BlackBerry

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BlackBerry Storm

BlackBerry(ブラックベリー)は、カナダリサーチ・イン・モーション社が、1997年に開発したスマートフォン。欧米のビジネスマンを中心に広く使われており、世界で130カ国以上3,200万人以上が利用している。販売台数は5000万台を超えている。日本でも外資系企業を中心に使われ、1,200社以上が国内で導入している。主に、法人向けサービスのBlackBerry Enterprise Service(BES)と、個人・中小企業向けサービスのBlackBerry Internet Service(BIS)の2種類がある。

目次

[編集] 概要

SureType例 (BlackBerry 8100 Pearl)

発売当初は、「電子メールの使えるキーボード付き"双方向ポケットベル"」とでもいうべきものであったが、その後は、PDAに小型のキーボードを備え付けた形態となっている。通常のPDAに含まれる住所録やPIM(スケジュール管理)といった機能に加えて、音声通話機能やインターネット上のウェブサイトの閲覧、プッシュ型電子メール、さらに機種によっては、マイクロソフトOfficeアプリケーションファイルPDFの編集[1]と閲覧機能も備えている。ただ、多機能といいつつも、他のスマートフォンと違い、端末自体では複雑な設定(接続設定やメール設定、プロキシ設定、トンネリング設定など)をしなくても、社内ネットワークへのセキュアなアクセスやメールの送受信、Webの閲覧、メッセンジャーを使った文字メッセージのやりとり、PIMの同期などが出来る。こうした多機能ながら手軽さが受けた事と、Push型のメールが外出先や自宅での電子メール確認等を容易にしたことなどにより、2004年頃からアメリカで急速に普及した。第44代アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマも、BlackBerry端末を愛用している。端末は、QWERTY配列キーボードを搭載した機種が中心であるが、Sure Typeと呼ばれる1つのキーに「QW」「ER」のように2つの文字を割り当てた機種も存在する。最近では、ストレートタイプだけであったBlackBerry端末に、折りたたみタイプの機種[2]やタッチスクリーンタイプの機種[3]も発表されている。リサーチ・イン・モーション社以外の端末でも、ノキアHTCなどが、BlackBerryクライアントを搭載した端末をリリースしている。

[編集] 主要モデル

本来、BlackBerryは数字による型番で特徴を分けていたが、近年は、そのコンセプトBold、Storm、Curve、Pearlなどの呼び名によって、特徴を分けている。以下の表は、2008年以降に発売された主要モデルの比較表である。また、近年のモデルは、Wi-FiとGPSはほぼ標準で搭載されている。

機種 特徴 仕様 備考
BlackBerry Bold QWERTYキーボード搭載のHSDPAに対応している最上位モデル。日本では、NTTドコモより発売されている。 サイズ114×64×15/136g
通信方式3G/GSM/GPRS/HSDPA/EDGE
BlackBerry Storm 全面タッチパネル式端末 サイズ112.5×62.2×13.95/155g
通信方式GSM/GPRS/CDMA/Ev-DO
BlackBerry Curve 8900 QWERTYキーボード搭載のスタンダードモデル。欧米で大人気のモデル。 サイズ109×60×13.5/109.9g
通信方式GSM/GPRS/EDGE
BlackBerry Pearl Flip Sure Typeキーボードを搭載した、BlackBerry初の折りたたみタイプ サイズ101×50×17.5/102g
通信方式GSM/GPRS/CDMA2000/Ev-DO/EDGE
BlackBerry Tour QWERTYキーボード搭載で3G対応のスタンダードモデル。様々な通信方式に対応している。 サイズ112×64×14.2/102g
通信方式Quad-Band: 850/ 900/1800/1900MHz GSM/GPRS/EDGE 2100 MHz UMTS/HSPA networks 800/1900 MHz CDMA/EVDO Rev A
BlackBerry Bold 9700 BlackBerry Boldの後継機、トラックパッドを採用している。 サイズ109×60×14.1/122g
通信方式3G (HSDPA) 2100/1900/850/800 MHz (Bands 1,2,5/6), 2100/1700/900 MHz (Bands 1,4,8) GSM: 1900/1800/900/850 MHz

[編集] BlackBerry ネットワークサービス

[編集] BlackBerry Enterprise Service(BES)

詳細は「BlackBerry Enterprise Service」を参照

BlackBerryの企業向けソリューションであり、企業の設置するグループウェアであるIBMのLotus NotesMicrosoft Exchange Server Novell GroupWiseのメールの送受信、PIM(アドレス帳、スケジューラー、ToDo、ドキュメント等)との同期を図ることが出来る。メールにおいては、ほぼリアルタイムでPush受信することができる。また、BlackBerry Enterprise Serverの管理者によって、BlackBerry端末を制御することができる。(音声やSMS、メッセージ発着信の禁止、遠隔ロック、遠隔削除、アプリケーションの利用およびインストール禁止など)

日本語版動作確認環境
項目 要件 対応バージョン
BlackBerry Enterprise Server OS Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
Microsoft Exchange OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
グループウェア
  • Microsoft Exchange Server2003(日本語版)
  • Microsoft Exchange Server2007(日本語版)
Lotus Notes OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (日本語版)
グループウェア
  • IBM Lotus Domino 7.0.1(日本語パック)
  • IBM Lotus Domino 7.0.3(日本語パック)

[編集] BlackBerry Internet Service(BIS)

詳細は「BlackBerry Internet Service」を参照

主に、個人や中小企業を対象としたサービス。BESとは違い、通常のPOPメールやIMAPメール、GmailHotmailYahoo!メールLivedoorメールなどのWebメールが簡易にBlackBerry端末で送受信が出来る。Eメールは、iモードメールのように、メールサーバにメールが着信すると、PUSHでBlackBerry端末に着信する。BlackBerry端末が、各メールサーバへアクセスしているのではなく、BBISといわれるBIS用のサーバーが設定したメールサーバーを巡回し、新着のメッセージがあると、各端末にメールを配信する。BlackBerry Internet Serviceを利用すると通常のPOPメールやWebメールの他に、BlackBerry用のメールアカウント(xxx.blackberry.com)が付与されるため、パソコンを持っていない人でも利用する事も可能となる。その他の機能として、メッセンジャー機能やWebブラウジングなどが出来、更に様々なアプリを利用することが出来る。特に、Googleとの連携が強く、GmailGoogle Talk、Googleカレンダ、Google Mapsなどとのリモート連携が図れる。メールの設定と署名の設定は、BlackBerry端末上で設定する事が可能であるが、ユーザー名を作っておくことにより、パソコンからBlackBerry設定サイトにアクセスし、メール設定と署名の編集の他に、フィルタの設定を行うことができる。

[編集] BlackBerry Dual Service(BDS)

1つのBlackBerry端末でBlackBerry Enterprise Service(BES)とBlackBerry Internet Service(BIS)ができるサービス[4]。2008年9月より日本ではNTTドコモよりサービスが開始となった。BES用のメールは統合メールアイコンで実施し、BIS用のメールはアカウント毎にメールのアイコンができる。統合メールでもBISメール統合され送受信ができる。ブラウザはBlackBerryブラウザとInternetブラウザとアイコンが2個でき、BlackBerryブラウザはBESにアクセスし、InternetブラウザはBISにアクセスする。ただしBESのITポリシーでBISを使わせないといった設定をしている端末がBlackBerry Dual Serviceを利用しても、BISは利用することはできない。

[編集] 公衆無線LANオプション

NTTドコモのBlackBerry Bold用の公衆無線LANオプションで、月額利用料315円。NTTドコモが提供している公衆無線LANサービスであるMzoneのエリアで無線LANが利用できる。

[編集] 日本での展開

[編集] 日本で販売されている端末

2009年9月現在、日本国内で販売されている機種は、BlackBerry 8707hとBlackBerry Boldである。BlackBerry 8707g・8707vのSIMフリー端末も日本国内で利用可能である。

[編集] BlackBerry 8707h

NTTドコモ BlackBerry 8707h
(ブラックベリー8707h)
キャリア NTTドコモ
製造 Research In Motion
発売日 2006年度2006年9月23日
概要
OS BlackBerry OS(Ver.4.2)
音声通信方式 W-CDMA

GSM/GPRS
((2,100MHz、米国:非対応)
(850、900、1,800、1,900MHz))

データ通信方式 3G:WCDMA
2G:GPRS
形状 ストレート QWERTYキーボード トラックホイール
サイズ 110 × 69.5  × 19.5 mm
質量 133 g
連続通話時間 3G:165分 GSM:300分
連続待受時間 400時間
データフォルダ フラッシュメモリ:128MB、1GB(ストレージ用)
外部メモリ microSDHC(最大16GB)
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり(Bluetooth 2.0)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 透過型TFT液晶
解像度 320×240ドット(QVGA
サイズ -
表示色数 約65000色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
フェニックスブルー
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

[編集] 仕様(テンプレート以外)

[11]

  • 外部接続機能 Bluetooth® Ver.2.0(headset、handsfree、serialport、DUN、PBAP)
  • miniUSBコネクタ(USB 2.0)
  • 言語 入力:英、独、仏、伊、西、中、日
  • 表示:英、独、仏、伊、西、中、日
  • メモリ RAM:64MB(フラッシュ)
  • 主なアプリケーション
    • メーラー
    • アタッチメント・ビューアー(WordExcelPDFPowerPointJPEGGIFTIFFBMP、Txt、Zip。ファイルの種類や内容によっては閲覧できない場合がある。)
    • メッセンジャー
    • ブラウザ

[編集] 機能

Eメール
POP3・IMAP4・Exchange Server・Notes等のメールサーバ対応。メールの着信はプッシュ型電子メールとなる。Microsoft Officeファイル・PDF・画像ファイル(GIFJpgPNGTXTZipの閲覧可能。vCardが添付についている場合、vCardデータがアドレス帳に追加が可能。
WebメールもPush発着信可能(GmailYahoo!メールHotmailLivedoor Mail etc)
インスタントメッセンジャー[12]
1対1 1対n人(BlackBerryメッセンジャーの場合)でのメッセンジャー 着信するとバイブレーションや着信音で通知される。
BIS・BES共通メッセンジャー
  • BlackBerryメッセンジャー
BlackBerry同士複数人でメッセジの送受信が可能。裏でメールやPINメッセンジャーが動いている。
  • PINメッセンジャー
BlackBerryのPINを使ったメッセージのやり取り
BES限定メッセンジャー
BIS限定メッセンジャー
通話
  • 国内ではNTTドコモのFOMA2GHzエリアでの通話が可能(プラスエリア非対応)
  • 海外ではNTTドコモ(国際ローミングWorld Wing)対応
SMS
  • SMSは国内ではNTTドコモのFOMA2GHzエリアでの利用が可能(プラスエリア非対応)
  • 海外ではNTTドコモ(国際ローミングWorld Wing)対応 国際SMS利用可能
PIM&カレンダー
  • スケジュール・アドレス帳・ToDo・メモ帳・BlackBerryカレンダ
BESはMicrosoft Exchange Server、Lotus NotesのPIM機能と
BISはGoogleカレンダーとリモート同期
デスクトップソフトウェアを介しUSBでOutlookやLotus Notes等PCのオーガナイザーとの同期が図れる。(詳細次章参照)
ブラウザ
  • BlackBerryブラウザ(BES用ブラウザ)
  • Internetブラウザ(BIS用ブラウザ)
iモード非対応)その他Opera Mini等利用可能
地図機能
  • Google Maps・BlackBerry Map等 乗り換え案内 GPS連携等
その他プリインストール
その他ダウンロード可能アプリ

[編集] 主な付属品

  • ACアダプタ(トラベルチャージャー)
  • USBケーブル
  • 電池パック
  • イヤホンマイク
  • キャリングケース

[編集] 保守

メーカーブランド端末あんしんサービスがうけられる。そのため、3年間は故障修理無料、破損の場合(全損、水没などを除く)も修理代金が税別5,000円以内となる。 その他に、ドコモ・スマートフォン・ケアによる、電話での操作・設定方法等のサポートを行っている。


[編集] BlackBerry Bold(ブラックベリーボールド)

NTTドコモ BlackBerry Bold
(ブラックベリーボールド)
キャリア NTTドコモ
製造 Research In Motion
発売日 2009年2月20日-
概要
OS BlackBerry OS(Ver.4.6)
音声通信方式 3G:W-CDMA 2100/1900/850/800MHz(FOMAプラスエリア対応)
2G:GSM 1900/1800/900/850MHz
データ通信方式 3G:HSDPA
2G:GPRS
形状 ストレート QWERTYキーボード トラックボール
サイズ 114 × 66 × 15 mm
質量 137 g
連続通話時間 3G:約130分、GSM:約130分
連続待受時間 3G:約250時間、GSM:約210時間
データフォルダ フラッシュメモリ:128MB、1GB(ストレージ用)
外部メモリ microSDHC(最大16GB)
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり(Bluetooth 2.0)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 透過型TFT液晶
解像度 ヨコ480ドット×タテ320ドット HVGA
サイズ 約2.7インチ
表示色数 約65000色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約200万画素画素CMOSカメラ
機能 (静止画・動画)カメラなし端末の発売予定
フラッシュ等
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト
2008年9月29日にNTTドコモとリサーチ・イン・モーション(RIM)社と共同で、2008年度内での日本発売が発表された[13][14]。BlackBerryのFlagShipモデルの端末である。
2008年11月5日のNTTドコモ新機種発表会において、この機種が「docomo PRO series」の一機種として発売されることも明らかにされた。
カナダでは2008年8月22日(日本時間)より発売が開始されている。その他に、ドイツオーストラリアアメリカなどですでに発売されている。日本では2009年2月20日に発売が開始された。
従来のBlackBerry Enterprise ServiceやBlackberery Internet Serviceをサポートする。
機能的には、BlackBerry8707hと同様にブラウジング、プッシュ型電子メール、「BlackBerry Messenger」「Google Talk」「Windows Live Messenger」「Yahoo! Messenger」によるプッシュ型インスタント・メッセージングも利用できる。
GSM、GPRSにも対応し国際ローミングサービス「WORLD WING」にも対応する。

それに加え、以下の点の機能が拡充されている。

[編集] 8707hより機能が拡大した点

  • HSDPA対応により、通信速度が下り通信速度が最大3.6Mbpsの高速通信が可能。
  • FOMAプラスエリアに対応し、NTTドコモの全FOMAエリアで利用可能。
  • 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g準拠)に対応し、SkypeIP電話も搭載可能。MzonemoperaU公衆無線LANコース)やホットスポットといった公衆無線LANの利用も可能。また無線LAN環境下でもSIMカードが刺さっていればメールの自動配信もFOMAネットワークと同様に利用可能。
  • iTunesとの連携機能。AACMP3WAV等の音楽の再生が可能。
  • 画像、音楽、動画の取り込み。取り込む際、BlackBerryにあったファイル形式、サイズなどに変換できる。
  • 内蔵GPSによる、Google Maps、NAVITIMEなどとの連携。
  • メモリ領域の拡大。1GBの内蔵メモリーのほかに、microSDHCが利用可能。
  • デジタルズーム内蔵、フラッシュ付きの2Mピクセルのカメラを搭載。動画も撮影可能(カメラなしタイプも日本で先行発売の予定)。
  • 動作周波数624MHz。
  • パケット通信定額対応。
  • Word Excel PowerPointファイルの編集ソフトをプリインストール。[15]
  • ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)用アプリケーションをプリインストール。
  • iモードメールの送受信が可能。
  • ストラップ用の穴あり。
  • トラックボールの採用で、カーソルの移動等が改善。
  • ハーフVGA(480×320ピクセル)液晶。
  • 株価アプリ、天気予報アプリ、GoogleMapsストリートビュー等が対応。
  • バッテリードア(背面カバー)やソフトカバー、ハードカバー、トラックボール、キーボードのバリエーション追加。
  • 入力言語に韓国語が追加。
  • ストレージ機能。

[編集] 保守

8707hとはことなりドコモブランドとしての扱いとなるため、通常のドコモの保守が受けられる。ドコモプレミアクラブに入会することで、3年間自然故障無料修理、水没、全損以外の破損は5000円以内の修理費、電池パック無料サービス(2年以上利用)、ケータイ補償お届けサービスも利用が可能となる。なお端末操作等は8707h同様ドコモ・スマートフォン・ケアでのサポートが受けられる。

[編集] 主な対応サービス

主な対応サービス
DCMXおサイフケータイ うた・ホーダイ 着うたフル着うた ミュージックプレーヤー(WMA)(AAC)(MP3)
直感ゲームメガiアプリ Music&Videoチャネルビデオクリップ GSM3GローミングWORLD WING プッシュトーク
FOMAハイスピード GPSケータイお探し デコメールデコメ絵文字 iチャネル
着もじ テレビ電話キャラ電 電話帳お預かりサービス フルブラウザ
おまかせロックバイオ認証リモートワイプ機能(BES) 外部メモリーへiモードコンテンツ移行 トルカ iC通信iCお引越しサービス
きせかえツールマチキャラ様々テーマをダウンロードし画面のカスタマイズが可能 バーコードリーダ名刺リーダ 2in1 エリアメール

[編集] 付属品

  • ACアダプタ(同梱)
  • USBケーブル(同梱)
  • レザーホルスター(同梱)
  • チャージングポッド(別売り)
  • ストラップ(別売り)
  • ポケット(別売り)
  • トラベルチャージャー(別売り)

[編集] アプリケーション

BlackBerryアプリケーションはRIM社より開発キットやマニュアルが公開されており、[16]原則自由に開発が可能である。RIMのポータルサイトや、サードパーティーのポータルであるBerryStore(ベリーストア)[17]などでダウンロードや、PCからの取り込み、利用することが可能である。そのほかのサイトでも公開されている。RIM社でも2009年4月1日にBlackBerry用のアプリケーションの配布用のサイト「BlackBerry App World」を開設しBlackBerry用のアプリケーションの配布を始めている。[18]当初は米国英国、カナダ向けとする対応で日本では無料版のみ利用可能となっている。 当初は1000本ほどのアプリを配布し、8割は開発者の取り分となる。アプリの種類は、本、株価ツール、ニューススポーツ、地図、ビジネスツール、コミュニケーションツール、ゲーム、等がある。NTTドコモのサイトでも、産経新聞アプリ、NAVITIMEMy docomoアプリなどが配信されている。2009年10月6日からは、有料版のアプリも提供された。

その他に任意のサイトからダウンロードすることができる。最近ではiモードメール等へ絵文字の送受信ができるアドインアプリなども提供されている。

[編集] デスクトップソフトウェア

BlackBerryデスクトップソフトウェアとは主にBlackBerry端末とPCを接続するためのソフトウェアである[19]。BlackBerry端末に同梱のCDか、BlackBerryダウンロードサイトからダウンロードすることが可能。WindowsPCと接続する際はデスクトップマネージャー、 Macintoshとの接続の際はPocketMacというソフトウェアを利用する。接続にはUSBケーブルで接続するのが通常だが、Bluetoothやシリアルを使って同期をとることも可能。日本語版の最新は「BlackBerry Desktop Software v4.6」であったが、2009年9月よりv5.0が公開されている。

[編集] デスクトップソフトウェアの機能

EメールやPIM・カレンダとの同期

Outlook等オーガナイザーのメールやアドレス帳、スケジュール、ToDoとの同期が取れる。

デスクトップマネージャー対応オーガナイザー [20]
Lotus Notes 6.0, 6.5, 7.0, 8.0
MS Outlook 2002, 2003, 2007
MS Outlook Express 6, Windows Contacts (Vista Address Book)
Yahoo! PIM
Novell GroupWise 6.5, 7.0


PocketMAC対応オーガナイザー[21]
Mail.app Email
Entourage® Email, Contacts, Calendar, Tasks and Notes
Address Book Contacts
iCal® Calendar and Tasks
Now Contact®/Now Up-To-Date® Contacts, Calendars & Tasks
Meeting Maker Contacts, Calendar, and Tasks
Lotus Notes Contacts, Calendar, and Tasks
Safari Bookmarks (One-Way sync)


アプリケーションのインストール
BlackBerry用のソフトウェアを一度PCにダウンロードしたのち、デスクトップソフトウェアを介してBlackBerry端末にインストールをする。端末自体でもアプリケーションダウンロード可能。
OS(デスクトップソフトウェア)のバージョンアップ(バージョンダウン)
BlackBerryのOS(デスクトップソフトウェア)のバージョンアップ等を行うことができる。最新OSはBlackBerryサイトからダウンロードが可能。日本語版はNTTドコモスマートフォンサイトからダウンロード可能。アップロードだけでなく、OSそのもののインストールも可能。
バックアップと復元
BlackBerry端末上のサービスブック、アプリケーション等をPC上にバックアップ、復元をすることができる。バックアップは一括バックアップ、アプリケーション毎にバックアップが取れる詳細バックアップとある。
ファイルの取り込み
デスクトップソフトウェアのアドインソフトであるROXIOメディアマネージャーを使い、PC上からBlackBerryの端末に画像や音声ファイル、Microsoft OfficeファイルなどをPC上からインポート、エクスポートすることができる。Media Syncというアプリケーションを使い、iTunesと同期をとることも可能である。
BlackBerry Enterprise Serverとの同期、アクティベーション
BlackBerry Enterprise Serviceを利用する際のアクティベーションは基本的にはワイヤレスで行う(Enterprise Actibation)のが通常だが、BlackBerry Enterprise Serverと同じセグメントにあるPCとUSB等で接続すると、アクティベーションをすることができる。これを利用するとパケット代が発生しないのと、エンタープライズアクティベーションよりも安定してアクティベーションが可能となる。

[編集] 歴史(世界での展開)

  • 1997年 - キーボード付き双方向ポケットベルとして発売
  • 2002年 - 携帯電話や電子メール、ウェブブラウジング機能などが付いた機種が発売
  • 2008年8月 - BlackBerry Bold販売開始
  • 2008年9月 - BlackBerry初の折りたたみタイプBlackBerry Pear Flips発売開始
  • 2008年10月 欧米向けにタッチスクリーン搭載モデルBlackberry Stormの発売を発表
  • 2009年4月1日 - RIM、BlackBerry用アプリ販売/配布サイト「BlackBerry App World」をオープン
  • 2009年6月 - BlackBerry Tour発売
  • 2009年10月 - BlackBerry9700 onxy発表

[編集] その他

  • フランスでは、政府が閣僚に対してBlackBerryの使用を禁止している[22]。これは、BlackBerryから送信された電子メールがイギリスやアメリカのサーバを通じて送信されるため、機密情報が流出するとの懸念からである。しかし、暗号化されたメールの内容は解読できないという見解もある。バラク・オバマ大統領も同様の理由で端末の使用を問題視されたが、現在は個人的なメールに限るとの制約付きで使用している。
  • リサーチ・イン・モーション社がプリークネスステークスの公式スポンサーとなり、レース名がブラックベリープリークネスステークスとなった。

[編集] 出典

  1. ^ Document to goでBlackBerryでMSオフィスファイルの編集が可能に
  2. ^ BlackBerry Pearl Flip 8220を発表
  3. ^ タッチスクリーンBlackBerry Tunder
  4. ^ NTTドコモBIS報道発表
  5. ^ NTTドコモBlaciBerry開始プレスリリース
  6. ^ NTTドコモサイトブラックベリーインターネットサービス
  7. ^ ドコモUSAによる携帯電話取次販売サービス報道発表
  8. ^ BlackBerry向けに有料アプリケーションを提供開始(NTTドコモ報道発表資料)
  9. ^ 公衆無線LAN無料キャンペーンの実施について(NTTドコモ報道発表資料)
  10. ^ BlackBerry8707h仕様
  11. ^ 端末仕様(NTTドコモサイト)
  12. ^ BIS対応メッセンジャー
  13. ^ NTTドコモ Boldリリース
  14. ^ 端末は開発中のため変更になる可能性もある
  15. ^ Documents To Go For BlackBerry
  16. ^ BlackBerryアプリ開発サポート
  17. ^ ベリーストアβ版
  18. ^ RIM,BlackBerry用アプリ販売/配布サイト「BlackBerry App World」をオープン |IT-Pro
  19. ^ デスクトップソフトウェアRIMサイト
  20. ^ デスクトップマネージャー対応オーガナイザー(Windows)
  21. ^ デスクトップマネージャー対応オーガナイザー(MAC)
  22. ^ BlackBerryセキュリティーに関するニュース記事

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ


最終更新 2009年11月6日 (金) 15:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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