Common Development and Distribution License

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Common Development and Distribution LicenseCDDL)は、サン・マイクロシステムズMozilla Public License(MPL) version 1.1 をベースとして策定したフリーソフトウェア向けライセンス規定。

目次

[編集] 概要

CDDLでライセンスされたファイルは、(オープンソースかプロプライエタリかに関わらず)他のライセンスのファイルと組み合わせることが可能である[1]フリーソフトウェア財団は、このライセンスは GNU General Public License (GPL) とは非互換であるとしている[2]。非互換は、MPLから継承したいくつかの複雑な条文に起因している[3]。CDDL は2004年12月1日Open Source Initiative の承認を受けるべく提出され、2005年1月にオープンソースライセンスとして承認された。License Proliferation Committee (非互換なライセンスが数々出現することでオープンソース・コミュニティが分断されるという問題を検討するOSIの委員会)の当初のドラフトでは、CDDLを9つの主要なライセンスの1つとしていた[4]

サン・マイクロシステムズが以前にフリーソフトウェア/オープンソースプロジェクトに使っていたライセンスは Sun Public License (SPL) であり、これも Mozilla Public License をベースとしていた。CDDL はサン内部では SPL version 2 と見なされている。

CDDL でリリースされている製品の例:

CDDLは、当時 Solaris カーネルのチーフエンジニアだった Andrew Tucker と Claire Giordano が中心となって開発した[要出典]。CDDL 提案書第2版は、2005年1月に提出された。このとき、欧州の著作権法とかみ合わない点が修正され、単独の開発者もCDDLを使えるようにした。

[編集] 論争

DebianはCDDLがDebianフリーソフトウェアガイドラインに適合していることから、CDDLをフリーライセンスとして公式に認めているが、Debianコミュニティには問題があると感じている人もいる[要出典]

かつてサンで働いていた Danese Cooper は、CDDL が MPL をベースとしている理由として、MPL が GPL 非互換だからだと述べた。第6回 Debian 会議で Cooper は、Solaris カーネルを書いた技術者らが OpenSolaris が GPL 非互換となるよう要求したと述べている。「Mozilla が選ばれた理由のひとつとして、GPL非互換だからというのがある。それは、OpenSolaris リリース時の設計の一部だった。[...] Solaris を書いた技術者らは [...] どうリリースすべきかという考えがあったのであって、それは尊重されるべきだ」[5]

サンの Chief Open Source Officer である Simon Phipps は、当時これについてコメントしなかった。Phipps はCDDL策定当時を知る人物であり、Cooper を「CDDL を実際に書いた人」と紹介している[6]

その後 2006年9月になって、Phipps は Cooper の言ったことを否定した[7]

2004年9月、Andrew Tucker は Jörg Schilling と第1回の OpenSolaris サミットで会議を行い、OpenSolaris のためのライセンスをどうすべきかを話し合った。GPL は「ある制限(なにそれ?)」があるため除外された[要出典]。Tucker によれば、Solaris カーネル技術者の多くは OpenSolaris を他社のプロプライエタリ・ソフトウェアに使われたくないと思っていたため、BSDライセンスは敬遠されたという。Tucker と Schilling は、OpenSolaris のライセンスは可能な限りオープンにすべきだが、その意味するところは明確にすべきでないということで見解の一致をみた[要出典]。また、新たなアイデアを導入する競争だけが重要であるとの考え方から、Linuxカーネルなどのフリーソフトウェアのプロジェクトには使えるようにすべきだという点も合意した[要出典]

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ "Can code licensed under the CDDL be combined with code licensed under other open source licenses?". OpenSolaris FAQ: Common Development and Distribution License (CDDL). OpenSolaris. 2008年4月2日 閲覧。
  2. ^ "Various Licenses and Comments About Them - Common Development and Distribution License". Free Software Foundation. 2006年12月31日 閲覧。
  3. ^ "MPL / GPL Incompatibility". 2007年12月3日 閲覧。
  4. ^ First draft of OSI's license proliferation report
  5. ^ Danese Cooper. (2006年) (Ogg Theora). [and CDDL discussion at Debconf 2006]. http://meetings-archive.debian.net/pub/debian-meetings/2006/debconf6/theora-small/2006-05-14/tower/OpenSolaris_Java_and_Debian-Simon_Phipps__Alvaro_Lopez_Ortega.ogg. “Mozilla was selected partially because it is GPL incompatible. That was part of the design when they released OpenSolaris. [...] the engineers who wrote Solaris [...] had some biases about how it should be released, and you have to respect that” 
  6. ^ Simon Phipps. (2006年) (Ogg Theora). [and CDDL discussion at Debconf 2006]. 該当時間:13:00. http://meetings-archive.debian.net/pub/debian-meetings/2006/debconf6/theora-small/2006-05-14/tower/OpenSolaris_Java_and_Debian-Simon_Phipps__Alvaro_Lopez_Ortega.ogg. “...we have got Danese Cooper in the room, and she is the one who actually wrote the CDDL...” 
  7. ^ Thread: Danese Cooper claims CDDL made incompatible with GPL on purpose OpenSolaris公式サイト

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月27日 (火) 06:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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