Be Silent
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Be Silentとは2004年3月29日にフジテレビの『世にも奇妙な物語 春の特別編』で放送されたテレビドラマ。主演は渡部篤郎。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
売れっ子作曲家の主人公(渡部)は新曲の製作に取り掛かろうと、妻と二人で都会の喧騒から離れた海辺の別荘に缶詰になる。
しかし、たまたまその付近が工事中で工事の音が日中響き渡る。
「集中できない」とクレームをつけると、どうやら工事完了直前だったらしく、すぐに音が納まり、曲作りを一階の客間で開始する。
しかし今度は、外の波の打ち付ける音が気になり始める。
「ザッバーン…、ザッザーン…」。
見晴らしを重視した造りのため、客間は海の近くだった。
たまらず、海とは逆の方向のリビングに移動、波の音が納まったところで、曲作りを開始する。
しかし、またもや音が気になる。ふと見ると、そこにはコーヒーメーカーが。
「コポコポ…、コポコポ…」
とコーヒーを淹れる音が邪魔になり、2階の自分の部屋に閉じこもった上、防音材を部屋の壁の至る所に幾重にも貼り付ける。
完全に静かになったところで、改めて曲作りに入る。
しかし、また何かの音が気になり始める。
「パタパタ…、パタパタ…」
1階の化粧部屋の妻のパフの音だった。
主人公は妻に言う。「静かにしてくれないか…?」
最早ここまで来ると、夫の精神の異常を感じた妻は、荷物をまとめて別荘から出て行ってしまう。
しかし、それを追うことなく、寧ろ「騒音の元がなくなった」と改めて集中の姿勢に入る主人公。
そこで、マネージャーに連絡、音楽スタジオを借り切ることに。
特殊なガラスで仕切られているため、外の音は何も聞こえない。
しかし、精神に異常を来している主人公にはガラスの向こうでの口パクでのマネージャーらの会話すらもうるさく感じる。
「静かにしてくれ!!」とキレる主人公にマネージャーは最後の手段として、日本の科学者が持ち得る技術を全て用いて製作された完全無音室を借りることに。
「音楽家の方とは対極にある部屋だと思うんですが…」と訝る担当者とマネージャーを他所に、主人公が入室、「終わったら出てくる」という約束の下、部屋を閉め切る。
一本鉛筆を落としても全く何の音もしない。
とうとう手に入れた完全なる静寂に音もなく歓喜する主人公。
机に向かい、曲作りに取り掛かる…。
数日後…。
この間何の連絡もなく、気配もせず、さすがに心配になった担当者とマネージャーが部屋のドアを開ける。
するとそこには、鉛筆で心臓を一突きし、自らの命を絶った主人公が鎮座していた…。
そして最後にタモリのナレーション。
「彼は自らの命を絶つことによって、心臓の脈の音すら聞こえない、この上ない完全なる静寂を手に入れる事ができたのです…」。
[編集] スタッフ
- 李政姫(脚本)
- 土方政人(監督)
最終更新 2009年9月10日 (木) 03:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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