した蒸気をそのままタービンに送る為、蒸気タービンも遮蔽する必要がある。なお、PWR(加圧水型原子炉)のように二重間接熱サイクルを採用した原子炉についてはこの限りではない。
- 燃料ペレット
- 発生する放射性物質をペレット内部に保持する。
- 燃料被覆管
- 燃料ペレットから発生する放射能が外部に漏洩することを防ぐ。
- 原子炉圧力容器
- 冷却材に溶け込んだ放射能が外部に漏洩することを防ぐ。
- 原子炉格納容器
- 原子炉圧力容器が破損した際に、放射能および放射線の漏洩を防ぐ。
- 原子炉建屋
- 原子炉格納容器外部まで放射能が漏洩した場合に、外部への漏洩を防止する。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
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最終更新 2009年10月15日 (木) 18:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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