アイワ
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| 種類 | 株式会社 | ||||||
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| 市場情報 | 非上場
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| 本社所在地 | 〒110-8710 東京都台東区池之端1丁目2番11号(2002年3月末) 東京都千代田区神田錦町3丁目26番(消滅時) |
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| 電話番号 | 03-3827-3111(代表) | ||||||
| 設立 | 1951年(昭和26年)6月20日 (愛興電気産業株式会社) |
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| 代表者 | 大曽根幸三(会長) 森本昌義 (社長) |
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| 資本金 | 331 億1187万円 | ||||||
| 従業員数 | 連結1114人 | ||||||
| 決算期 | 3月31日 | ||||||
| 主要株主 | ソニー株式会社 100%(消滅時) | ||||||
| 外部リンク | http://www.jp.aiwa.com/ | ||||||
| 特記事項:※ 注記なき項目は2002年3月末時点。 | |||||||
アイワ (Aiwa) は、かつて存在したオーディオ機器のブランドである。
2002年までは独立企業のアイワ株式会社だった。中東・東南アジアなどで定評で、低コスト生産のノウハウをもっていた。
2002年、法人はソニーに吸収合併され、アイワはソニーの1ブランドとなった。現在はアフターサービス等を除き事業を終了している。
目次 |
[編集] 海外での名称
「アイワ」という単語はアラビア語で"yes"(はい)の意味であるので、中近東ではソニーよりも知名度が高いという。
中国語では「愛華」と表記する。発音はAi Hua。中国を愛するという意味も含み、ヘッドホンステレオなどが中国大陸で人気が高かった。
[編集] 歴史
[編集] アイワ株式会社
1951年に愛興電気産業株式会社の名で創立、1959年にブランド名アイワを社名にした。1960年代には日本で初めてカセットテープレコーダー、ラジカセを発売。現在のアイワブランドからは考えられないような高級オーディオも製造し、ヴェロシティマイクロホン等はNHKに用いられた。BTS1級のDM68、国会で用いられたDM99等名機を生んだ。
1980年代にはヘッドホンステレオ「カセットボーイ」を発売、当時のミニ独立国ブームに乗って「カセットボーイ共和国」なる企画も展開した。カセットボーイシリーズではAMラジオ・FMラジオ・TV音声チューナー付きや、中にはタイマー録音も出来るハイスペック機種を発売するなど、他社との差別化を図った。コンシューマー向けDATデッキを日本で初めて発売したのもアイワだった。(EXCELIAブランド)
1990年代には、アマチュア無線を用いたパソコン通信の一種であるパケット通信用インターフェース、ターミナルノードコントローラの製造販売にも参入した。
1992年にAMステレオ放送が開始されると、ソニーとともに積極的にAMステレオ対応機種を発売した。上記カセットボーイシリーズでもAMステレオ対応機種を発売したことがある。
また、「AIWA」とは別に別ブランドとして高級オーディオ向けの「EXCELIA(エクセリア)」とゼネラルオーディオ向けの「STRASSER(シュトラッサー)」の2つのブランドを展開していた。
しかし、デジタル・IT化の流れが急速に押し寄せ、アナログ商品主体だったアイワ単独の生き残り策は描ききれなかった上、親会社であったソニーの不振が最終的な後押しとなり、ソニーへの合併に至った。経営幹部は「最新のデジタルがわかる技術者がたった10人程度しかいなかった」と苦渋の決断を経済誌に語っている。
[編集] 合併後
合併後、アイワのブランドはソニーマーケティング株式会社が扱った。
国内では低価格のCDラジオ、ラジオ、ラジオカセットレコーダーなどが主力商品であった。特にラジカセとテレビデオはスーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗の前で使用する商品PR用に大量に使用された。(合併前も同様)
ロゴマークは2002年にソニー株式会社のブランドとなった際に新たに採用したもの。基本的にソニーのロゴマークは併記されていない。
デジタルオーディオプレーヤーでは、ソニー/ウォークマンブランドと異なり、MP3のみ対応のプレーヤーも発売していた。
[編集] 事業の終息
2005年1月21日に発売されたダブルカセットCDシステムを最後に新製品の開発は終了。ただし設計はソニーに引き継がれ、2008年2月よりソニーブランドにて発売のダブルカセットCDシステム「CFD-W77」は、最後に発売されたアイワブランドのダブルカセットCDシステム「CSD-W330」と一部のデザインを除いてほぼ同一である。
海外においては2007年頃よりアイワブランド製品の販売を順次終了。各国のアイワホームページのサイトは製品紹介のページが閉鎖され、サービス告知のみとなっている。
日本においては2008年春に製品の出荷を終了。同年5月14日にソニーが正式にアイワブランドの終息を発表した。ただしアフターサービスは今後も行うとしている。
[編集] 年表
- 1951年(昭和26年)6月20日 - 愛興電機産業株式会社設立(東京都千代田区末広町)。
- 1959年(昭和34年)10月 - 商号をアイワ株式会社に変更。
- 1961年(昭和36年)10月2日 - 株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1969年(昭和44年) - ソニー株式会社と資本提携。新株発行に際し、株主代位訴訟を泡沫株主が提起・棄却(ソニー=アイワ事件)。以後、ソニー出身社長が続く。
- 1975年(昭和50年)5月 - 東京証券取引所市場第一部に指定。
- 1986年(昭和61年)- 円高による業績悪化。以後NICSや中国などの新興国へ生産拠点をシフト。
- 1987年(昭和62年)1月- 本社を東京都台東区池之端に移転。
- 1991年(平成3年) - 創立40周年を記念してロゴを「AIWA」から「aiwa」に変更。
- 1992年(平成4年) - 新興国への生産拠点シフトを加速。現地法人を相次いで設立。
- 1994年(平成6年) - 生活家電分野に参入。
- 2000年(平成12年) - 半導体の供給不足と他社との価格競争により、160億円余の赤字発生。
- 2001年(平成13年) - 資本増強目的の株主割当増資を実施するも、株価が半減し、1/7が失権。ソニーが第三者割当増資を実施し、持ち株比率が50.6%から61.4%に上昇。
- 2002年(平成14年)2月28日 - 株式交換によりソニー株式会社の完全子会社となることを発表するも、交換比率の悪さから株価は急落。
- 2002年(平成14年)4月15日 - 本社社屋・土地の売却契約を締結。
- 2002年(平成14年)9月25日 - 上場廃止。(前日終値244円)
- 2002年(平成14年)10月1日 - 株式交換によって、ソニー株式会社の完全子会社となる。
- 2002年(平成14年)10月21日 - 東京都台東区池之端の本社ビルを売却。
- 2002年(平成14年)12月1日 - ソニー株式会社と合併しアイワ株式会社は解散(登記は12月2日)。
- 2002年(平成14年) - ソニーのブランドとして再スタート。
- 2005年(平成17年)1月21日 - 新製品開発終了。
- 2008年(平成20年)5月14日 - ブランド終了発表。
[編集] 商品
- テレビ
- カセットレコーダー
- ミニコンポ
- AVアンプ
- デジタルコントロールアンプ
- CDチェンジャー
- カセットデッキ
- スピーカー
- デジタルオーディオプレーヤー(MP3プレーヤー)
- テレビデオ(ワンチューナー機種のラインナップが豊富だった)
- ビデオデッキ(国内メーカーでは非常に珍しいワールドワイド対応ビデオデッキ(HV-MX100)もラインナップされていた)
- 液晶テレビ
- スカパー!/ケーブルテレビチューナー(アンテナ含む)
- ポータブルオーディオ(CD・カセットテープ・MD、再生機能のみ)
- ポータブルDAT(録音・再生)
- デジタルカメラ(一機種のみ)
- 温水洗浄機「アクアレット」(簡易シャワートイレ)
- 空気清浄機
- ラジオカセット/CDラジオカセット
- ラジオ
- ラジカセ一体型ビデオゲーム機(セガ・メガドライブ)
- モデム
- ISDNターミナルアダプタ
- アクティブスピーカー
- RAID
- テープドライブ
- CD-ROMドライブ
- ヘッドホン
- マイクロホン
- PHS電話機
- USBメモリ(Pavit(パビ))
- ビデオカメラ(8ミリビデオ)
など。
[編集] 外部リンク
- 2002年2月28日プレスリリース ソニー株式会社によるアイワ株式会社の完全子会社化について
- 2002年9月27日プレスリリース 合併に関するお知らせ
- Aiwa (ソニーマーケティング株式会社の運営する公式Webサイト)


