HD 149026 b

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HD 149026 b
軌道要素
軌道長半径 (a) 0.043 AU
離心率 (e) 0
公転周期 (P) 2.8758882
± 0.0000061
軌道傾斜角 (i) 85.3°
近日点引数 (ω)  ?°
近日点通過時刻 (τ) 2,453,530.751 JD
物理的性質
質量 木星の 0.36 ± 0.03 倍
半径 木星の 0.725 ± 0.03 倍
密度 1252 kg/
表面温度 2300 ± 200 K
発見
発見日 2005年6月1日
発見方法 視線速度法
発見者 佐藤文衛
D. フィッシャー
G. ヘンリー ら

HD 149026 b は、ヘルクレス座に存在する恒星 HD 149026 [1] の周りを公転する太陽系外惑星である。地球の67倍という大質量の中心核を持った高温の巨大ガス惑星ホットジュピター)だと考えられている。

[編集] 概要

HD 149026 b は、2005年に、すばる望遠鏡ケック望遠鏡視線速度法を用いた観測により見出された。さらにフェアボーン天文台が HD 149026 の手前を惑星が通過することによる周期的な減光を捉え(食検出法)、存在が確定的となった。

HD 149026 b は、主星から0.043天文単位(地球と太陽の距離の0.043倍)離れた円軌道を2.88日周期で公転している。質量半径は、それぞれ、木星質量の0.36倍、0.725倍で、土星と比べると質量は20パーセントほど大きいが、体積はむしろ小さく、大きさの割にはかなり高密度という特徴がある。この結果をモデルに当てはめる事で、HD 149026 b は地球の67倍の質量の中心核を持つ高温の巨大ガス惑星であることが推測された。

2008年現在一般的である惑星系の形成理論(コア集積モデル)では、原始惑星が成長し質量が地球の10倍を超えると、その原始惑星は加速度的なガスの流入により巨大ガス惑星化すると考えられている。また、一度ガス惑星になってしまえば微惑星が惑星に取り込まれても中心核まで達することなく大気に溶け込んでしまう可能性が高いとされる。そのため、この理論では HD 149026 b のような、地球質量の数十倍の中心核を持つガス惑星の存在を説明することは難しい。

[編集] 脚注

  1. ^ 太陽系からヘルクレス座の方向に257光年離れた位置に存在するスペクトル型 G0IV の準巨星で、太陽の1.3倍の質量と2.7倍の光度を持つ。

[編集] 参考文献

最終更新 2009年10月29日 (木) 11:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【HD 149026 b】変更履歴

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