AOR

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AORとは、Audio-Oriented Rock(オーディオ・オリエンテッド・ロック)、 Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、または Adult-Oriented Rock(和製英語のアダルト・オリエンテッド・ロック)の略であり、音楽のジャンルの一つである。

70年代から80年代初めにかけて、米国で「Audio-Oriented Rock」という言葉が使われた。 この「音を重視するロック(音志向ロック)」は、パンクムーブメントやHM/HRといった方向とは違い、歪みのない楽器音と怒鳴らない声が特徴で、TOTOクリストファー・クロスピーター・セテラがボーカルを務めた時期以降のシカゴに代表される。

「AOR(Audio-Oriented Rock)」として日本に伝わったが、あまり普及しなかったため、日本では「AOR」が何の略であるか知らない人がほとんどであった。

80年代の米国では「Airplay-Oriented Rock(エアプレー重視のロック)」という語も使われた。 また、米国では、シングルでのチャートを意識したものではなくアルバム全体としての完成度を重視したスタイルを指す「Album-Oriented Rock」という言葉が普及した。ピンク・フロイドイエスなどがその代表である。

日本では「AOR」は、ボズ・スキャッグスの大ヒット曲『Heart of Mine』の際に「Adult-oriented Rock(大人向けのロック)」の略と解釈され、1990年のボズのジャパン・ツアーに際して日本の広告代理店はボズをAORの代表と称した。これにより和製英語「Adult-oriented Rock」はTOTOボズ・スキャッグスがその代表とするジャンルであるとされた。米国では、このジャンルは「Adult Contemporary:AC」と呼ばれる。ノラ・ジョーンズなどが解りやすい例であろう。ACは近年では更にHot,Soft,Light,Urbanなどと米国では分類されている。 ノラ・ジョーンズは勿論のことボズ・スキャッグスもRockに分類されないが、ボズの1976年のアルバム「シルク・ディグリーズ」のスタジオミュージシャンが後にTOTOを結成しているなどの繋がりは知る人ぞ知るところではある。

まとめると、音を重視するのがAudio-Oriented Rock、 アルバム全体としての完成度を重視するのがAlbum-Oriented Rock、 アダルト現代音楽はAdult Contemporary(AC)。 近年はAdult Contemporaryという語を除いてどれも使われなくなってきている。

目次

[編集] 代表的なAudio-Oriented Rockの曲

  • TOTO「HOLD THE LINE」(1978年)
  • TOTO「99」(1979年)
  • TOTO「ROSANNA」(1982年)
  • TOTO「AFRICA」(1983年)
  • Chicago「HARD TO SAY I'M SORRY」(1982年)
  • Chicago「LOVE ME TOMORROW」(1982年)
  • Chicago「STAY THE NIGHT」(1984年)
  • Chicago「HARD HABIT TO BREAK」(1984年)
  • Chicago「YOU'RE THE INSPIRATION」(1984年)(ここまでPeter CeteraがVo.)
  • Chicago「WILL YOU STILL LOVE ME?」(1986年)
  • Chicago「NIAGARA FALLS」(1987年)
  • Chicago「LOOK AWAY」(1988年)
  • Chicago「YOU ARE NOT ALONE」(1989年)
  • CHRISTOPHER CROSS「SAILING」(1980年)
  • CHRISTOPHER CROSS「ARTHUR'S THEME (THE BEST THAT YOU CAN DO)」(1981年)

[編集] 代表的 Adult Contemporary シンガー

[編集] 代表的 AOR グループ

[編集] 日本の代表的 Adult Contemporary シンガー・グループ

最終更新 2009年11月9日 (月) 21:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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