CineAlta

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CineAltaでの撮影

CineAlta(シネアルタ)は、ソニーが開発したプロ用のHD24Pデジタルビデオカメラのシリーズ名である。映画用35mmフィルムカメラとほぼ同等の性能を備える。

目次

[編集] 概要

CineAltaは、デジタルシネマのコンテンツ制作および上映に関連するさまざまな製品にソニーが冠したブランド名である。現在では、CineAltaブランドはビデオカメラ、カムコーダ、レコーダ、シネマサーバやプロジェクタなどの機器に及ぶ。

[編集] フォーマット

CineAltaカメラはHDCAMテープ、XDCAMProfessional DiscまたはSxSフラッシュメモリカードに記録する。24fpsを含む異なるフレームレートでの記録が可能で、最大1920×1080ピクセル解像度に対応する。ミランダDVC 802コンバーターとの併用もでき、その場合はSDI, DVや複数のHDが出力可能となる。

[編集] 歴史・映画での使用

2000年、ジョージ・ルーカスが「『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』が100%デジタルで撮影される最初のメジャー映画作品になる」と発表した。これを受け、ソニーとパナビジョンは共同でハイディフィニション24Pカメラの開発にあたり、最初のCineAltaカメラであるソニーHDW-F900が誕生した。これはパナビジョン向けに仕様変更されてパナビジョンHD-900Fとも呼ばれた。

次作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、解像度・色再現性能がさらに進化したソニーHDC-F950が使用された。オリジナルの16:9のアスペクト比から、フィルムでは2.35:1に切り取られている。結果的に、垂直解像度の1080ピクセルのうち実際に使われたのは817ピクセルだけであった。しかし、その後キヤノンアナモルフィックアダプターが登場し、これを使用することで画素を失わずに2.35:1で撮影することが可能となった。『サルバドールの朝』はこのアダプターを撮影に使用した最初の作品である。

『エルミタージュ幻想』はHDW-F900を使用し、非圧縮のHDVで撮影された。情報は非圧縮で100分のハードディスクに記録されたため、この90分の作品全体をワンカットで丸ごと収録することができた。撮影は4回行なわれ、最初の3回は技術的な問題で中断したが、4回目は成功した。この作品のDVDには、撮影技術についてのドキュメンタリー映像が特典として収録されている。

この他にCineAltaで撮影された映画作品は以下のようなものがある。

[編集] CineAltaカメラの一覧

[編集] 将来

ソニーはF23に加えて、S35サイズのシングルCCDを備えるパナビジョン「Genesis」のソニー版であるF35の基本機能の一部を公開した。F35は2008年晩秋に世界で発売されるといわれており、レンズを含まない一システムの価格で25万ドル前後になると見られている。 また、フィルム映画用カメラの最大手であるドイツアーノルド&リヒター(ARRI)社のPLマウントを採用している他、同社のカメラ用アクセサリーと高い互換性を確保しているため、映画やCM撮影現場で一般的に使われているアーノルド&リヒター社のカメラに馴染んでいた既存の撮影スタッフにも馴染みやすいという。


ソニーはさらに、4Kデジタルシネマ用のカメラ・レコーダを含む4K制作システム「Cinealta 4K」が開発中であることも発表した。実用化は数年後になる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

  1. ^ "HD World: The World of High Definition, Created by Sony". 2007-05-15 閲覧。
  2. ^ Goldstein, Gregg (2006-10-31). "Mysterious ways: U2 in 3-D concert film". The Hollywood Reporter. 2007-04-07 閲覧。

[編集] 文献

最終更新 2009年9月15日 (火) 09:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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