BMW・R75
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BMW・R75はBMW社製のサイドカー付きオートバイである。主に第二次世界大戦中のナチス・ドイツ軍において使用された。その出自はやや特殊で、オートバイではあるがサイドカーの装着を前提としている。サイドカー側の車輪もレバーで駆動させることができる「パートタイム二輪駆動」構造になっていて、不整地走破性能は当時のサイドカー付きオートバイとしては、非常に高い物であった。
[編集] 特徴
その他、一般のオートバイと大きく異なる点を以下に列記する。
- 変速切替を手元(燃料タンク側面)のレバーと足下のレバーの両方で任意に行える。
- エアクリーナーが燃料タンク上にあり、排気マフラーも極端に上方へ折れ曲がった形状をしており、マフラーまでの高さの水中移動が容易に行える。
- 上記二輪駆動機構が、ベアリングシャフト方式で、後輪に完全に固定されているため、本車は後輪サスペンションというものが存在せず、サイドカーを繋げるフレームと側車本体の間に板バネを介することで車体本体ごと板バネサスペンションで衝撃を吸収する構造としている。
- マフラー下部側面に、排気ガスを手元にまで導ける導入管が突き出しており、そこにチューブを繋げる事で、排気ガスを利用して、手元を暖房で暖める事が出来る。
本車の外観上の形態は「オートバイ+側車」であるが、これらの特異な点からサイドカーとしての一体構造性が極めて強く、オートバイの一種と言うよりも、事実上の三輪自動車であるともいえる(もし本車をビンテージで購入、登録し、日本国内で走行させる場合は、本車は普通自動車免許以上の四輪車免許が必要である。大型二輪免許では乗ることが出来ない)
尚、本車はよく「世界初の二輪駆動型サイドカー」と誤認されるが、実際の世界初は日本の「陸王九七式側車付自動二輪車」であることに注意。
[編集] 戦後
戦後、本車両のデザイン、二輪駆動構造を模倣、参考にした旧ソ連-ロシア製「IMZ・ウラル」や、現ウクライナ製「KMZ-DNEPR」が現在でも製造されている。また、戦後の東ドイツでは、本車のエンジン改良型「AWO-700」というサイドカーも製造されていた。
なお、後年BMW R75/5と呼ばれる車種が生産されたが、これは上記車種とはエンジンのシリンダーレイアウト等に共通性を見出すことができるものの、実質的には、ほぼ別の車両である。
最終更新 2009年10月22日 (木) 02:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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