Apache License

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Apache License は、Apacheソフトウェア財団 (ASF) によるフリーソフトウェア向けライセンス規定。2.0 より以前は、Apache Software License と称していた。Apache License (1.0、1.1、2.0)では、著作権表示と免責事項表示の保持を求めているが、コピーレフトライセンスというわけではなく、ソースコードはフリーソフトウェアオープンソースプロジェクトでの開発にも使え、プロプライエタリ・ソフトウェアクローズドソースの開発にも使える。BSDライセンスをベースに作成されたBSDスタイルのライセンスの一つである。

ASF やそのサブプロジェクトが作成するソフトウェアは、すべて Apache License で提供されている。ASF 以外のソフトウェアでも Apache License を使っているものがある。2007年9月現在、SourceForge.net にある2000以上のASF以外のプロジェクトが Apache License でリリースされている[1]

目次

[編集] 改版履歴

Apache Software License 1.0 が最初の版であり、既存の Apache パッケージにのみ適用された(Apache HTTP Server 1.2 など)。

Apache Software License 1.1 は2000年にASFが承認した。1.0 からの主な変更点は、いわゆる「宣伝条項」(1.0 ライセンスの第3項)である。派生製品の宣伝媒体への ASFソフトウェアを使っている旨の記述は求められなくなったが、エンドユーザードキュメントには記述しなければならない[2]。 なお、第4項と第5項では、"Apache"、"Apache Server"、"Apache Group" という文言を宣伝目的で許可無く使用することを禁じていた。

Apache License 2.0 は、2004年1月にASFが承認した。ASF以外のプロジェクトとのライセンス上の共存を容易にするため、GPLとのライセンスとしての互換性を改善し、全ファイルへのライセンス表示を求めず(リファレンスのみでよい)、コントリビューションのライセンスを明確化し、特許権との関係を明確化した[2]

[編集] ライセンス条件

他のフリーソフトウェア向けライセンスと同様、Apache License ではユーザーがそのソフトウェアの使用/頒布/修正、派生版の頒布をすることを制限しない。

Apache License は、頒布される二次的著作物が同じライセンスで提供されたり、フリー/オープンソースソフトウェアとして頒布されることを要求しない。要求するのは、ユーザーがそのソフトウェアに Apache License のコードが使われていることを知らせる文言を入れることだけである。従って、コピーレフトライセンスと異なり、Apache License コードの二次創作物のユーザーには、フリーなライセンスが適用されない可能性もある。

ライセンスされたファイルそれぞれに元々ある著作権と特許権の記述はそのまま保持されなければならず、何らかの修正が施されている場合は、その旨を追加記述しなければならない。

[編集] GPLとの互換性

Apacheソフトウェア財団とフリーソフトウェア財団は、Apache License 2.0 と GPL 第3版が互換であるということで共通認識に達している。ただし、フリーソフトウェア財団はApache License のどの版もGNU General Public License 第1・第2版とは非互換であるとしている(2007年現在)[3][4]。 Apache License 2.0 については、「Apache License は GPL にはない事項を要求しており、非互換である。例えば、GPL が要求していない特許権の停止条件が述べてある。(そのような特許権停止が悪い考えとは思わないが、いずれにしても GNU GPL とは非互換である)」としている[5]

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月11日 (金) 03:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【Apache License】変更履歴

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