Adobe After Effects

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After Effects
開発元 アドビシステムズ
最新版 CS4(9.0.1) (2008年12月11日(日本語版))
対応OS Mac OS XMicrosoft Windows
種別 ビジュアル・エフェクツ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Adobe: After Effects
  

Adobe After Effects(アフターエフェクツ)は、アドビシステムズが販売している映像のデジタル合成やモーション・グラフィックス、タイトル制作などを目的としたソフトウェアであり、この分野では代表的な存在である。「A.E.」「AE」(えーいー)と略されることもある。After Effectsは主に映画映像編集CM制作、テレビゲームアニメWebなどのコンテンツ制作に広く利用されている。

2009年4月現在の最新バージョンはCS4(9.0.1)。バージョン7以前はStandardとProfessionalの2種類のバージョンが存在したが、バージョンCS3よりStandardは廃止され、Professionalのみとなった。

目次

[編集] 歴史

After Effectsは、もともとは米国の the Company of Science and Art社で作られた。Version 1.0 が発売されたのは1993年である。1994年にはPowerPC accelerationによってversion 2.1が紹介された。the Company of Science and Arts社は1993年の6月にAldusに買収されたが、この会社も1994年にAdobeに買収され、この時にAdobeはPageMakerとAfter Effectsの権利を得た。Adobeが初めてAfter Effectsをリリースしたのはversion 3であり、コードネームは「Nimchow」であった。日本では1998年12月、「Adobe After Effectsの達人」(BNN社刊・宗宮賢二著)によって初めて専門解説書が出され、それ以降広まった。

リリース バージョン コードネーム 主な機能
1993年1月 1.0 Egg マスク付きのレイヤー合成、エフェクト、変形、キーフレーム、Mac版のみ
1993年5月 1.1 エフェクトを追加
1994年1月 2.0 Teriyaki タイムレイアウトウィンドウ、複数マシンでのレンダリング、フレームブレンディング
1995年10月 3.0 Nimchow レンダーキュー、タイムリマップ、レイヤーへ複数のエフェクト適用、モーショントラッカー、モーション演算、Illustratorインポート、Photoshopファイルをコンポジションとしてインポート、日本語版が初めてリリース
1996年4月 3.1 ファイルフォーマット、マルチプロセッシング
1997年5月 3.1 (Windows) Dancing Monkey Windowsに対応した初めてのバージョン、コンテキストメニュー、フランス語版およびドイツ語版が初めてリリース
1999年1月 4.0 ebeer ウィンドウ表示のタブ採用、レイヤーごとに複数のマスク、調整レイヤー、RAMプレビュー、Premiereインポート、Mac版とWindows版を同時リリースした初めてのバージョン
1999年9月 4.1 Batnip フローチャート表示、ウォッチフォルダ、3Dチャンネルエフェクト
2001年4月 5.0 Melmet 3D、エクスプレッション、16ビットカラー対応
2002年1月7日 5.5 Fauxfu 3Dレンダラーの改良、マルチ3Dビュー、Mac OS Xに対応した初めてのバージョン
2003年8月 6.0 Foodfite ペイント、スクリプト機能、テキストレイヤー、OpenGLサポート
2004年5月 6.5 Chambant クローン、アニメーションプリセット、グレーンマネジメント
2006年1月 7.0 Clamchop 新しいドッキングパネルUI、32ビットカラー対応(浮動小数点)、ディスプレイカラーマネジメント、Premiere ProとのDynamic Link機能、スペイン語版およびイタリア語版が初めてリリース
2007年7月2日 CS3 (8.0) Metaloaf シェイプレイヤー、パペットツール、ブレインストーム、Adobe Clip Notes、Intel Macに対応した初めてのバージョン
2008年1月22日 CS3 (8.0.2) Metaloaf Panasonic P2ファイルに対応
2008年12月19日 CS4 (9.0) Chinchillada CUDA対応、プロジェクトとタイムラインのクイックサーチ機能、ミニフローチャート、live PS 3Dレイヤーのインポート、XYZ軸分離機能、Mocha付属
2009年1月5日 CS4 (9.0.1) Chinchillada RED R3Dファイルサポート(via REDCODE v1.3 プラグイン)
2009年5月29日 CS4 (9.0.2) Lottadotta 不具合の修正、clip-level RED R3Dサポート(via REDCODE v1.7 プラグイン)、XDCAM HD (Avid-style MXF) のサポート

[編集] 機能

キーイング・エフェクト
クロマキー機能は「カラーキー」「リニアカラーキー」「カラー差キー」「色範囲」など、さまざまな種類が用意されている。ただし、輪郭のちらつきなどは常に問題となり、不十分とされてきた。特にもっとも単純な「カラーキー」などは低品質ということで有名である。高い品質を求める場合には「Primatte Keyer」などのプラグインを追加して使用されるのが一般的である。ただしver.6.0からKeylightという高性能のクロマキープラグインがバンドルされ、注目されている。「異なるマット」と呼ばれるディファレンスキーの機能もあり、映像の中から動いているものだけを抽出することも可能である。
ペイント・エフェクト
ver.6.0から「Adobe Photoshop」のような本格的なペイント機能が装備された。映像の一部を塗ったり消したりするという作業が細かく出来る。バレ消しなどにも非常に有効である。After Effectsは頻繁にAdobe Photoshopで制作・加工した画像を使用することが多いため有意義な機能追加であった。ただし処理に時間が掛かるなど、改良の余地はある。以前はAfter Effects内でペイントを行うには「Cult Effects」などのプラグインを使用する必要があった。
タイトル・エフェクト
ver.6.0からAdobe Illustratorのような文字デザインの細かい指定が可能になっている。もちろんそれ以前にも機能はあったが、やはりIllustratorで制作したデザインをAfter Effectsに持ち込んで合成したり動かしたりするということが多かった。
レンダリング・エフェクト
稲妻、レーザー光線、レンズフレアなどの視覚効果を映像に追加できる。レンズフレアに関していうと種類が少ないため、現在でも「Knoll Light Factory」というレンズフレア専用のプラグインを追加して使用することが多い。
シミュレーション・エフェクト
ver.5.0から「シャター」「カードワイプ」など、3DCGで制作されるような3次元的にはじけるような映像が可能になった。これらはもともとは「ATOMICPOWER Evolution」というプラグインの機能の一部であった。また、簡単なパーティクル機能も付加された。
トラッキング機能
映像の中で動きのあるものを分析する。スタビライズ機能など。

[編集] プラグイン

AfterEffectsでは非常に多くのサード・パーティー製のプラグインが発売されており、これらを使用することで機能を拡張できる。よく使用されるサードバーティー・プラグインには、The Foundry, DigiEffects, Zaxwerks, Conoa, BorisFX, Red Giant Software, GridIron Software, Trapcodeなどがある。

[編集] レビュー

[編集] サポート

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月24日 (土) 13:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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