DTS-HDマスターオーディオ
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DTS-HDマスターオーディオ (DTS-HD Master Audio) はDTSが開発した可逆圧縮オーディオコーデック。以前は「DTS++」と称していた[1]。
[編集] 概要
DTSの拡張規格であり、マスターオーディオに対応していない機器でマスターオーディオのコンテンツを再生すると、非可逆圧縮のコアトラックの再生に低下する。
DTS-HDマスターオーディオは、Blu-ray DiscとHD DVDの両方でオプションの音声フォーマットとなっている。DTS-HDマスターオーディオの目標は、映画スタジオにおけるマスターサウンドトラックをビット単位で忠実に再現することだった。そのため、Blu-ray Discでは最大24.5Mbit/s、HD DVDでは最大18.0Mbit/s までの可変ビットレートをサポートしている。2チャンネルのステレオモードでは、サンプリング周波数は最大192kHzで、サンプルのビット深度は24ビットである。また、最大8チャンネルの多チャンネルモードでは、最大96kHz/24ビットとなる。
DTS-HDのホワイトペーパーによると[2]、DTS-HDマスターオーディオには2つのデータストリームがあり、1つはオリジナルのDTSコアストリーム、もう1つは追加の残余ストリームである。後者には、オリジナルの信号と非可逆圧縮したDTSコアストリームとの差分が含まれている。信号はエンコーダの入力部で2つのパスに分割される。一方は後方互換性の確保のためにコアエンコーダに送られてデコードされる。
もう一方のパスでは、デコードされたコア信号とオリジナルのオーディオ信号を比較し、残余を生成する。残余(residual)はオリジナルの音声をビット単位に忠実に再現するのに必要となる情報である。その後、残余データを可逆エンコーダでエンコードし、コアと纏める。デコード処理はこれを逆にしたものである。なお、DTS-HDの非可逆符号化手法は常に可変ビットレートである。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ Thomson, Kristin (2004-11-01). "DTD Unveils DTS-HD Brand For High Definition Media Formats". 2009-05-06 閲覧。
- ^ "DTS-HD Audio: Consumer White Paper for Blu-ray Disc and HD DVD Applications" (2006年11月). 2009-05-06 閲覧。
最終更新 2009年9月15日 (火) 11:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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