A.I.
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| A.I. A.I. Artificial Intelligence |
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|---|---|
| 監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
| 製作総指揮 | ヤン・ハーラン ウォルター・パークス |
| 製作 | スティーヴン・スピルバーグ キャスリーン・ケネディ ボニー・カーティス |
| 脚本 | イアン・ワトソン スティーヴン・スピルバーグ |
| 出演者 | ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランセス・オコナー |
| 音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ |
| 公開 | 2001年 2001年6月30日 |
| 上映時間 | 146分 |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $90,000,000 |
| 興行収入 | $78,616,689 9,630,000,000Yen $230,000,000(全世界) |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
「A.I.」(A.I. Artificial Intelligence)は2001年のアメリカの未来版ピノキオ物語のSF映画。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] あらすじ
未来。 あるロボット会社が「愛情」を持つロボットの開発に成功する。少年型をしたそのロボットはデイビッドと名づけられ、試験的に同社の社員であるヘンリーの元に送られる。ヘンリーとその妻モニカの幼い息子が難病で死に瀕していたため、デイビッドは息子の身代わりとしてモニカに起動される。モニカへの絶対的な愛情を刷り込まれるデイビッド。しかし息子マーティンが奇跡的に病気から回復すると、デイビッドはマーティンからいじめられ始める。
そんな小競り合いの中で、マーティンの生命に関わる事件が起こり、デイビッドは森に捨てられてしまう。それでも「もう一度ママに会いたい」の一心でデイビッドは熊型ロボットのテディとさまよい歩く。そして、自分たちと同じように捨てられたロボットの一団とともにロボット狩りのグループに捕らえられる。檻の中で、デイビッドは陽気で親切なロボット、ジゴロ・ジョーと出会う。ジョーは寂しい女性の慰み者として春をひさいでいたが、殺人事件に巻き込まれたため街を逃げ出していたのだ。デイビット達はロボット破壊ショーのステージに引き出される。恐怖に怯えるデイビッド。あまりに人間に似たその姿にショーの観客たちが困惑するなか、デイビッド達は辛くも逃げ出す。 こうしてデイビッドはテディ、ジョーと共にモニカの元へ戻るための旅を続けるのだが…。
[編集] 解説
スピルバーグは、大衆に受ける作品を作る傾向がある事で知られているが、本作は非常に哲学的な内容になっている。高度に哲学的な内容になっているのは、やはりキューブリック原案といえよう。
[編集] スタッフ
- 製作:スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、ボニー・カーティス
- 監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ
- プロダクション:アンブリン、スタンリー・キューブリック
- 原作:ブライアン・オールディス「スーパートイズ」(1969年発表)
- VFX:インダストリアル・ライト&マジック
- VFXスーパーバイザー:デニス・ミューレン
- クリーチャー・スーパーバイザー:スタン・ウィンストン
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
[編集] キャスト
()内は日本語吹き替え(前者がDVD版、後者がTBS版)。
- デイビッド:ハーレイ・ジョエル・オスメント(常盤祐貴/上村祐翔)
- ジゴロ・ジョー:ジュード・ロウ(大川透/成宮寛貴)
- モニカ・スウィントン:フランセス・オコナー(紗ゆり/玉川紗己子)
- ヘンリー・スウィントン:サム・ロバーズ(井上和彦/寺杣昌紀)
- マーティン・スウィントン:ジェイク・トーマス(?/宮谷恵多)
- アレン・ホビー教授:ウィリアム・ハート(仲野裕/菅生隆之)
- ジョンソン=ジョンソン卿:ブレンダン・グリーソン(?/池田勝)
- テディの声:ジャック・エンジェル(大平透/銀河万丈)
- ”Dr.ノウ”の声:ロビン・ウィリアムズ(小川真司/岩崎ひろし)
- ”スペシャリスト”の声:ベン・キングスレー
- ”ブルー・メカ(青い髪の妖精)”の声:メリル・ストリープ
- ”コメディアン”の声:クリス・ロック
[編集] メモ
- 元々は、スタンリー・キューブリック監督の企画であったが、キューブリックが死去したため、スティーヴン・スピルバーグによって監督された。
- ただクリスティアーヌ・キューブリックによると、キューブリックは元々監督をスピルバーグに任せ、自身は製作に回る予定だったらしい。
- キューブリックは1970年代より、原作となる「スーパートイズ」の映画化の計画を持っていたといわれ、1983年に正式に原作者から映画化に関する権利を取得した。
- 1990年代初頭には、後に『ジュラシック・パーク』で少年ティムを演じたジョゼフ・マゼロを起用してキューブリック自らテスト撮影を行ったが(これは関係者が認めている)、本撮影に入る前に話が消滅。この時点で既にキューブリックとスピルバーグはこの映画の制作に関する話し合いを複数回持っていたとされる。
- キューブリックの死後、一度は企画が白紙になりかけるが、キューブリックの遺族の強い希望でスピルバーグが製作を引き継ぎ、監督だけでなく自ら脚本を執筆する事となった。この脚本はスピルバーグがキューブリックの遺したトリートメントを基に書いたもので、キューブリック・ファンからの批判も少なくない。
- 最終盤に登場する半透明・人型のキャラクター(クレジットには「スペシャリスト(専門家)」と表記)を宇宙人と誤解している評論も見かけるが、メイキング映像によるとあのキャラクターは、絶滅した人類の遺物であるロボット=デイビッドよりはるかに高度に進歩したA.I.という説明がなされている。スピルバーグ曰く「アナログはいつか滅び、デジタルが生き残る。なぜならデジタルは劣化しないからだ」。
- 本国のアメリカでは興行的に失敗に終わったが、日本では興行収入96.3億円と大ヒットを飛ばして製作費を楽々と回収した。この結果を受け、スピルバーグは日本のマーケット的価値をより重視するようになる(スピルバーグ製作の「硫黄島」2部作もその流れの中にあると言える)。また、日本においてジュード・ロウの人気が一気に上がった作品でもある。
- 「モニカのテーマ」と題されたエンディング曲でソプラノの歌声が聴ける。ヴォカリーズ(歌詞が無い)という形態はハリウッド映画の音楽では珍しいものであろう。ソロを担当したのはアメリカのソプラノ歌手バーバラ・ボニーである。ボニーが得意としていた役の一つに『ばらの騎士』(R.シュトラウス)のゾフィー役があるが、『ばらの騎士』のワルツ音楽も『A.I.』劇中で使用されている(下記)。R.シュトラウスは『2001年宇宙の旅』で知名度を上げた交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』の作曲者でもある。
- 『ばらの騎士』の音楽を使う事はキューブリックの遺志だったが、どの場面で使うべきまでは伝わっておらず、最終的には音楽担当のジョン・ウィリアムズの独断でルージュ・シティに主人公達が入っていく場面で30秒間だけ使われた。結果的にはデカダンスな映像の雰囲気とマッチし、絶大な効果を挙げている。
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最終更新 2009年10月2日 (金) 13:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【A.I.】変更履歴

