AQUOSケータイ
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AQUOSケータイ(あくおすけーたい)は、サイクロイドスタイルを採用し(スライド式のW64SHと931SH、SH-04AとAQUOS SHOTの名称が付いている機種を除く)、ワンセグに対応したシャープ製の携帯電話の愛称、及び同社の登録商標である。
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[編集] 概要
シャープ製液晶テレビの人気ブランド「AQUOS」の名を冠した、「AQUOSケータイ」という言葉の生みの親はソフトバンクモバイル(旧・ボーダフォン日本法人)社長の孫正義である。2006年5月10日の決算説明会において「905SHはAQUOSケータイだ」と発言した事がきっかけとなった。その後発売された905SHが爆発的にヒットしたことにより、905SHと同様に「ワンセグ」を搭載し「サイクロイドヒンジ構造」を採用したシャープ製の携帯電話を「AQUOSケータイ」と呼ぶようになった。 なお、当初の愛称は90°ninetyというサイクロイドの動きを表した物であった。その名残として905SHの初期ロット分の箱に印刷されているものを確認出来る(なお、その箱の90°ninetyのロゴもAQUOSケータイロゴシールで隠されていた)。
また、初代の905SHの広告として「予想外の動き」というキャッチフレーズを使用したことから、「予想外」がソフトバンクモバイルのキャッチフレーズともなっている。
余談だが、初期のシャープ製ワンセグ携帯電話はワンセグ受信用アンテナの位置が他社とは逆で、本体の左側から伸ばすようになっていたが、現在は他社と同じレイアウトの機種や内蔵アンテナを採用した端末も存在する。これらのことはAQUOSケータイに限らず、全てのシャープ製ワンセグ端末に同じことが言える。
au向けのAQUOSケータイには、外箱や持ち帰り用の袋はオレンジ基調の標準デザインのものではなく専用のものが用意されている。
なお、2008年秋冬モデルからは、サイクロイド機構を採用しないAQUOSケータイも登場し始めている。
[編集] サイクロイド機構
液晶部分がサイクロイドの動きで90度右に回転し、ちょうど端末全体が「T字型」になる。そのメリットとして、通常の状態と同様にキー部分全体を握りながら横画面でワンセグ放送などを見ることができるため、持った時のバランスが良いことや、慣れてくると端末を持ったその手の親指で液晶部分を回転させることができる。またワンセグ放送と動画を見る際や、ワイド画面対応アプリをプレイする際、端末を持ったままでもテーブルなどに置いた時でもワイド画面を楽しむことができる。さらに、キー部分が回転しないため通常状態と操作性が全く変わらない。
サイクロイド機構による横画面に対応した機能(SoftBank 920SH)は
- ワンセグ
- カメラ(静止画・動画)
- アプリ
- ブラウザ
- メール
- メインメニュー
- アドレス帳
- スケジュール
- ドキュメントビューア
など
ちなみに、富士通製の端末にも同様にサイクロイド機構を採用したものがあるが、AQUOSケータイとの大きな違いは前者は左右両方に回転でき、回転したときに自動起動させる機能をワンセグ以外にも設定できるのに対し、後者は一方向にしか回転できず、回転したときに自動起動するのは、初期設定時はワンセグという事である(現在はワンセグ以外の機能に変更する事が出来る機種もある)。
すべてのAQUOSケータイにおいて、ワンセグ起動時に黒い背景の中に青字でAQUOSケータイのロゴが浮かび上がるように表示される。なお、W61SHは背景に波が流れる様子が表示される。au向けのAQUOSケータイには、画面を横向きにした状態で液晶画面の左上に「AQUOSケータイ」のロゴが記されている(さらに、W51SHでは同じく画面を横向きにした状態で画面下中央部に「SHARP」ロゴが記されている)。
[編集] 液晶画面
液晶画面はSHARPが開発した「モバイルASV液晶」を採用(なお、920SH、923SH、822SH、SH905iTV、W61SHはNewモバイルASV液晶)。これは、シャープの液晶テレビ「AQUOS」に搭載されているASV液晶の技術を、携帯電話に採用したもの。 「AQUOSケータイ」でないシャープのワンセグ対応端末でもAQUOSで培った技術を採用した液晶を多く取り入れている。
[編集] 機種
[編集] ソフトバンクモバイル
業界初でAQUOSケータイを発売。先発のため機種が豊富で、最新機能を取り入れるなど、毎商戦のハイエンドモデルの一角として登場することが多い。923SH・931SH・932SHのみGPS、モーションコントロールセンサー搭載。また822SHを除く全機種にBluetoothを搭載しており、2008年6月にSH906iTVが発売されるまではBluetooth搭載の機種はソフトバンクモバイルのみであった。なお931SHはソフトバンクのAQUOSケータイを冠した機種では初の非サイクロイド式である。
[編集] AQUOSケータイ(9xxシリーズ)
サイクロイドを用いたシリーズ。9xxシリーズはハイエンドモデルでほぼ全部入りの機種である。932SHは、初の段差をなくしたNewサイクロイド式である。なお943SHは2軸折りたたみ式である。
- Vodafone 905SH / SoftBank 905SH - WQVGA/2.6インチ・27.0mm・140g・202万画素(2006年5月27日発売) - 初代
- SoftBank 911SH - WQVGA/3.0インチ・22.0mm・138g・200万画素(2006年11月25日発売) - 2nd MODEL
- SoftBank 912SH - WVGA/3.0インチ・23.0mm・144g・320万画素(2007年 6月 9日発売) - 3rd MODEL
- SoftBank 920SH - FWVGA/3.2インチ・18.0mm・123g・320万画素(2007年11月17日発売) - 4th MODEL
- SoftBank 923SH - FWVGA/3.3インチ・18.6mm・135g・520万画素(2008年 7月 5日発売) - 5th MOFEL
- SoftBank 932SH - FWVGA/3.3インチ・18.0mm・140g・800万画素(2009年 2月 6日発売) - 7th MODEL
- SoftBank 943SH - 11th MODEL
[編集] AQUOSケータイ(8xxシリーズ)
サイクロイドを用いたシリーズ。9xxシリーズよりも機能を絞り小型化した物である。
- SoftBank 822SH - WQVGA/3.0インチ・18.0mm・120g・200万画素(2007年12月15日発売) - 初の8xxのAQUOSケータイ
[編集] AQUOSケータイ FULLTOUCH
SoftBank内のFULLFACEシリーズに続くスライド式のシリーズである。
- SoftBank 931SH - HXGA/3.8インチ・16.0mm・130g・520万画素(2008年11月28日発売) - 6th MODEL
- SoftBank 941SH - 10th MODEL
[編集] AQUOS SHOT
ワンセグもカメラも重視した最高峰シリーズ。全機種が2軸折りたたみ式である。
- SoftBank 933SH - FWVGA/3.3インチ・16.7mm・127g・1000万画素(2009年 5月29日発売) - 8th MODEL
- SoftBank 940SH - 9th MODEL
[編集] NTTドコモ
最もAV機能を重視しており、SH905iTVから1677万色のディスプレイや、「ドルビーモバイル」、SH-07A以外全機種にステレオスピーカーを搭載している。SH-01AはドコモのAQUOSケータイとしては初のGPS搭載機であり3キャリア中最後となった。SH903iTVは2008年1月にW61SHが発売されるまでは、AQUOSケータイ唯一のFaver2.0対応機種であった。SH-04AはドコモのAQUOSケータイを冠した機種では初の非サイクロイド式である。
[編集] AQUOSケータイ
- SH903iTV(2007年2月28日発売)
- SH905iTV(2008年1月24日発売)
- SH906iTV(2008年6月20日発売)
- SH-01A - PRIMEシリーズ(2008年11月20日発売)
- SH-04A - PROシリーズ 横スライド式 (2009年2月20日発売)
- SH-07A - PROシリーズ (2009年6月24日発売)
[編集] AQUOS SHOT
[編集] au(KDDI/沖縄セルラー電話)
スリムでコンパクト、ポップなカラーバリエーションなど、デザインや使い勝手重視の傾向。デジタルラジオ搭載のAQUOSケータイは2009年10月現在W51SHのみ。また全機種にGPSを搭載しており、2008年7月にSoftBank 923SHが発売されるまでGPS搭載の機種はauのみであった。W64SHは全キャリアのAQUOSケータイを冠した機種では初の非サイクロイド式であり、かつauのAQUOSケータイとしては初のBluetooth機でありFMトランスミッター搭載機でもある。なお、SH006はAQUOS SHOTを冠した機種では初の無線LAN機能を搭載している。
[編集] AQUOSケータイ
[編集] AQUOS SHOT
- SH003 - 2軸折りたたみ式・FWVGA/3.4インチ・16.6mm・132g・1210万画素・AQUOS Blu-ray連携・FMトランスミッター(2009年10月30日発売)
- SH006 - 2軸折りたたみ式・FWVGA/3.4インチ・16.8mm・質量未定・1210万画素・AQUOS Blu-ray連携・FMトランスミッター・無線LAN(Wi-Fi WIN)(2010年2月発売予定)
[編集] AQUOSケータイ以外のシャープ製ワンセグ端末
[編集] ソフトバンクモバイル
- ソフトバンクモバイル端末
- FULLFACE 913SH:スライド式
- 株ケータイ 920SH YK:920SHをベースに株取引に特化したモデル
- FULLFACE2 921SH:スライド式
- インターネットマシン 922SH:2Wayスタイル
- 930SH:折りたたみ式
- THE PREMIUM 820SH:折りたたみ式
- THE PREMIUM 821SH:折りたたみ式
- THE PREMIUM TEXTURE 823SH:折りたたみ式
- THE PREMIUM WATERPROOF 824SH:シャープ初の防水ワンセグケータイ、折りたたみ式
- PANTONE Slide 825SH:スライド式
- 831SH:折りたたみ式
- mirumo 934SH:折りたたみ式
- THE PREMIUM WATERPROOF 935SH:防水折りたたみ式
- SOLAR HYBRID 936SH:防水折りたたみ式 太陽電池搭載
- THE PREMIUM5 942SH:折りたたみ式
[編集] NTTドコモ
- FOMA SH905i:回転二軸式
- FOMA SH906i:回転二軸式
- FOMA SH704i:回転二軸式
- FOMA SH705i:折りたたみ式
- FOMA SH705iII:折りたたみ式
- FOMA SH706i:スライド式
- FOMA SH706iw:スライド式
- FOMA SH706ie:折りたたみ式
- SH-02A:STYLEシリーズ 折りたたみ式
- SH-03A:PRIMEシリーズ 回転二軸式
- SH-05A:STYLEシリーズ 防水折りたたみ式
- SH-08A:STYLEシリーズ 防水折りたたみ式・太陽電池搭載
[編集] au (KDDI/沖縄セルラー電話)
- W52SH:回転二軸式、シャープ初の非サイクロイド形ワンセグケータイ
- W62SH:回転二軸式
- URBANO(W63SH):折りたたみ式
- SH001:回転二軸式
- Sportio water beat(SHY01):防水・ストレート式 タッチパネル
- SOLAR PHONE SH002:防水回転二軸式 世界初の太陽電池搭載
- SH004:SH001のマイナーチェンジ版
- SH005:折りたたみ式 AQUOS Blu-ray連携対応 au史上初の7色のカラーバリエーションを展開
[編集] ウィルコム
- WILLCOM 03:スライド式
[編集] 他メーカーへの影響
シャープ以外のメーカーでも、テレビのブランド名をワンセグ対応携帯に冠した端末が次々と発売されている。
- BRAVIAケータイ - SO903iTV・SO906i(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)
- BRAVIA Phone - BRAVIA Phone U1(SOY02)(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)
- Woooケータイ - W53H・W62H・W63H・H001(HI001)・Mobile Hi-Vision CAM Wooo(HIY01)(日立製作所製[1])
- VIERAケータイ - P905i・P905iTV・P906i・P-01A・P-02A・P-03A・P-07A・P-08A・P-10A・SoftBank 920P・SoftBank 921P・SoftBank 930P・SoftBank 931P(パナソニック製)
- REGZAケータイ - SoftBank 921T(東芝製)
シャープはAQUOSケータイに次ぐ新たなブランドとして「FULLFACE」を開発・発売している。
[編集] 売れ行き
AQUOSケータイが登場した2006年5月から2007年3月まではワンセグ対応携帯電話内では全てAQUOSケータイが独占トップである(3社統計で2006年10月までは905SH、2006年11月からは911SH、2007年3月からはSH903iTVが占めている)。
[編集] 関連項目
- シャープ
- AQUOS
- AQUOS SHOT
- BRAVIAケータイ/BRAVIA Phone - ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(ドコモ/au)
- Woooケータイ - 日立製作所(→日立コンシューマエレクトロニクス)/カシオ日立モバイルコミュニケーションズ(KDDI/沖縄セルラー電話(au))
- VIERAケータイ - パナソニック モバイルコミュニケーションズ(ドコモ、ソフトバンク)
- REGZAケータイ - 東芝(ソフトバンク)
[編集] 外部リンク
[編集] 注
- ^ HIY01以降より日立コンシューマエレクトロニクス製となる。
最終更新 2009年11月11日 (水) 15:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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