Cobalt (雑誌)
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『Cobalt』(コバルト)は集英社発行の少女向け隔月雑誌。1982年に『小説ジュニア』がリニューアルする形で創刊した。
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[編集] 概要
1976年5月に創刊。当初は、同社発行の雑誌『小説ジュニア』で執筆していた富島健夫ら既存作家によるジュニア小説が多かったが、次第に、若い女性作家たちが等身大に立った少女世界を言葉で表現していく媒体へと変化していった。
読者層は主にティーンエイジャーを中心とした少女・女性層。なお、近年では読者は10代少女だけでなく、OG読者層や男性にも広がっている。
「作家は読者が育てるもの」という方針から、新人作家の育成の場としての要素も備えており、創刊翌年から新人の募集も受け付けている。氷室冴子、久美沙織、藤本ひとみ、山本文緒、図子慧など、コバルト誌上で少女小説によって頭角を現し、のちに一般向けの小説を書くようになった作家も多い。また逆に、赤川次郎、新井素子など、すでに著名な活動を行っていた作家が筆を執ることもあった。あるいは谷山浩子のようなミュージシャン兼小説家が、エッセイを書いていたこともあった。
扱う作品のジャンルは、空想系や古典系のファンタジー、SF、現代社会や学園もの、謎解きミステリーや百合系やBL系など幅広い。
特色としては、大胆な試みを行うことが多く、氷室冴子の古典ファンタジー『なんて素敵にジャパネスク』(1984年 - 1991年)は、少女向けでは異例であった。また、年代毎に主流やブームの傾向がはっきりしているのも特徴で、1980年代は久美沙織による『丘の家のミッキー』シリーズや、藤本ひとみによる『つっぱりララバイ』シリーズなど学園ものや青春恋愛もの、1990年代になると前田珠子、桑原水菜らの登場でファンタジーが主流になった。
2000年頃からは主流など関係なく、今野緒雪の『マリア様がみてる』や、谷瑞恵の『伯爵と妖精』などの作品がヒットし、メディア化もされて、同誌の看板作品となっている。
時流によって、隔月刊化したり、季刊化したりした。
[編集] 別冊コバルト
1987年新春号~1989年4月20日号まで、計5冊の『別冊Cobalt』が刊行された。この頃の本冊がB5版で厚さ1.3cm程度だったのに対し、『別冊Cobalt』はA5版で厚さ1.8cmほどであった。これは、『野性時代』や『新潮』などの版形に近く普通の文芸雑誌のような体裁で、内容も『Cobalt』よりやや上の年齢層に向けたものが多く、すべて読みきり作品で構成されていた。
その後数年のときを経て、2007年8月と2008年6月にも刊行された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年9月16日 (水) 16:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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