7Cs COMPASS MODEL

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7Cs COMPASS MODEL(ナナシー・コンパスモデル)とは、共生マーケティングのフレームワークの1つ。城西大学大学院教授・清水公一が1979年に提唱したものである。清水の著書『広告の理論と戦略』ISBN4-7944-2132-X C3034は日本広告学会学術著作部門賞を受賞し、北京大学より中国語版が翻訳出版され浙江大学や曁南大学の指定教科書になり、台湾や韓国(ビジュアル-広告の基本,1998,日経文庫)でも翻訳書が出ており、その中に書かれている7Cs COMPASS MODELが中国、韓国、台湾等アジアで関心を持たれている。

目次

[編集] 概要

1979年に日本商業学会に、1981年に日経広告研究所報80号に発表されたマーケティングモデルである。低成長時代においては、売上げと利益を最優先するのではなく7つのCとコンパスの針が示す4方位(NWSE)で始まるキーワードを遂行することで「信頼」を得れば利益は後からついてくるという経営哲学に基づいたマーケティング・モデルである。

  • 第1C:同心円の中心には、マーケティング活動の当事者としてのCorporation(企業、団体)があり、Competitor(競合他社)を意識してマーケティングを遂行する。企業目標は信頼第一・利益第二、また、共生第一・競争第二とする。
  • 第6C:その外側にConsumer(消費者、生活者)が企業を見張る形で存在し、その外側には企業にとって統制不可能な第7のC、Circumstances(外部環境)がある。これには4方位を示すコンパスの針N.W.S.Eで始まるキーワードが考慮要件を示している。
    • 消費者へのコンパスはN=Needs(必要性)、W=Wants(欲求)、S=Security(安全性)、E=Education(消費者教育情報提供)である。
  • 第7C:外部環境のコンパスは、N=National and International(国の政治的・法律的環境および国際環境)、W=Weather(気象自然環境)、S=Social and Cultural(社会福祉および文化的環境)、E=Economic(経済環境)であり、これらを十分踏まえてマーケティングを遂行しなければ成功しない。

7Cs COMPASS MODELは、"con,com,co(共に)"で始まるキーワードで組み立てられており、7つのCを足すと、「信頼(Confidennce)」が得られるというもので、これは企業の社会的責任(CSR)や顧客満足(CS)を重視する共生マーケティングのチェックリストとして今日利用されつつある。特にこの中の4Cは、このモデルが発表されて14年後にノースカロライナ大学のロバート・ローターボーン(1993)も別の形で提唱しており、4Pに代わって、信頼を訴えて行かなければならない食品業界等でいま注目されている。

[編集] 参考文献

  • 日経広告研究所編(1993)「広告を知るための百冊の本」日本経済新聞社,p.28-29.ISBN4-532-64014-8
  • 小林太三郎監修、嶋村和恵・石崎徹共著(1997)「日本の広告研究の歴史」電通刊,p56,p.266.ISBN4-88553-097-0
  • 胡暁云他訳(2005)「広告理論戦略」中国語版、北京大学出版社,清水公一著1,p.62-79.ISBN7-301-08666-0
  • 胡暁云、張健康著(2007)「現代広告学」中国版、浙江大学出版社,p.353.ISBN978-7-308-05219-1
  • 清水公一(2003)共生マーケティング戦略論,創成社,ISBN4-7944-2158-3 C3034

[編集] 関連項目

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最終更新 2009年8月29日 (土) 03:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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