BlackBerry Enterprise Service
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BlackBerry Enterprise Service(ブラックベリーエンタープライズサービス)は、カナダのResearch In Motion(RIM)社が提供するスマートフォン・BlackBerryの企業向けサービス。
BlackBerryサービス全般は「BlackBerry」を参照
目次 |
[編集] 概要
BlackBerry端末で、企業が設置するIBMのLotus NotesやMicrosoft Exchange Server・Novell GroupWiseのメールの送受信、PIM(アドレス帳、スケジューラー、Todo、ドキュメント等)との同期を図ることができる。ユーザー側は特に端末をさわらなくても、プッシュ型電子メールでメールが着信したり、スケジュールが更新される。クライアント側で接続する際の細かい設定を行う必要なく、セキュアな社内アクセスができるため、欧米の多くの企業、官公庁で利用されている。これらの仕組みを構築するためにはBlackBerry Enterprise Server(BES)というミドルウェアを設置する。[1]企業のメールがPush Email着信することや、通信のセキュリティーの高さから、海外では多くの企業や政府機関などが利用している。 サーバーからはITポリシーといわれる条件を端末にリモートで割り当てることができる。
[編集] 日本での展開
日本では2006年9月よりBlackBerry Enterprise Server及びBlackBerry端末(8707h)の提供がNTTドコモより開始されている。[2]発売当初は端末もサーバも英語版だけであったが、現在は双方とも日本語版が提供されている。
- BlackBerry Internet Service
- BlackBerry Enterprise Service は、Exchange ServerやLotus Domino導入企業向けのソリューションであるが、中小企業、個人向けサービスとしてPOP、IMAPメールのPUSHメール送受信が特徴のBlackBerry Internet Service(BIS)も2008年8月より日本でも利用可能となった。
- BlackBerry Dual Service
- 更にBlackBerry Enterprise ServiceとBlackBerry Internet Serviceが1台の端末で両方使えるサービスであるBlackBerry Dual Serviceも2008年9月より開始されている。
[編集] BlackBerry Enterprise Server
このサービスを利用するためにはBlackBerry Enterprise Server(BES)というミドルウェアをExchange ServerやLotus Domino等グループウェアサーバと同じセグメント上に設置する必要がある。BlackBerry Enterprise Serverは各グループウェアサーバと常に同期をとり、各クライアントであるBlackBerry端末にメールの配信、スケジュール等のPIMの同期をおこなう。BlackBerry Enterprise Serverはメールの配信、PIMの同期、のほかにデータベースとの同期、添付ファイルの保存等、機能ごとに付加分散させることもできる。2008年9月時点での最新バージョンはv4.1.6で60日間のトライアル版がある。
[編集] サーバ・クライアント間の通信
BlackBerry Enterprise ServerとBlackBerry端末の間インターネットや、各通信キャリアのパケット網を経由するが3DESやAESでの暗号化通信をかけて通信を行うためセキュアな通信を行うことができる。
- 通信経路
- BlackBerry端末⇔(パケット網)⇔通信キャリア⇔(専用線等)⇔Research In Motion⇔(インターネット)⇔BES⇔(LAN「mapi等」)⇔グループウェアサーバ
[編集] アクティベーション
BlackBerry端末からBlackBerry Enterprise Serverを経由してグループウェアへのアクセス、メールの送受信をおこなうには、BlackBerry端末側でアクティベーション(端末のアクティブ化)を行う必要がある。これはBESの管理者がクライアントのメールアドレスに紐づいたパスワードを発行し、端末にそのメールアドレスとパスワードを入力することによりアクティベーションを行う。アクティベーションは無線を使って行う方法と、サーバと直接USBケーブルと接続する方法、サーバーと同一ネットワーク内のPCとBlackBerry端末をUSBで接続する方法の3パターンがある。クライアント端末はアクティベーションを実行するだけで、自動的にBlackBerry Enterprise Serverにアクセスし、メールの送受信やPIMの同期ができるようになる。
[編集] サーバの機能
[編集] 特徴
[編集] メールの送受信
Lotus NotesやMicrosoft Exchange Serverのメールの送受信が可能。メールがメールサーバに着信すると、BlackBerry Enterprise ServerがBlackBerry端末にメールをPushで配信する。またBlackBerry端末でメールを送信すると、送信の履歴がLotus Notes、Microsoft Exchange Serverのメールクライアントにも残る。メールの添付ファイルは一度BESの側に蓄積され、BlackBerry端末から要求があった際に送信する。送信する際も、[添付ファイルのページ毎に送信することも可能である。メールの添付ファイルはWord、Excel、PDF、PowerPoint、JPEG、tiff、png、gif、bmp等の閲覧が可能で、機種によってはDocuments To Goというアプリケーションを利用してWord、Excelの編集も可能[3]である。
[編集] PIM同期
Lotus NotesやMicrosoft Exchange Serverのアドレス帳、スケジューラー、ToDo、ドキュメントとの同期を行うことができる。BlackBerry端末から、グループ内の人の会議招集を実施することも可能。同期を取る際リモートだけでなく、クライアントPCとUSBケーブルを利用して同期をとることも可能である。
[編集] ITポリシー
[編集] セキュリティー
- 暗号化
- BESか端末までの通信は3DES、AES等で暗号化をかけており、その通信を傍受することは、現状不可能とされている。
- 遠隔制御
- BlackBerry端末を紛失した際など、BlackBerry Enterprise Server(BES)から遠隔で端末の通信をとめたり、リモートワイプという、端末の遠隔での初期化を実施することができる。
[編集] 脚注
- ^ http://smartphone.nttdocomo.co.jp/corporation/index.html ドコモスマートフォンサイトBES
- ^ http://smartphone.nttdocomo.co.jp/product/index.html NTTドコモスマートフォンサイトBlackBerry端末
- ^ http://www.dataviz.com/products/documentstogo/blackberry/ Documents To Go For BlackBerry
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月15日 (火) 06:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【BlackBerry Enterprise Service】変更履歴


