Gタンパク質共役受容体
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Gタンパク質共役受容体(ジータンパクしつきょうやくじゅようたい、英 G protein-coupled receptor; GPCR)は受容体の一種。Gタンパク質結合受容体(—けつごう—)、あるいは細胞膜を7回貫通する特徴的な構造から7回膜貫通型受容体(7かいまくかんつうがた—, seven transmembrane receptor; 7TM)と呼ばれることもある。細胞外の神経伝達物質やホルモンを受容してそのシグナルを細胞内に伝えるが、その際Gタンパク質(large G protein)と呼ばれる三量体タンパクを介してシグナル伝達が行われる。全タンパク質中最大のスーパーファミリーを形成している。
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[編集] 構成
G蛋白質はα(約40 kDa)、β(約35 kDa)、γ(約7~8 kDa)の3つのサブユニットから構成されている。生理的環境においては、β及びγは互いに固く結合しており、Gβγ複合体と呼ばれる。一方、GαにはGTP/GDP結合部位が存在しており、ここにGDPが結合しているとき、G蛋白質は不活性型として三量体構造Gαβγを取って、Gタンパク質共役受容体と結合している。
[編集] 種類
- ムスカリン性アセチルコリン受容体:神経伝達物質アセチルコリンの受容体の一種で、キノコ由来の毒物ムスカリンを結合する特徴がある。
- アデノシン受容体:神経伝達物質アデノシンの受容体。カフェインも結合する。
- アドレナリン受容体:アドレナリンやその他の構造が類似したホルモン、薬物を結合する。
- GABA受容体(B型)
- アンギオテンシン受容体:アンギオテンシンの受容体
- カンナビノイド受容体:大麻成分およびアナンダミド等の内在性リガンドを結合する。
- コレシストキニン受容体:コレシストキニンの受容体
- ドーパミン受容体:ドーパミンの受容体
- グルカゴン受容体:グルカゴンの受容体
- ヒスタミン受容体:ヒスタミンの受容体
- 嗅覚受容体:嗅覚細胞にある、におい物質の受容体。(2004年度ノーベル生理学・医学賞対象)
- オピオイド受容体:アヘン成分および内在性ペプチド性リガンド(エンケファリン、エンドルフィン等)を結合する。
- ロドプシン:網膜にある光受容体。
- セクレチン受容体:セクレチンの受容体
- セロトニン受容体:セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミンまたは5-HT)の受容体(3型を除く)
- ソマトスタチン受容体:ソマトスタチンの受容体
- ガストリン受容体:ガストリンの受容体
- P2Y受容体:ATPなどプリンヌクレオチドの受容体
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- (百科事典)「G protein-coupled receptor」 - スカラーペディアにある「Gタンパク質共役受容体」についての項目。(英語)
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最終更新 2009年10月16日 (金) 22:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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