AXIA
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AXIA(アクシア)は、かつて存在していた富士フイルムイメージング株式会社のブランド名である。
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[編集] 概要
eyeplate
主にコンパクトカセットテープやミニディスク、録音用CD-R / RWなどといった音響メディアを発売したが、ビデオテープやDAT、デジタルコンパクトカセット、デジタルカメラ、オーディオ機器なども発売された。
名前の意味はギリシャ語で「価値(あるもの)」。のちにブランドロゴの下に「Active eXciting innovator All for you」と併記された。日本国内のみのローカルブランドであり、欧米市場ではFUJIブランドで商品展開を行っていた。
[編集] 歴史
富士フイルムは国内で初めてビデオテープの製造に成功するなど、磁気テープのパイオニア的存在であり、オーディオでオープンリールテープが主流だった頃は、東芝(当時の東京芝浦電気)にOEM供給していた。1969年に「富士フイルムカセットテープ」でカセットテープ市場に進出した。その後「FUJI CASETTE」ブランドとなりテレビコマーシャルにYMOを起用して話題を呼んだこともあったが、カセットハーフやパッケージのデザインなどで遅れを取り、先行する大手3社(TDK、ソニー、日立マクセル)に押され、販売は低迷を続けていた。
そこで当時の同社としては異例の新ブランド「AXIA」を導入し、1985年に最初の商品を発売した。当初のラインアップは主力の「PS」(Player's Spirits)、カセットハーフに耐熱樹脂を使用してカーステレオに最適化した「GT」、低価格商品の「JP」(Junior Player)の3種類だった。ターゲットをオーディオテープを使い出す中学生に絞り、徹底したユーザー調査を実施。全体が半透明のシースルー・カセットハーフや軽快なパッケージ等を採用したり、イメージキャラクターにデビュー間もないタレントの斉藤由貴を起用したのも、中学生からの高い支持による。これらの効果により、それまで5パーセント前後であった市場シェアが20パーセント台にまで向上、他社と肩を並べるまでに成長した。
1990年代に入ると、高度な樹脂成形技術を用いて従来のケースよりも外寸の厚みを約20パーセント薄くした「スリムケース」を開発。「PS」シリーズに採用し、爆発的なヒットを記録した。競合他社も一部の高級商品を除き、同等の薄さのケースを独自に開発して追従。数年で標準的なカセットケースのサイズがこのスリムケースサイズに置き換わった。「AXIA」のスリムケースは当初、それまでのケースとは反対にヘッドタッチ部分を外側にして収納する構造だったため、出し入れ時にテープに直接指が触れてしまう事があったが、1996年に「どっちでもIN」スリムケースを開発することで解消した。
その後、ビデオテープにも「AXIA」ブランドを導入(「FUJI」ブランドと併用)。映像記録に適した特性を持つ磁性体を上層に、音声記録に適した磁性体を下層に塗り重ねる「ダブルコーティング」技術を開発。「AXIA」ブランドのコンパクトカセット、および「FUJI」ブランドのビデオテープやコンパクトカセットにも転用した。コンパクトカセットの場合は中・低域に適した磁性体と高域に適した磁性体を重ねていた。なお、ビデオテープのCMにはロック歌手の矢沢永吉を起用した。
2002年4月に発売した低価格デジタルカメラ「eyeplate」は当時、価格競争が激しくなりつつあったとは言え、数万円以上はしたデジタルカメラ市場にあって、実売価格が約一万円と言う値段設定で話題を呼び、後継機種「eyeplate mega」も販売された。
2004年10月に富士フイルムイメージングに吸収された後は新製品の投入が一切無く、2006年12月に全製品生産完了した。その後も新しい情報が何もないことから、ブランド名も消滅したと見られる。
[編集] CMキャラクター
[編集] 参考文献
- 富士写真フイルム 『AXIA』に賭けた夢、岩井正和、講談社、1989年、ISBN 4-06-192869-4
[編集] 外部リンク
- AXIA/アクシア - 「メディア製品の販売終了のお知らせ」のページへ転送されるため、事実上閉鎖。「AXIA」ブランドについては一切触れられていない
- 富士フイルムイメージング
最終更新 2009年11月11日 (水) 13:41 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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