EUT

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EUT(イーユーティー)とは、情報システム開発の手法の方法論のひとつである。正式名称は、Enduser Upsizing Technology(エンドユーザー・アップサイジング・テクノロジー)である。

[編集] 概要

システム開発の専門業者を使わずに、社内のシステムエンジニアといったエンドユーザーが、自分自身で開発を手がけたシステムを、本格的なクライアントサーバ型システムに、ステップアップさせる方法のことである。2007年にインフォースによって提唱され、マイクロソフトからも、次世代開発の有効な方法論として支持をうけている。[要出典]

[編集] 従来システムからの経緯

従来のシステム開発には、以下の方法があった。

  1. システム開発の専門ベンダーが顧客とのやり取りで、要件定義をしてから作る方法。
  2. オブジェクト指向の流れから、パッケージやコンポーネントごとに作られたものを組み合わせて、システムを構築する方法。

しかし、1.では、ベンダーの顧客業務の理解度や、認識のギャップなどのコミュニケーションに絡む問題が非常に多く、トラブルを抱えるケースもあり、一般的に出来上がったシステムの顧客満足は低いといわれていた。また2.では、各社の業務に即した形になりにくく、必要な機能が足りなくなり、不必要な機能が多いという、フィットしたシステムにならないことが問題であった。

そこで、この2つの問題を解決する方法として考えられたのが、エンドユーザーの作ったシステムを利用し、段階的にアップサイジングしていくという方法論であり、それが「EUT」として提唱された。

実際にその業務に携わって、業務内容に精通している社内の技術担当者が、ある程度まで自社のシステムを作りこみ、機能面での満足度を高めた後、いくつかの運用面の問題(同時アクセスによるエラー、パフォーマンスによるスピード低下、セキュリティが確保できないため情報漏洩バックアップ機能がないなど)が生じる。それをカバーするクライアント/サーバ型システムに、インタフェースを変えることなく変換するこの手法が、もっとも顧客満足度の高いシステムができると考えられている。

現在これを行うためには、専門的な知識を要するベンダーの存在が欠かせない。しかし近年、それを自動化するツールなども開発されており、近い将来、エンドユーザー自身がベンダーを介することなく、システム開発を行い、中小企業の情報化が本格的に進むであろうと考えられており、注目を集めている。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月15日 (火) 13:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【EUT】変更履歴

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