DAIVA
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『DAIVA(ディーヴァ)』は、T&E SOFTが1986年から1988年にかけて発表した一連のコンピュータゲームシリーズ。
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[編集] 概要
星間国家を舞台とした、7つのストーリーで構成されるスペースオペラ。 各ストーリーは、それぞれ異なるプラットフォームで発売された。各々のストーリーが相互に関連性を持つ、当時としては斬新的なアイディアを用いて有名となった。タイトルであるディーヴァとはヒンドゥー神話に登場する神の名であり、本作の随所にヒンドゥー教をモチーフとした描写が見られる。
PC-9801版を除けば、惑星戦のアクションゲームパートと星系開発及び艦隊戦のウォーシミュレーションパートを内包しており、メーカーは「アクティブ・シミュレーション・ウォー」というジャンル名を自称していた。なお、PC-9801版はシミュレーションパートのみ、FC版ではシミュレーションパートが簡略化され、開発は行えず、艦隊戦と惑星戦のみとなっていた。
パスワードにより他機種から援軍を送り込むことができ、艦隊戦での艦隊増強・惑星戦での2人同時プレイを行うことができた。
BGM作曲は浅倉大介、丸山恵市、冨田茂。
2003年12月11日にボーステックより全機種版をひとつにまとめた『ディーヴァ・クロニクル』が発売された。また、2005年12月23日にはAmusement Center プロジェクトEGG・PLUSから『ディーヴァ全シナリオセット』も発売された。
[編集] 全タイトル一覧
※特記の無い限りメディアはフロッピーディスク、発売はT&E SOFT。
- STORY1 ヴリトラの炎/FLAMES OF VLITRA
- PC-8801mkIISR用。司政官・ルシャナ=パティーが主人公。
- STORY2 ドゥルガーの記憶/MEMORY IN DURGA
- FM77AV用。貴族・ア=ミターバが主人公。
- STORY3 ニルヴァーナの試練/TRIAL OF NIRVANA
- X1用。艦隊司令・アモーガ=シッディーが主人公。
- STORY4 アスラの血流/ASURA'S BLOODFUED
- MSX用、メディアはROMカートリッジ。パイロット・ラトナ=サンバが主人公。ちなみに、パスワードで「LAYDOCK」(レイドック)と入れると、同社の「レイドック・ミッションストライカー」のOPが、ほんの少し流れる。
- STORY5 ソーマの杯/THE CUP OF SOMA
- MSX2用。科学者・アクショー=ビアが主人公。後にMSX・FAN1993年12-1月号にスーパー付録ディスクとして収録された。
- STORY6 ナーサティアの玉座/IMPERIAL OF NIRSARTIA
- ファミリーコンピュータ用、ROMカートリッジで東芝EMIから発売。宇宙海賊・マータリ=シュバンが主人公。
- STORY7 カリ・ユガの光輝/LIGHT OF KARI YUGA
- PC-9801VM/UV用。記憶喪失者・クリシュナ=シャークが主人公。80286では正常動作しなかった。FM音源対応だが、オープニングと各シナリオのエンディングでしか音楽は流れなかった。
当初の広告ではSTORY7の機種名が伏せられていた。
[編集] ゲーム進行
[編集] 開発
1月につき5回コマンドを実行できる。領有する惑星への投資や税率変更、艦隊の建造・編成・強化・移動を行うことができる。惑星のパラメータが上昇すれば月毎の収入が増え、防衛力が上昇すれば敵による惑星戦を阻止することができる。
敵の領有惑星・同盟惑星及び中立惑星に艦隊を移動させ、同一惑星上に敵艦隊が居なければ、惑星戦を行うことができる。同一惑星上に自艦隊と敵艦隊が同時に位置すると、艦隊戦を行うことができる。
自軍の艦隊が自軍の植民地と隣接していない敵軍または中立惑星にいるとその艦隊のモラルが減少する。モラルが減少すると艦隊戦で命中率が悪くなるなど何かと不利になる。
惑星の反乱・同盟締結・同盟破棄、資源採掘による臨時収入や支出などのイベントがランダムに発生する。
なお、FC版では開発フェイズがなく、代わりに星間移動モードになった。赤で表示されている惑星に止まると惑星戦が発生し、敵艦隊に攻撃されている自軍の惑星に止まると艦隊戦が発生する。
[編集] 惑星戦
『ドライビング・アーマー』と呼ばれる人型兵器を操縦して惑星の制圧を目指す。機種によって仕様が異なり、STORY7ではカットされている。自機のフォルムも機種によって多少異なる。MSX版では一色統一のボディ、MSX2版は緑のボディにランチャーを構え、肩部のみ色が異なり、FC版では頭部のデザインが従来と異なる。
戦闘を仕掛ける艦隊の戦力に応じて自機の耐久力が決まり、艦隊の兵器レベルに応じて選択できる補助装備が増える。また兵器レベルが高いと、途中で補給を受けるエリアと援護射撃を受けるエリアを設定することができる。
惑星内は4つのエリアに分割されており、各エリアの敵を全滅させると「OUT」と表示される。左右端の有無は機種によって異なり、無い場合は環状にループする。75%以上の敵を破壊するとその惑星が自軍の植民地になり、収入が得られる。
戦闘終了時の自機の耐久力に応じて、参戦した艦隊の艦数が減少する。耐久力が0になると自機が破壊され、艦隊が消滅する(FC版では艦の数が半減する)。自機が破壊されるか、制限時間を超過するか、惑星内の敵を100%殲滅することで戦闘終了となる。
FC版は強制スクロールで自機の向きが固定されており、補助装備がなく、敵弾をショットで相殺可能で、敵の破壊率に関係なく、最後のボス格の敵を撃破するだけで惑星を攻略した事となる。
[編集] 艦隊戦
STORY6までは全て共通しており、艦を配置後、敵艦隊と撃ち合い、敵か味方いずれかが全滅するか撤退するまで繰り返される。撤退のタイミングは3ターン毎に得られ、敵が撤退する場合もある。艦隊戦に勝利すると参戦した艦隊のモラルが上がり、撤退するとモラルが下がる。
艦が全滅した場合、その艦隊は登録抹消となる。敵艦隊を全滅させると情報が得られる場合もある。
[編集] 艦船
各艦はミサイルまたはOM砲と呼ばれるレーザー砲を武器として使用する。ミサイルは攻撃力が一定で、命中率は近い程高くなる。OM砲は命中率が一定で、攻撃力は近い程高くなる。また、ミサイルは射線上に小惑星帯があると小惑星帯を攻撃するが、OM砲は小惑星帯を突き抜ける。
- ミサイル艦
- ミサイルを1ターンに1回発射する。1艦隊につき12隻まで編成可。
- OM艦
- OM砲を1ターンに1回発射する。1艦隊につき12隻まで編成可。
- 巡洋艦
- ミサイルとOM砲を1ターンに1回ずつ発射する。耐久力はミサイル艦・OM艦より高く、建造費用と建造期間がややかかる。1艦隊につき8隻まで編成可。
- 戦艦
- ミサイルとOM砲を1ターンに3回ずつ発射する。耐久力は艦船中最大で、建造費用と建造期間も最高。1艦隊につき4隻まで編成可。
[編集] 関連商品
- ディーヴァ・ファンブック
- 発売はアスキー系列のMIAで、企画・編集はマイクロデザイン出版局。当時のスタッフ証言による開発秘話、物語の発端から結末までを描いたオリジナルノベル(挿絵:おおやま黎)、設定資料や各機種別ゲーム内データ(当時未発売のPC98版を除く)や、開発者自身が語った「裏技」・「攻略法」が収録されている。カバーイラストは出渕裕による。
- ゲームコミックス「DAIVA」
- 東京書籍からの発売。当時流行していたゲームブックの体裁を取っているが選択肢が設定されている箇所は少なく、また各巻によって選択肢の数もまちまちだった。コミック担当者は巻によって異なり、ストーリーや設定も作画担当者によって細かなアレンジがされている(例としては、STORY3に登場する「ニルヴァーナ」が女性に設定されている等)。
- ゲームブック「ディーヴァ・女戦士ミリスの挑戦」
- 勁文社からの発売。「STORY6 ナーサティアの玉座」の主人公であるマータリ=シュバンの部下である女性、ミリス=シャイナを主人公としたゲームブック。マータリ=シュバンも登場する。
- アレンジ・サウンドトラック・DAIVA
- 東芝EMIからの発売。浅倉大介ら3人が作曲したBGMをシンセサイザーアレンジし収録したLP・CD。アレンジ、シンセサイザープログラミングは全曲浅倉が一人で手がけている。使用音源機材には、浅倉が開発に関わり当時大ヒットしたシンセサイザーキーボード・ヤマハDX7/DX7II(FD)がメインとして使用されている。LP・CDは絶版だが、iTunes Storeのダウンロード販売で購入が可能。
- わんぱっくコミック「ディーヴァ」
- 徳間書店からの発売。雑誌「わんぱっくコミック」で連載された漫画の単行本化。作画はたまだとしみつ。連載当時STORY7は未発売で、対応機種すらまだ公表されていなかったこともあり、ネタバレ防止の配慮から、最終話でクリシュナ=シャークがストーリーの真相を語る部分では台詞のほとんどが空白になっている。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月21日 (土) 15:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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